もう一度忘れない・・・「マグロ漁船」の話

とあることから何やってんだ！と激しく葛藤するのです。詳細は言えないけど。そんな自分に喝を入れるのも込めて、一年前に読んだ本を引っ張り出すのです。それが、こちらの本。

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

マグロ漁船とは遠洋漁業船のこと。マグロは大海原を自由に泳いでいるわけだから、確実に捕れる場所はない。日本の寂れた漁港から船出まえに、世界各地の人的ネットワークを使って情報収集したり、世界の天気予報を考慮したりと・・・・極めて緻密な戦略性を求められるのだそう・・・。一日船を走らせるだけで５０万円以上の諸経費。大体１週間やそこら片道かかるのだから、当然といえば当然。

それでも、漁というのは、捕れないのが当たり前な世界なのだそう。考え抜いた漁場の決定が外れるのが当たり前と考えて行動をするのです。そこに張り付くか、またどこか別の漁場に移動するとかね・・・。

不漁に終わってクヨクヨしてたら体がもたない。逆に漁が当って大漁でも浮かれたりしない。なぜなら、不漁のときに落ち込むというか、漁が当るのが当たり前と勘違いするといけないから。やるべきことを、ただ淡々と行う。それぞれが徹底された分業作業で、プロフェッショナル。海の上で起こったトラブルは、出来る出来ない担当違い関係なく、みんなで助け合い対処する。などなど・・・・・ビジネスマンが生きる上での知恵がたくさんつまっている！

これお勧めな本でして、何度も読み返しています。

マグロ船仕事術―日本一のマグロ船から学んだ！マネジメントとリーダーーシップの極意