ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン467】 にんにくらーめん天洋 十三店 (大阪・十三) 京都九条ねぎラーメン

【にんにく・・・なんて・・・気・に・し・な・い・わー♪】

 分かる人だけに伝わればそれでいい・・。いやー、昨夜思いっきりニンニクのスープ投入で楽しませもらったため、またどこかで試そう・・・と思いきや、その名もずばりの店がありますやん。たしか・・・さる御方が、酸っぱい系を求めて東奔西走していたと記憶も新しいその店「にんにくらーめん天洋グループ」。アタクシは十三店を攻めさせていただきます。それにしましても、「よかにせ」さんの前を横切るのはちょいと後ろ髪を惹かれますな・・・。ちょいと覗くと大学生・・・それも1〜2年らしき初々しい面々で満員!そんなら諦めがつくし、にんにくラーメンに没頭できます!


【どちらかというと塩豚骨と分類したくなるそのスープ】

 入店すると先客1名で、なんか淋しげ。それでも大食漢らしくラーメン大盛りとご飯も大盛りを食しておられた・・・・(あとで確認したら、大盛りって倍の2玉やんけ)。そいでもって、定番のラーメンで行こうとおもったけど、九条ねぎラーメンが800円を切っていたので、思わず心移りしてしまいました。

 配膳の瞬間・・・スープカラーが白く透明がかっている豚骨系・・・。神戸の「山神山人」さんをどことなく連想させます。にんにくラーメンってもっとコッテリかとおもったら意外・・・。それに白ゴマも散りばめられてて、尖った辛さにならない配慮が見え隠れです。で、スープをそそりますと、豚骨もさることながら、塩分のしっかりした味付けが感じられ、その上に生ニンニクの辛さ風味と刺激を利かせた輪郭・・・・。なんとなく、大阪なりの豚骨なのだが、個人的には「塩豚骨」と分類させていただきました。ネギのトッピングの影響かもしれませんが、あしからずです。

 きっちりと豚骨由来の個性を持ち合わせる。それでいてサラリと飲ませる透明感を持ち合わせ、塩とニンニクできっちりと味の輪郭を固めている・・・。そんな感じのスープです。



【よく言えば、安心させる麺。逆に言えば埋没する個性。】

 少し膨れた細角麺です。ストレートをややよじらせたような・・ゆるいウェーブを持ち合わせています。中加水らしい「チュルリ」としてそうな風合い。それに見て取れるスベリのよさです。芯の無い茹で加減ながら、歯ごたえは均一な反発感。かみ締め最後は、「クチュリ」と感じさせる・・・。正直、ヤワ目な麺。それでいて悪くない。どこにでもあるように見えるのですが、それゆえ、常連の店で飲むような安心感さえたたえる麺ですね。



【具を褒めておきたい・・・できる限りでようやっとるわい(偉そうですみません)】

 九条ねぎは、言うに及ばず。旨いがな・・・・。苦味もないし柔らかいし、ネギ好きにとってもそう文句は無いです。やや細もやしっぽいのももいい!細もやしは、なんでか関西を感じるんですわ・・・。それにチャーシューが、いい感じで主張しているのが嬉しいです。この店を訪れるときに阪急十三駅西口を抜けると、「坦坦」さんの豚骨臭を浴びる・・・。まさにその豚の味の凝縮みたいな「かけら」をこのチャーシューをかみ締めると味わえます。それにブロック肉状だから、プチJ系なニュアンスもないわけではないような・・・。



 総じまして、にんにくらーめんという店名よりは、食べるときは案外マイルドです。しかし、食べたあとは少し香るらしく、牛乳かガムがいりますね。そうガツンとくるわけではありませんが、それだけに、並ばずに食えるならここで食いたいと思わせる個性は持ち合わせていますよ・・。支店ごとに、専門メニューがあるのも、そんなら全部回ってみたいという気になるし、上手だな・・・。ともあれ満足でした。というわけで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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天洋 十三店

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