ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン500】 総大醤 (大阪・天神橋筋六丁目) こいくち醤油ラーメン+替え玉

【一年ぶりにおじゃましますぅ〜!】

 久しぶりに訪れましたこの有名店。梅田キングの個人的な影響から、「久しぶりにこっちも食べてみたいやん!」という衝動を覚えましての訪問。それにしても、アタクシがレビューを本格的に始める少し前あたりには、会社の同僚とここに何回通ったかを競った記憶あり・・・(といってもしょぼい回数)。本当にお世話になりましたんですよ。その後、塩元帥ばかりに行くことになりました。訪問時、ぎりぎり一席空いているところに滑り込みセーフ。人気ぶりは相変わらずのようですね。今回は、正統派で攻めようと思っていましたが、前日の濃厚な一杯の感動を引きずっておりまして、このメニュー、「こいくち醤油」。





【別に「濃口醤油」を使っているわけではない!凝縮の意味ですね!!】

 メニューの但し書きを読むと定番の「黒大醤」をより濃くしたような味わいとのこと。醤油ダレも濃いし、カツヲも濃いという寸法です。さて、配膳された一杯ですが、これも存在感ある麺顔です。スープの上澄みがキラキラ油でガラスコーティング状態です。そのコーティング越しに見えるスープは、文字通り「こいくち」な色合い。それに、節系の粒子が所々見え隠れしており、アミノ系の旨みがいかにも濃そうです。

 これもいつもながら、スープからすすると・・・・「魚介系」ではなく「節系」独特の軽やかな甘みが香ります。しかし全体をそれが支配するということはなく、しっかり醤油に「まろみ」も感じ取れます。また本当に遠ぉぉぉーくに、ゆずの風味を感じますし、これが上品さを漂わせます。さらに「揚げたまねぎ」が憎い!この自然な甘みと香ばしさが、醤油にこんなに合うとは今更ながら関心しますわ・・・・・。尚、醤油酸味は隠されている程度に存在し、あるかないかの寸止め海峡。

 全体的なイメージを例えるなら、梅田キングがアメリカザリガニなら、こちらは、日本原産の「ざりがに」(分かりにくいですね・・・・ほかに思いついたら差し替えます)。






【麺の印象をすっかり忘れていた・・・、これやるやん!!】

 正直、これはやるな!と思ったので、半分程度食べ進んだところで次の替え玉をオーダーしてしまいましたよ・・・。平打ち形状ですが、意外と細めん。そしてストレートで中加水です。表面も健康的なザラツキありまして、濃い醤油ダレを美しく纏います。噛心地は、芯を感じないアルデンテ越えながら、クッチシとしたコシを十二分に感じますし、これ好き!と言って疑いません。替え玉のときのほうが、固さを感じるため、よりそれが鮮明になったかな。替え玉を入れても薄まらないスープもさすがです。



【チャーシューの差】

 不毛な比較だと承知で、個人的な感想だと、梅田キングに軍配があがる。しかしどちらもハイレベル。旨いしやわらかいし文句ないんだけど、スープの印象が強すぎるため。あと、これ以外に具の主役がないのが寂しいかも。例えばネギはもう少しあっても個人的にはよさそうかと・・・。




 総じまして、一年前から、いろいろな良い一杯を食べてきて、それでもう一回里帰り的に食べに来ても「旨い」といわせるのはさすがだと思います。少しまえだと分からなかった感動をまた体感できて感謝です。それにしても、塩も結構注文でているな・・・。まさに、大阪を支えてきた醤油ラーメンの貫禄です。これはまた食いにきますよ・・・。とういうことで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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