クラウドコンピューティングEXPOが終わり暫くたちましたね。今になって、社内外のレポ
ートを目にする毎日です。僕はこの中で「社内ツイッター」に関することが少し多いな・・・
と感じています。いろいろSaaS型サービスも実現されているらしいです。そこで、今の会
社でこの「社内ツイッター」が通用するのかどうかを考えてみました。
まず前提を3つ定義しました。
1)社外には絶対漏れないこと。
2)社員全員、わけ隔てなく配ること。
3)情報発信の制限は、極力かけない。
では、わが社でイントラ専用のtwitterを導入したらどうなるか・・・・
Ⅰ.メールとツイッターの使い分けにとまどう
・報告は現状すべてメール。承認の判子等、書類を残す意味がある場合を除き、基本的には、 「シンクライアントサーバ」の中で、情報の交換をしているわけです。ということは、重要
度をひとつの判別基準として、重要なものは、メール。そうでないものはツイッターと、
主観で判断するしかない気がします。
<ポイント>メールは報告であっても、比較的大きな問題に特化される。一方、ツイッタ
ーは重要でない些細な、生の情報に特化される。
Ⅱ.偉いひと(役員クラス?)が、リツイート、ダイレクトメッセージをだすと、返って混乱?
・偉いひとの中には、メールでの報告と、生の現場つぶやきとのGAPを指摘するひとも多
いと思います。そうすると、ツイッターで最新説明をもとめる命令を発信しそうです・・。 これでは、いけない。
ツイッターは、タイムラインが残り、関係者が全員等しいタイミングで、見るわけです。
そこには、平員とか平社員というヒエラルヒーは存在しません。
<ポイント>フラットな組織でないと、社内イントラ限定のツイッターは意味がない。
Ⅲ.ツイートしたくない情報、部門、機密などあるでしょ・・・・
・新規開発プロジェクトなどは、コラボレーションが重要で、ツイッターを受け入れる余地
がありそうです。しかし、生産管理、製造、品質管理など、ことが起こったときに悪い情
報が多い部門は、積極的に情報発信するでしょうか?
<ポイント>職制や業務内容にもよるでしょ・・・
ということで、社内ツイッターには、人員や規模というより、【社内風土】が大きく横たわると思うのです。ヒエラルヒーもそのひとつですね。
SBの孫社長が自らツイッターをやっているのは、実はすごいことなんだと、改めて考えました・・。
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