【今週のラーメン３１１】らーめんつけ麺かんじん堂フコクフォレストスクエア店（大阪・梅田）柚子切り塩ラーメン

【いつ出来たん？ホワイティ梅田のスグそばに新しい飲食街】

　大阪梅田で富国生命ビル地下２階と言われて、最初ピンと来ませんでした。ＰＡＰＵＡさんＨＰの新店情報から、こちらを訪問決意なのですが、いつも見慣れた大阪キタの地下街「ホワイティ梅田」を横切ると・・・少しシックな飲食スペースが現れます。まだ新しいので、どの店舗もお祝い胡蝶蘭が誇らしげ・・・。この中で目指すはラーメン店「かんじん堂」。夕方の帰宅ラッシュアワーで７割方埋まってましたが、まだアルバイトのＪＫかな・・・対応が初々しい。新店舗のこういう真新しい雰囲気って好きなんですよｗ。

【いかにも地下街のラーメンだから、あまり期待していなかった･･･】

　どこか大きな会社じゃないと、こんなロケーションで店だせませんもんねー。正直最初は、あまり期待していませんでした。オーダーは、メニュー一番右上の「柚子切り塩ラーメン」という看板メニューに・・。無料のキムチサービスなどは、近隣のメンマも取り放題的な有名店舗を連想しますね・・・・。『その部類のラーメンかな』と勝手にインプットしてしまいます。あまり混雑していませんでしたし、キムチもあったので、待ちくたびれることなく、割と早めに感じた１０分弱に、配膳完了です。なんと・・・丼がデカ過ぎ！で、スープが多すぎで麺が底に沈んだまま・・・。アンバランスな見栄えで、こりゃあかんなーというマイナス気分からスタートしました。

【ところが丸鶏のじんわりスープがいい！胃が休まるし、味わい深い！】

　多すぎて見栄えバランス悪いスープからいただくことに・・・・。ところが、こいつが、なかなか旨いではないか！鶏の清湯スープなのですが、脂が色濃く表面に漂うし、また和風の鰹節と昆布の出汁が、鶏のコクを柔らかに包むよう。じんわりと優しい味わいでわないかー！
　また、トッピングは、「海老すり身を湯葉で巻いてあげたもの」が２本つきまして、こいつから染み出ていると思われる脂もまた、スープに良い影響を与えています。最初はこのトッピングのサクサク感を楽しみ、後半は、揚げ湯葉がしんなりしてきたところをまた楽しむのが楽しいしｗ。
　とにかく、塩の輪郭がわりとはっきりあったように思うものの、丸鶏スープを旨くまとめあげており、最後までスープを飲み干してしまいました。

【実は、柚子切り麺が主役なのですねー】

　この一品のピークは、何といっても麺の一口目のさわやかさですね。この麺は、柚子が練りこんであります・・・。でも食べ口【さわやか】なレベルでわきまえた風味なので、柚子の味わいがするわけではありません。あくまで風味です。これが、丸鶏スープとからむと、また良く合うのです。わりと太めのストレート麺で、丸でも角でもない切り方・・・。歯ごたえは、芯のようなアルデンテ感がないが、プッツリの派手噛み切れるところは弾力あり。それなりの麺密度ありな、クッチリ感です。

【具などに多くを求めなくても良いかな・・】

　チャーシューは、脂抜け切った赤身主体でほろほろ状態。コク味はスープにゆだねた感じがあり、それ自体はカスっとした味わい。でもスープが逆に染み込んで旨いです。小松菜はもう少しほしいかな・・。湯葉まきは、オリジナリティがあってよいと思います。

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　総じまして、塩好きな僕ですので、そこのところを前提に参考にしていただければ幸いです。つけ麺も食べてみたいと思っていますし、麺屋楼蘭さんの柚子塩とも比べてみたい衝動にもかられます。大型店舗で、場所もよし。家族づれや、奥様方も入りやすいし、オジサンも言うに及ばず・・・。若い方や女性にも受ける塩ラーだと思いますよー。
　ということで、今日は新店舗から元気もらったみたいで感謝。そして、今日も本当にごちそうさまでした。