実は先週もブレストがあったのですが、業務の都合で参加できませんでした。そこでは少し進展があったもよう。そろそろビジネスとして提案できるまでに、アイデアを具体化させる動きをしようとなった模様です。そこで、今回はその分科会を覗いて見ることとしました。
1)メンバーのレベルが平均して高いと話がぽんぽん回転するな
この分科会は、全員SEだったため、こんなのあったらいいな・・・という意見だけにとどまらず、技術的にそれをどう実現するかという意識が常に働いていて、意識の共有化と問題点の指摘の回転スパンが、これまで以上に早かったかなと思いました。それに技術者としてのセンスも平均して高いかなと・・・。なるほど・・・・生活者意見だけじゃなく、技術のセンスもないとこれからの新しいビジネスモデル開拓には、立ち行かないなと・・・・大いに自省。
2)新しい技術には貪欲にふれる
こういう面白い記事があったよ・・・というのは流石にみんなスクラップ管理しているね。そういう中で、ある業界の新しい基準にそった製品があり、いかがなものか・・・と半信半疑で僕は手をださなかったが、ポンと惜しげもなく買ってつかって見たりしている・・・・。自分が愉しみながら投資しているのが印象的なメンバーだったな・・・。
業界でアライアンスを組んで業界標準規格をつくる・・・それに沿った製品は魅力的だが、も実際に買っていろいろつかって見ると、いろいろ不都合、細かい連携不足がある。これって整理できたら、ビジネスチャンスになる?とか・・・頭が働くわけです。すごいな。
3)イメージの表出化が上手いと話が弾む
ある技術に、別の技術を持ち込むと革新的になるのを肌で感じ取れるんだろうな・・・。生き生きしているのが分かり、これは単なるアンテナが高いというのとは違うな。面白いテクノロジーには食いつきがよく、トポロジー、NW図、マインドマップ化がとても上手!
4)同じテーマでビジネスマップを描くチームがあってもいいな
つまり、著作権等の知的財産に詳しいとか、業界の各社動向とか、強み弱みなどのマーケティングとか・・・・。人脈を使ってどう広げるかだけでもいい。ある程度技術屋がクールなモデルを見つけてくると、それを上手く売ること、宣伝することが出来るやつに考えさせたいな。
概して、先週参加できなかったのが悔やまれるが、今回思ったことは、ブレストのある段階から個別テーマに的を絞れば、精鋭を集めて考えさせるのがいいなと。つまり、どこにお宝がありそうかと広く調査するときは、一般的なブレストでいい。しかし、ここだろうと思ったら、そこに詳しい連中を集めてドリルダウンさせるということかな・・・・・。そして、的を広げたり、また絞ったりして、奥深い核心に触れることができそうな気がします。なんとなくたとえ話で申し訳なしですが。
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