ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン486】 もっこす 板宿店 (神戸・山陽電鉄 板宿) ちょい辛麺

もっこす探索隊〜変わりメニューを探すシリーズ〜
【本社意向よりも顧客重視な偉い店】
 
 グループ本社から材料値上がりのため価格アップの指示があったようですが、この店は、価格据え置きだそうです。偉い!!500円のセットメニューも豊富ですし、どこかの大手バーガーショップよりはリーズナブルです。こちらは、滝川高校の近くにあり、以前ある資格試験会場が滝川高校だったときに利用させてもらって以来の訪問。ですが、今回は昼時訪問にて先客ゼロという寂しさが信じられません。ぜひとも応援したくなってしまいます・・。

 さてこちらは、オリジナル麺として「野菜麺」と「ちょい辛麺」の二種類あります。どちらか迷ったのですが、「ちょい辛麺」のほうだけには、サブタイトルがありまして、「坦坦麺風」とのこと。「風」ってのが日本人特有の奥ゆかしさを感じますし、こちらをチョイスです。




もっこす最強の・・・とろみ・・・に衝撃】

 最近とろみ系に弱いなと思うのですが、これも衝撃的なとろみ。おおよそ坦坦麺では感じられない。そういうところが「風」・・というところやね。鶏白湯のような濃厚さ。しかし、もっこすならではというか「もっこすエキス」なるもの(醤油系?)も確かに感じます。「ちょい辛」は、ゆるくコチジャンを投入したような感じをうけましたが、びりびりくることもないのでご安心ください。醤系の甘みもプラスされておりますので、辛いの苦手な方でもOKです。甘みのエキスとしては、ふりかけられた白ゴマも効いています。ふくよかな甘みもあり、「ちょい辛」を上手くヘルプしているようです。



【具にも工夫あり・・・見かけないキャスト】

 これは影に隠れてすごいです。細もやしは見て取れますが、これに加えて、辛味付けのひき肉、細切りタケノコが結構入っています。なので、「歯ごたえの多重奏」みたいで楽しいし、とろみスープと相まって・・・ネギともからんでプチ「チンジャオロースー」みたいな錯角さえ感じる単細胞なアタクシです・・。加えて、チャーシューも入っていますし、ネギの多さも健在。具と麺を食べ終わったところで、スープが1/3ほどまでに減っていました。

 芝麻醤を一切つかわない。それを白ゴマふりかけとごま油で代用処理している。辛さをラー油ではなく、コチジャン系なもので仕上げている。それでいて、もっこすのいいところを損なうことなく、いい感じで「坦坦麺風」にアレンジした、大将の遊び心と好奇心に拍手を送りたいですね。

 また、コッテリなスープに、もっこすの「いい茹で上げ細めん」がとても合うのがとても意外。この感覚は、味噌らーめんの「さつき」にも通じるところが少しあるかなと連想しております。




 総じまして、まだまだ・・・ぶっ飛んだ変わり「もっこす」があるもんで、楽しい気分です。この楽しさは、神戸在住のラー好きなら知っている「もっこす」ラーメンの定番中華そばをそこそこ食ってきた人なら、わかってくれるかな・・。何はともあれ、オモロイ麺に出会えて感謝。そして合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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もっこす 板宿店

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