【今週のラーメン３３７】山神山人梅田東通り店（大阪・東梅田）塩盛り

【夜１１時の大阪キタ界隈で本当にラーメン難民になった！】

　こんなの初めてでした。まず福島駅界隈で、大通りに面した６店は全て行列！。仕方なく梅田に移動しましたが、新梅田食堂街の各店は店じまい準備が始まり、あらうま堂は言うに及ばず、愛きょう屋も満席。揚子江は、〆の一杯を求めるおじさんで人気だろうし・・・。ということで、こちらを急遽ターゲットにしました。それでも・・・行列３番目（泣）。しかし回転が良く、すぐに食券購入＆着席ができました。今回は「塩盛り」を注文いたしました。深夜なので、あっさり系で〆たかったのですが、傍らの女性が食欲旺盛というか、プラス丼！おいしく食べる方は大好きですよｗ。ま、基本的にとんこつラーメンですから、配膳が早いのがいいですね。座って５分もしなうちに完了ですから・・・。

【見るからにライト系だけど、キラキラ光るスープですね】

　とんこつスープ自体もライト系でしょうが、塩ダレもなかなかなのか・・・きれいな油の円が重層してキラキラ光っているように見えるのがきれいです。味もなかなか塩味がしっかりしている様子・・・・。一見シャバいと思えるそのスープは、よくよく味わうと結構なコクもありますし、また塩味の輪郭もはっきりとでています。ねぎが割りと多めに入っているのがまたいいですね。このねぎとスープが入り混じったところを蓮華ですすって、ずずずずーとすするのが旨いし楽しいんです。

ライトなとんこつというより、とんこつ由来のコクをベースとした塩スープという方がしっくりする様な特徴です。塩豚骨という部類の一品を日ごろ食べてないので自信が持てませんが、日ごろ塩らーは避けている方も、これなら満足感得られるかなという印象です。

【名づけて「山神麺」・・・・・要するに博多麺】

　専用工場から搬入されたダンボールにそのまま印刷されておりましたわ・・。ダンボールが客席カウンターと同じ目線にあり、そこから直接茹で釜に投入されるのが丸見えでして、ちょっと興ざめするのですが・・・（気にしすぎかな（笑））。要するに博多麺ですので、とやかく言うのはやめときますね。駄舌ですので、博多麺の中での違いをレビする能力がまだありません・・・。来年の課題かな。

　一方、チャーシューは、厚切りで食べ応えありましたし、柔らかかった・・・だけの印象ですね。それで十分なんですが、他店と比べて取り立てて特徴があったとは・・・の印象です。醤油ダレが表面にしみ込んでいるのが、軽く配膳の直前に「炙り」が入ります。このため、香ばしさが立つ！というのはあります。

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　総じまして、食べやすい「とんこつ」としては若い客層に受けるとおもうし、割と好きです。本格博多風を謳って全国展開した均一な味わいよりは、関西なりのアレンジが入っていようともずっと好ましいと思いますし。いつもは、岡本店で変わりメニューなどをいただいていますが、ちょっと梅田でさくっと食べるとき、候補店になりそうです。今日は、難民状態を救ってくれた点でも感謝です。ありがとうございます。そして、今日も本当にごちそうさまでした。