ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン241】 麺屋 花壱 (大阪・西九条) 花壱らー麺・塩

食べログ グルメブログランキング
【僕好みの落ち着きある外観。そして期待通りの清潔感。】

 西九条の雑多な飲み屋街を通り抜けると、ぽつりん・・・と黒い一軒家があり、とても印象的な立ち居地のお店です。黒を基調とした外観で「和風魚介系らー麺」とデカデカと紺碧の布看板に染め抜きされてます。「渋っ!」という第一印象で、「好みでんな〜」とほくそ笑んだりします・・・。店内もテーブル席とカウンター席がきっちり分かれていて、どこか居酒屋風・・・。でも清潔な感じもして、女将さんかしら女性店員さんも明るく応対されて、この時点で期待値が高まってしまいました。花壱らー麺のボタンを押すとそこには「塩」と書かれていて、基準が塩ラーメンとは珍しいなとこのとき思いました。さて、どんな塩ラーメンがでてくるやらと・・・・。



【最初の驚き・・・・塩ラーメンとは思えぬスープカラー!】

 出てきたラーメンは、全体の第一印象は、キリっとしてました。そして、スープカラーに驚きです。『茶色いスープの塩ラーメン』なんですもん・・・。でもよく見ると透明感もあり、塩ラーメンだとそこで納得します。ところどころ魚介のかけら・粉が混じっていますし・・・確かに表に和風魚介と書いてあった。コンセプト通りのラーメンですね〜。・・・・と納得をしてすすります・・・。



【魚介系をもとめたら・・・・塩に行き着いたかの如く】

 もともと、塩スープは「スパッ」と分かりやすさが好きで、海老塩しかり、ネギ塩しかり、鶏塩しかり・・・です。たとえ角が丸い味でも、塩の輪郭ははっきりしてたほうが好みだったような・・・。しかし、今回のこの一杯は、その逆で、塩の輪郭はそれほどなく、ボディーはあくまで魚介で塩は補助的な立ち居地・・・と感じました。塩スープじゃなく、塩系和風魚介スープ。正直言って食べていて後半は、塩ラーメンを食べている気分じゃなく、この和風魚介の味わいを堪能していました。参りました。スープ表面を覆っている、鶏系と魚介の脂でしょうか・・・・薄く膜をはってキラキラしてました・・。



【麺もしっかりもの。好みの仕事ぶり。】

 細麺で、角切り麺。ほどほど詰まった麺で、好みです。歯でプツプツ噛み切れる感じが楽しいし、細いのにほどよいコシも楽しめる。風味も少し感じたか・・・。スープの仕事ぶりに負けない良い麺でしたよー。こらなら大盛にしとくのだった・・・。



【チャーシューは、あくまで脇役。バランス感覚がいい。】
 
 チャーシューが淡く塩味で、むしろ肉の味がひきたつ。そのうえ、スープや全体に過ぎた存在感を与えず、全体なバランスをくずしていないです。この一杯は、麺もチャーシューも確かに旨いが、「スープを楽しむ一杯」であるのでしょう。コンセプトを忠実に守っている感があります・・。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
総じまして、これは個人的にとても好きな一杯です。さほど期待していなかったため、ひとしおなのかもしれませんが・・・。この魚介系ラーメンですが、節系ががんがん押してくるのではなく、いろいろな魚介・煮干しを組み合わせているかのような・・・・それが楽しいです。ちょっと新しい体験かもしれません。まだまだラー探訪問駆け出しなもので・・・。

ともあれ、良い麺に出会えて感謝にたえません。ありがとうございます。そして、今日も本当にごちそうさまでした。
followme