ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4721】 ワンタンメンの満月 三鷹店 (東京・三鷹) スタミナワンタンメン[太麺] 煮玉子入り 〜素朴で風雅なスタミナ系!優しい味の中にピリ辛妙技が染み入るレトロ刺激雲呑麺!

在宅ワークの合間に山形酒田名物ワンタンメン

 
 憂さ晴らしができるか微妙なタイミングで、やるべき事が夜にシフトって何よ(号泣)。もうこうなったら・・・心を救ってもらおうと素朴な一杯を!そして多忙を乗り切るスタミナなる一杯を!と言う流れで、 やてきたのが、満月@三鷹さんです。あらら、知らぬ間に・・・こちら、日本酒をサイドメニューに出すようになったのね。激しく心を揺さぶられますが、誓って今回は、飲んでおりません(笑)。
 
 

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<全体> スッキリ麺顔にほんのりピリ辛パンチ!まるで味噌汁のような染み入る穏やかさ?

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 ふふふ・・・、やっぱりスタミナ系の割には、とっても素朴というか優しさ溢れる雰囲気やん!。見た目でピリ辛辛味を示していますが、透けて見えるベースストックがとっても優しそう。何となく遠目には味噌汁にも感じるではないか。そして、紛れもまくほのぼのとした雰囲気がナイス!。辛味エキスが表層を覆って具材が埋もれて見えるのも、妙に味噌汁チックです。かろうじて味玉で中華そば感覚を保ってる様子がナイス。
 
 

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<スープ> マイルドな刺激案感!ピリ辛加減がいい塩梅!食欲掻き立てる淡い胡麻唐辛子感覚!
 

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 数あるスタミナ系の中でもライトで面白い存在感。非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っている。その下はあっさり醤油系の出汁。ぐいっとレンゲで掬って味わうと・・・実に淡いピリ辛刺激。これが実に優しい旨さです!。実はもっともっとチゲっぽい雰囲気もあるかと思っていたものの、すごく優しい刺激感。
 

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 最初は、辣油のインパクトばかりを感じていたが、その他が馴染みがありそうでなかなか思いつかない。淡い辛味噌かと思いきや・・・・実は生の唐辛子を使って、白胡麻のすり潰しでタレを構成しているのでは?と妄想がつきませぬ。出汁に漂う白い摺り胡麻を思うと、実にコクの展開に貢献しております。もちろん、ベースの豚煮出しのライトが秀逸。辛味を受け止めますね。
 
 

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<麺> 太麺に変更!中細で手揉み風ボコつきの素朴感!透明感地肌とツルシコとした明るうい歯応え!出汁をゆっくり吸い込んで味わい深し!

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 いつの間に「太麺」が!細麺と雲呑が絡むイメージが強かったのですが、ファンとしては、一度は食わねばなりませぬ。はじめは、過日、限定で出したつけ麺用を、汁系でリアレンジしたのかと思ってたんですが、全くもって別の麺。中細の多加水系もちもち手揉み麺風です。実に平べったい形状が、ランダムに乱れて潰れて、捩れボコボコにされた風合いが・・・まるで白河系ラーメンを彷彿とさせるほどです。これをズボボボボボボボボボーーーーーーっと啜ること快感恐るべし。汁ハネするが気持ち良い。表面のツルツルしたスベリと、一旦歯で受け止めた後のシコッ!っとした歯応えがナイス過ぎる!。
 

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 またじわじわとゆっくり出汁を吸い込むタイプで、最後まで熱ダレせずにシコシコ歯応えをキープしております。なので、へへへ・・・今回は、ワンタンの皮には絡まり難いので、やっぱりチャーシュースライスを活用して丸め込んで食らう!。これも中々旨しです。
 
 

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<チャーシュー> 脂感非常に少ない豚もも肉スライス?赤身の滋味にピリ辛味が浸透する旨さ!

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 ロースとモモがごっちゃになる。脂身は殆どなく、肉本来味が楽しめるタイプの煮豚タイプ。この為、エキス感がやや抜け出ているところを、スープの味わいを浸透させて食らうと旨いのだが、脂感覚の少なさに、ロースと思ってた肉が、モモに感じる。さらにピリ辛の出汁感も滲みますから、更にナイス!。まさにビールを欲するってな感じでが、白飯にも合いそうです。やっぱり、噛み締めて味わう肉は、懐かしさもあって味わい深いですわな!。
 
 

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<ワンタン> 名物!尾ひれ大きく超トロトロ感覚の雲呑!控えめサイズの肉餡の旨さにピリ辛が沁みる!

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 トロトロ尾ひれ!超ビロビロデカデカ!。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないが、肉餡を中心に噛みちぎってしまおう。残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぐし、トロトロ感覚が素晴らしい。そして、決して溶けたりしない。また肉餡はシンブルな粗挽き豚肉がナイス。ワンタン皮に滲んだピリ辛味で、すこしばかり複雑な旨さに昇華ですかな。
 
 

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<味玉にハズレなし!> ピリ辛の中でもほんのり甘味感じるネットリ卵黄!ホットな味わいの中にマチュアな甘味が嬉しい!

