【今週のラーメン２７１】伊佐夫（京都・一乗寺）味玉ＴＥＮ麺

【マスコットの絵がかわいい！】

盟友「関東のラー友」がまた関西にやってきておりまして、お互い気になる店を訪問し合おうという企画になりました。僕は、前回の一乗寺訪問で、他店訪問で満腹のためあきらめた・・・こちら「伊佐夫」さんを訪問することを提案。ラー友と突撃いたしました。
　訪問してみてわかったのは、こちらは「らーめんなかにし」さんの跡地だったのですね・・・。レビュー開始前に一度食べて以来訪問できずでしたが妙な気分でした。すっかり店内外もキレイになりまして、その外観写真とマスコットの写真をアップさせていただきました。なんかマスコットの絵が妙にかわいいー（総合的にご店主の氏名が判明するような気あ・・・）。

【一乗寺界隈にめずらしい、塩の本格派】

　この界隈で塩ってのが珍しく、そもそもこちらのお店は、「亜喜英」さんのご店主のブログでのコメントが絶賛だったので、どんなものかと期待のハードルが高かった。それを十分越えてくれました。これは、僕が比較的塩を食べ来た中で、初めての味の輪郭です・・・。「ほのかな辛さが爽やか」と申しましょうか・・・。
　少しだけ、タカノツメが入っているのが視認もできるし、その第一印象にもなっています。しかし、それだけじゃない何かが味のコクというかボディを演出していると思います。「みょうが」では・・・・と今のところの予想です。また、節系と玉ねぎの旨味も感じ取れ・・・・爽やかに味わいながら、しっかりした味も堪能です。

【麺が・・これまた個性的】

　やや太めの平打ちの縮れ麺！手揉み風のごわごわです。しかも全粒粉で風味アップ。僕としては大好きなタイプです。口の中に含んでも歯ごたえと喉越しが、ごにょごにょっと特に楽しめて、この麺はいいねぇ〜！器がモダンで、麺は古風な感じもして、この見た目のコントラストも楽しい一品です。

【トッピングもいい仕事でした〜】

　味玉、チャーシューもいうことなしです。塩スープをじゃましない程度の味付けだな・・・と計算を読み取っています。ほうれん草ではなく、野沢菜がまた全体の調和としてはいいと思ったのですが、ラー友は、「なんや〜、野沢菜かいなぁ〜・・」とがっかり模様。いろいろ感じ方はあるものです・・・。

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　総じまして、値段高めで量が少なめなのが気がかりだが、完成度は恐るべしでした。サイドメニューのご飯ものに、このスープをかけてお茶漬け風に食べる一品もあり、それ絶対旨いはずです。次回はそれをやってみます。
　ということで、ラー友ツアーの一発目は、無事大成功！まだまだ続きます。今日も本当にごちそうさまでした。