【今週のラーメン４９２】杯杯天山閣（大阪・上本町）サンラータン麺・ぴり辛黒酢味

【場違いな高級感に驚くね！】

　久々に大阪・上本町です！こどもの模擬試験付き添いで来て以来かな・・・。先輩のここの旨いという話に強く引かれて、意を決して突撃です。なんせ、れんげラーメンとか、はいはい横丁のあるビルでしょ・・・気楽に気楽に〜♪と考えて訪問したら・・・・ここだけポッカリと高級なのね（びっくり）。しかもディナータイムの真っ只中に、『場違いなラーメン馬鹿』丸出しで訪問ですんで、お一人様ですか？というフロアマスターの問いかけも自信なさげ・・・。初めて、ラーメン探索の支払いでクレジットカードを切りましたよ（笑）。ま、麺だけというのも格好悪く、プレミアムモルツの中ジョッキも頂きましたし、よかったよかった・・・・。

【今までで一番キラキラ光り輝くスープでんねん！】

　この麺顔は、写真で見るより実物がすばらしいです。清油とマッドオレンジ色したラー油の透明感がすばらしい！これは、中華ではなく「中国料理」の域だなとすごく感じる仕上がりです。魅せる麺料理なり〜。それにとろみが最高！片栗系つかってもスープが濁ることないのね・・・。

　味わいは、酸味は柔らか、黒酢も酸味コクの隠し味程度で、そう酸っぱく感じることのない「大人な酸味」がステキ！それに、ラー油もシャープでひりひりくることは一切ありません。スパッと切れ味よい辛味ですが、すーっと後口よろしいです。意外と塩味とコショウの感じが前に出てくる味わいとその輪郭。だれにでも分かり易い味付けというのも、一般向けには大切なことらしい・・・。とろみのあるスープは、お腹の持ちがよいため「食った！食った！」という満足感もひとしおですね！

【麺は、よく中国料理店ででてくるタイプ〜つまり、ヤワ麺】

　やわ麺なんだけど、不満はない。海外で食べるともっと柔らかい気がしますな・・・。この中〜多加水麺の細系のストレート麺は、とろみあるスープとの相性が絶妙だし、ずぼずぼとスープと麺の吸い上げ一体感がたまりませんもん！とても熱々で、クチュリとした食べ心地。よいのではないでしょうか？

【具が最高に考えているとおもいませんか？】

　個性豊かなスープには、淡白な具財が合いますよね。大きなシメジと、木綿豆腐です。どちらも同じ程度の大きさに切られて、淡白ながら歯ごたえのアクセントがまるで逆で、これは歯ごたえも楽しいというもの。スープの味もストレートに味わえる具なので、最高ですね。細かく切られた豚肉や、細く切られたネギも丁寧な仕事ぶりがうかがえますし・・。麺をとろみあるスープといただくときに合うようにサイズをあわせてあるところがにくいじゃありませんか！

　ただ・・・・少し悩むのが・・・・「卵といたやつ・・・・入ってないやんけ（泣）」。話しで聞いていた・・・、ふわふわっとした卵がない！それが今回は無かったような・・・。それ、昼だけサービスなんでしょうかね？残念（泣）。

　総じまして、やっと課題の「サンラータン麺」食ったぞという達成感ある一杯。これは、ラーメンというよりは「中華麺」という感じですが、いやいや・・・・やはり、ラー目のルーツも食っとくべきだなと関心する一杯。やはり別の旨さか何かがありますよ。中国料理の麺料理は・・・。時々食べないといかんな。そういえば、東京の先輩は、横浜中華街でも最近食べてたようだし、みんなやるなぁ・・・・。と諸先輩方に敬意を表して、合掌！今日も本当にごちそうさまでした。とき卵の件が不明なのと、くやしいので、マイナス３点くらい反映しておきますねー。