【ホンダ君と勝負〜♪(うそです)】
知らないうちに、夜営業中止になってたなんて・・・・。 これは、東京にいれば逆に訪問ハードルが上がるやないかい!今のうちに、ハードルは潰しかないと思い訪問決意です。 家庭の事情があって奇跡的に時間ができて、開店前のシャッター覚悟!と訪問すれば、すでに10人以上の行列あり(泣)。 一巡目すら逃してしまい、待つこと30分で入店です。するとあの時代の寵児ホンダ君の目の前の席に案内されました。 いやいや・・・動きに無駄がないね〜。てぼを扱う手が、前方向/下方向と交互にリズミカルです。こんなに若い人が才能発揮してはるんや・・・・。「参った!」と山岸さんのサインがまるでそれを物語るよう・・・。
【意外に親しみやすい・・・ツルもちスペックな麺】
カネジン製との事前情報あったんですが、店員さんが「心の味食品」の麺箱を運んでおられたのが気にかかる・・・。ま、ええわ・・・。麺は、関西人のアタクシにとっても、割と親しみやすい、中太ストレート麺。健康的なほホワイト小麦が瑞々しく香り、喉越しがピッチリ冷たくてつるりと喉越しが良いです。中加水らしいクッチリ感ある噛みごたえで、麺に十分な潰し込みを感じながらも、噛んだ余韻にどこかしらとモッチリしていたような気分になる・・・。関西で良く食べる「つるつるモッチリ麺」と、関東のワシワシ麺の、ほぼ中間にあたる感じかな・・・。余裕すらと感じる「普通さ」がいいですね。
【関東で「こってり」と言われるとエキストリーム系を想像してしまうが・・・】
今や、無鉄砲や、無極が関西から東京に逆進出する時代。関東の「こってり味」とはいって、ドロドロのエキストリーム系だとは限らないですよね。こちらのつけダレは、「ゆず」と「魚介」を食券手渡し時に口頭で伝える形式ですが、「魚介」を選んだアタクシは、とみ田風なつけダレをどこかしら連想してしまう・・・。しかしながら配膳されたそれは、魚粉をきつく感じることない健康的な色合い。そして、ラーメンより少しきつめな「とろみ」感。ドロドロ系では決してありません。中にブロックチャーシューなどが沈んでおりまして、それらと一緒に食するとこれは中々・・・。
全体的には、魚介を感じるなかで、塩加減のハッキリしたところを感じ取れるスープです。水菜と玉ねぎ?の微塵みたいなものの味わいが風味を醸し出してくれて、濃厚のボディーながらもサラリと食わせる上品さも併せ持っていますね。
【特製にしとくんやった・・・・】
レアなチャーシューがステキ!燦燦斗、一燈に代表あれる、ピンクでレアな色合いが旨い!これなら特製にしておくのだったと、激しく後悔です。また、麺中盛りが+50円で100gです。デフォ250gですから、350gというアタクシの昼ごはんとしては少しハードなのですが、思いのほかぺロリと食えたところが、ひっかかりがないということか・・・・。
なお、スープ割は器をカウンター上部に返すスタイルですが、スープと薬味として水菜?を加えてくれて、これまた薄すぎずええ感じで最後の余韻を楽しむことができました・・・。
総じまして、こちらのご店主ホンダ君は、とても才能溢れると感じ入る。なぜかというと、他の客のオーダーを興味深く聞いていると、結構、ラーメンやつけ麺で、バラバラであり、しかもラーメンでも、定番やら塩やら、豚骨魚介などバラバラ・・・。それぞれがどれ食っても旨いということでしょう・・。仕事も丁寧さが伝わりますし、これは、今訪問しておいて良かったわと改めて思いました。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 こちらが訪問できなくても、東京駅ラーメンストリート店のほうには、通いやすく、これまた食いたいと思います。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 北区東十条1-22-6
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- (写真提供:AGStone)