ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン325】 ぴっかり食堂 (京都・八幡) ぴっかりラーメン


【あまり「ぴっかり」していない「ぴっかり食堂」】

 関東ラー友の関西出張を機に訪問いたしました。どこがいい?と訪問希望を聞く前に、ヤツの方から「ぴっかり食堂!」と二つ返事がきたもんですから。そんなに注目されてんのん?と、思いつつ一足先に現地(京阪橋本駅)で待つよとメールに残し先にスタートいたしました。それにしても・・・・・・橋本の街全体は、ぴっかりしてない・・・(汗)。街燈もなく、いかにも旧街道の古い町でして本屋、薬局どころかコンビニすらありませんでして、時間の潰しようがない思いを始めてしました。結局、入場券買ってホームで待つハメに・・・。
 
 そんな思いもしながら、関東ラー友と合流し目指すは、ぴっかり食堂ですが、これまたこっちも「ぴっかり」してない(笑)。電気が暗いというか、建物全体が古くて傾いているのか、どっちが入り口か分からんというか・・・・、良くとらまえて言うと「味わいのある」と表現しておきましょう。(もうちょっと、ぴっかりせいよ・・・・) 店内は、まったりしている?というより「気だるい」と申しましょうか(笑)。先客ゼロですが、お疲れモードです。店内は外観から想像できる通り。



【いい時の阪神・下柳のようなスープですな・・・。いつでも打てそうで打てない・・・】

 関東ラー友は、毛湯ラーメン。僕は鶏そばを注文したかったんですが、売り切れとのことで、ぴっかりラーメンを注文しました。なぜかというと「ぴっかり食堂のすべてが分かる」とのフレーズありでしたから・・・(もう来れないかもしれないから、一度でお前達の全てを知り尽くしてやるのだー)。

 配膳の瞬間も、気だるさ交じりのスローモーションでっせ・・。ま、そういうの気になりながら丼を手で受け取ると、熱いーので、こっちがシャキっとしましたよw(一気に好感触!)。合掌のあと、恐る恐るスープをすすります・・・。んんん〜、庶民的な老練さを感じつつも、上手にまとまっているスープですね・・・。どこでもありそうでないというか、打てそうで打てない下柳・・・。速球でもないんだけどつまる打球。

 塩の透明感で勝負しているわけではなく、薄っすらと醤油ダレの風味というか・・・かすかな調味料の片鱗も感じられますし、コクもそれなりに出しています。では、コクで勝負かというと決してそうでなく、ボディにパンチ感があまりなく、本当に「すんなり胃袋に染みわたる」感じがいたします。少しつかみどころが無いと申しましょうか・・・。ゴクゴク飲めるサッパリ感に支配されているスープですが、それだけで語れない何かがあるとすれば、建物全体の雰囲気とわずかな醤油ダレだと思いますね・・・。



【どこの製麺所かしらないが、「あり!」と思える公約数を持ち合わせているなw】

 全体的なイメージから、爆発力は期待できませんがサラリとしたスープに合うという点では絶妙な麺ですねー。一応、やや風味っぽいところも感じますし、細めんのストレートらしい「プツリ」と噛み切れるのが心地いいです。アルデンテのような芯は感じませんが、一般的な「シコシコ」な感覚も楽しめまして、GOODだと思います。つまるところ、尖がった特徴ないけど、不満が一切ないというので、ツボは抑えているんでしょうね。



【やっぱり再訪問?・・・次回は鶏そばでよろしく!】

 具が・・・・平均点なんでしょうかねー。隣の毛湯ラーメンの潔さに強烈に引かれる。鶏そばが売り切れているのが気になる(人気メニューか!!)。一度、具のエキスを一切排除した、すうどん、ならぬ「すラーメン」を食してみたい気分。関東のラー友は、最初からそういう気分とういか狙いだったのでしょうね・・・。


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 総じまして、ラーメン屋さんの原風景というか、懐かしさを湛えたお店でございます。わざわざ食べに来るラー好きも多いはず。外見もインパクトありますが、中身は質実剛健でありながら、まっすぐ直球勝負で、かつ老練な気だるさが漂う・・・。とらえどころの無いラーメンを求めて明日も誰かが通うのでしょうね。今日は、勉強になりました。ありがとうございます。そして、今日もごちそうさまでした。
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