【今週のラーメン３３４】ラーメン亀一（大阪・千林）亀一ラーメン

【接客サービス大賞を与えたいくらい・・・この店に！】

　この慌しい時期に初めて訪問いたしましたが、亀一さんの店主・店員のお二方にベスト・オブ・接客・・・「Ｓ１グランプリ」に決定いたしました！と言いたくなるような快感を覚えましたよ・・・（笑）。別に特別なことをしてもらったわけでも、リベートもらったわけでもないのであしからず。ま、僕のようなオッサンが、気持ちよいサービスにただ単に萌えただけです・・・。おまけに二郎でもないのに、自分のテーブルをふきんで拭いて、丼を上に戻して帰ったりしましたから・・・自主的に。どんな気持ちよさかは、基本的なこと。ま、詳しくは訪問してみればわかりますから・・・。しかし、麺のレビューは、別ですからね！以下、冷静にコメントをつづけます。

【個人的には甘いスープは苦手でして・・・マイナスイメージからスタートした】

　訪問前のチェックから味噌だとはわかっていたんですが、【白味噌系】だとは下調べ不足でした。京都出身のクセに、漬物と白味噌がどちらかというと苦手なんです・・・。白味噌が全部駄目じゃなくて、甘いニュアンスが駄目なんですよ・・・。少しそれを連想してしまったんで、マイナスイメージから印象がスタートしてしまいました。ご店主すまないね・・・。

　しかし、慣れもあってか抵抗はそれほどでもなくなってきた。三分の一程度食べ進めたところで、生ニンニクを発見しこれを２さじ投入！ここで、自分的にようやく落ち着くことができました。・・・・・すると、少しだけいろんな味わいが分かりましたよｗ。

【野菜のエキスと味噌のエキスのコラボスープと表現したい！】

　単なる白味噌ラーメンじゃーないですね。味噌のニュアンスの向こう側に、野菜の旨味が十分に溶け込んでいるのがわかります・・・。白味噌の甘みだけじゃなかったんですね。この甘みは砂糖とか麹とかの甘みじゃなく、やさしく包み込むような野菜の甘みですよ、きっと。味噌ラーメンと表現しても、正直ピンとこない・・・。

【麺もマイナスイメージから、随分もりかえしたぞー】

　正直、最初はイケてないかなという第一印象です。「あ・・・ヤワ麺か・・・」とぼそっと呟きがでるくらい・・・。しかし、やわ麺のだらしなさとはまた、違うんですよね・・・。単なる多加水な麺じゃなくて、モッチリしてて、クニュっとした歯ごたえは、狙いかもと思える・・。もともとこういう性質の麺かと思います。どんな粉を使っているのかは不明。タピオカ入りの真逆な発想をしています。

【最後は、すこしだけポタージュを連想する・・・】

　先日、ポタージュみたいなラーメンに駄目だししておきながら、無責任ですね。しかし、これは、食べてく最後には、スープに麺が溶け込むかのごとく一体感があるし、チャーシューが適度に繊維ごと崩れてスープ＆麺に混じりこんでいくような感じに
なります。ポタージュの具か？とも最後思えたから不思議です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　総じまして、嫌いなものが好きになったような気分で店を後にしました。接客抜きにして８０点程度のレベルだと思いました。あーこれなら、つけ麺も期待したいところだな・・・。男二人のまだ小奇麗な店舗。明るい接客でくどくもない。なぜか気持ちいい雰囲気は、料理の味もかわってくるというものですよｗ。いろいろと、勉強になりましたし、ありがとうといいたいです。今日も本当にごちそうさまでした。