【今週のラーメン２３６】ラーメン虎一番（兵庫・尼崎）塩ラーメン

【なるほど噂通り・・・・つけ麺やめとこ・・・・】

　これ以上、おやじさんを慌てさせるような注文やめとこ・・・。こちら訪問時は、丁度常連客が集まってきたタイミングらしく、これが虎一番の慌てぶりだと割り切る空気が店内に感じられました。餃子の注文出し忘れるけど、清算で餃子の料金込みにしてて謝ったり、女将さんへの指示が乱暴だったり、まな板の上に電卓置いて、清算の検算したりして・・・。でもそれが、虎一番流なんだすよね・・・。事前情報なかったら、怒ってたかもしれません。まぁ、無愛想とかそういところはあるが、悪い人ではなさそう・・・。でも、回転は確かに悪い。それでも、割り切りましょう。塩ラーメン１杯にどんだけ待たせるんじゃいと思わないことです。結局１８分かかりましたよ・・・配膳までに。その姿が添付の写真です。本当に、ぱっぱっぱとネギ、小松菜、チャーシューを放り投げてるからこうなる。ま、要は味わいなのだから気にしないほうが良いのですが・・・・。

【塩なのだが、僕には塩らしくない・・・・】

　淡いという表現をつかいましょう。塩で期待するしょっぱさの輪郭がなく、その代わりに、煮干しとかの魚介風味がわずかにただよう・・・ようなスープです。ちょい濁り系で、塩でパンチをきかせる華やかさというより、じんわり旨味で食わせるタイプです。しかし、それにしても塩味が薄いな・・・・。塩好きでもそう思う。
　僕は一般的にスープは、いろいろ味重ねして複雑化したのが好きなのですが、塩にいたっては、もう少し単純なところがあっていいと思っています。海老塩、ネギ塩って分かりやすいテーマが・・。そういう感覚から言うと、僕には、この味の重ね方は分かりにくかったです。これは個人の趣向の問題なので、ご容赦ください。ファンの方々。

【麺は、締まった感じと、つるつる感があり！やっぱりやるね〜、おやじさん！】

　むしろスープより、麺が気に入りました。締まった感じのあるコシと、つるつる感があり印象は良かったです。また、角切りタイプのオーソドックスな太さのストレート麺でしたので、歯で噛み切る感触が気持ちよかったです。スープの持ち上げは良いのでしょうが、淡いスープだったので、あまり評価した感覚がない・・・。　

【チャーシューはスライサーで乱切りさ！とてもいいピンク！】

　麺の他は、ピンクのチャーシューがいいです。切り落としのような形で、これもまた見た目と食感が斬新です。味は、塩系かと思いましたが、醤油ダレの風味もちゃんと残してて旨いです。これの丼は、人気商品らしいです・・・。

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総じまして、実力あるのかないのか・・・・不明なお店でした。しかし、そう考えさせるということは、片鱗があるのでしょう。なので、どこか・・・もったいないなーと思いました。

今日は、尼崎の新しいお店開拓ができて満足です。ありがとうございます。そして本当にごちそうさまでした。