またまた・・・・来てしまいました。前日の「麺屋一燈」への訪問にあわせて、先輩店も回りたくなった次第です。
僕がレビューを始めるかなり前から、関西に在住していながらも、足しげく20回は訪問している計算になります。その中で、数々の試行錯誤(麺の変化、つけ汁の改良、スープ割等)で努力されておられる中、基本的な生産ロットのぶれはなく、安定した実力発揮振りに感心してしまいます。
今回の変化で紹介したいのは、座席でした。「テーブル席が無くなりまして、その代わり、新たなカウンター席が出来上がりました。」合席の微妙な空気感に神経を使うことなく、一層麺を堪能することに集中できますね。
並びについては、今回は11時半に並び始めて、50番目前後でした。そこから、1時間あまりで着座できましたので、数年前にくらべてずいぶん改善されてきたなと再認識できました。店員さんの一人ひとり全員の客に対して、お暑い中お越しいただき誠にありがとうございましたという言葉も、うれしいですね。
今回は、スープ割りに対して、自身の備忘をかねてコメントを少しだけさせてください。
1)以前のスープ割りは2段変化が楽しめた
・あっさり/こってりの選択がなかったころのスープ割は、2段変化があったような楽しみがありました。 かってな想像ですが、以前のつけ汁はもっと魚介に傾いていたような印象で、オリジナルのつけ汁が魚介系が強かった反面、割用のスープは動物系が濃かったのかと・・・推測しています。そのコントラストが、スープ割りのときに変化として楽しめたのかもしれません。
・ちなみに、このころから、ほぐしチャーシューと葱の無料追加はあり、以来守られています。
2)今のスープ割りの「こってり」
・最初は、この「こってり」が昔のスープ割りと思っていたのですが、違うな・・・との印象です。
・今のつけ汁は、以前と比べて、ずいぶんと熟成したというか、マイルドになった印象があります。つけ汁のベースが熟成したため、味の方向性変化としては小幅になったと勝手な理解です。
・その分、以前よりまして、濃厚さが味に引っかかること無く、味わえるようになりましたね。進化です。
3)今のスープ割りの「あっさり」
・あっさりが今の方が注文が多いかもしれないと、今回認識しました。以前の「あっさり」よりも今回は、味がシャープに感じられました。淡いながらも味わい進めていくうちに、輪郭がはっきりしてくるのを感じています。こちらも、1年前に比べると進化しています?
これからは、ベースが「あっさり」で、体調のいいときは「こってり」でいこうかなと思っています。年齢をかさねると最近、ドカ食いができなくなりまして(笑)。
先月久しぶりに訪問して、また少し衝撃を改めて受けました。とみ田ファンお歴々には訪問回数まだまだかないませんが、毎回訪問するたびに、守ることと変わることの意味を教えてくれるお店です。
今回も美味しくいただきました。ありがとうございました。そして、本当にご馳走様でした。次回は、久しぶりに中華そばに挑戦しようかな・・・・。以前、寺門ジモンが食して悶絶したという噂の一品を。
特製つけそば
つけ汁 毎回コピーかと思うほどぶれがない・・・
麺と、チャーシュー。チャーシューがあっさりで絶品
連れのスープ割「こってり」・・・濃いでしょう?
僕のスープ割「あっさり」光の関係であまり薄く感じない?
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 松戸市松戸1339 高橋ビル 1F
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- (写真提供:saemizuki)