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 中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚もいいね。白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含むようです。更に塩気のバランスもよく、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシスト!実に、甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなりまする!。
 
 

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総じまして「素朴で風雅なスタミナ系!優しい味の中にピリ辛妙技が染み入るレトロ刺激雲呑麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐。太麺なら少しこってりと背脂増しにも合いそうな気がします。決して重くはない出汁感なので、女性にも食していただきたいかと!。スタミナ&ピリ辛は、パンチだけが表現力ではないと感じた一杯かもしれません。夏なら冷やし!冬ならスタミナ!激しくおススメ!。旨し!。そんなひとりご陽気気分で・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4720】 洞くつ家 (東京・吉祥寺) 中盛チャーシューメン + キャベチャー + サッポロ生黒ラベル350ml缶 〜ハード&マイルド!図太さと優しさ織りなす六角家系列本格家系!吉祥寺の定番!

家系と言えばココばっか!こればっか!
 
 仕事上で驚きの展開!朝になってドタキャン!いや・・・リスケってやつですわー。この日はそれに賭けてたもんですから、思いっきりモチベーション下がりまくりですわー。雑務もそれに向けて整理してたわけだし・・・ボス様に連絡入れて溜まりまくった休暇を申請!。そしてふて寝を敢行します。しかし・・・結構熟睡してしまって、いい時間になってしまいまう。なんだよ、久しぶりに拉麺遠征もしようかと頭に掠めたものの、機会を逸して近場で麺活動を実行に移します。考えた挙句、しっかり食いたい気分でしたので、近場の吉祥寺で家系突撃という流れで、洞くつ家さんへ訪問。ちょうど取材が入ってたご様子で店の片隅で撮影してましたが、意に介せず。
 

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<酒> サッポロ生黒ラベル!軽やかな苦味にほんのりと旨味が残るあと口!まさに旨さ爽快!

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 へへへ・・・熟睡したあとなので、体調万全!。明るいうちのビールがダイレクトに身体に染み入るようです。サッポロ黒ラベル。最近、赤星ばかり飲んでますが、実は長いことお世話になってるブランド。学生時代のバイト先のお偉いさんが好きで、それに影響されて若い頃は、こればかり浴びるように飲み干しておりました。個人的には、一番飽きず大量に飲めるのがこいつ。軽やかな苦味が印象的ですが、後味に甘味が残る感覚で旨さを感じる次第。サッポロを就活で受けたけど、落ちた思い出だけが、苦く感じられますな・・・。
 

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<全体> 凛々しく聳える海苔とがっつりチャーシュー!具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!

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 おおお!最近家系だと、こればっかり食ってる感覚ですが、確かにワイルドなんだけが、食べやすそうな感覚。凛々しく聳え立つ海苔と、大胆に横たわる焼豚の迫力!クタっとしたほうれん草が多めで嬉しいね!。そしてスープが円やかで穏やかに乳化しているのがナイス!。ヘタレな私は、少しだけ暴力的に中盛にしたものの・・・大盛だってイケそうな気分です。
 

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<スープ> 程よく野趣を抑える豚骨煮出し!塩気の中にコク深い鶏エキス!思わずゴクゴク飲み干したくなるエキス感覚!

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 やっぱり今回も飲みやすいほどにマイルドで旨いのだわ。相変わらず、豚骨の野趣感覚が微妙に抑え目なのがいい感じ。クセがないが豚エキスの煮出しの存在感はあり!。マイルドとも思える動物感は、やはり芳醇で鶏油とは別のエキスが貢献しております。塩気もマイルドで尖らずコントロールされ、豚鶏系の旨味を受け止めます。塩っぺーなどと言った感覚はまるでない。塩気は全て旨味と一体化してます。実にいい塩梅ではないか!。
 

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<麺>  家系と言えばご存知!酒井製麺!スパスパと小気味よく歯切れる中太麺!出汁をゆったり吸い込むカタメの展開!性懲りもなく具材全てを絡めまくる展開!

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 家系王道の酒井製麺!説明不要!言わずもがな、中太で緩い縮れと微妙な捩れが、あゝ・・・家系と感じさせます。淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低い。更に加水はやや高めで、見栄えよりはスパスパとライトに歯切れるのがいいんだよね。基本的にカタ麺主義者な私ですが、出汁と絡んでじわじわとゆっくり吸い込む中太麺が、実に馴染むのです。そして、何と言っても奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じって旨し!。
 

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<チャーシュー> 柔らかくスープをゆっくり吸い込む豚肩ロース!赤身ふわふわ!さした脂身ふるふる蕩ける!

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 何となく、大中サイズの肉々しい感覚で、割とサイズと厚さが揃った肉絨毯感覚。片っ端から食らいつきますが、やっぱり濃ゆい出汁が少し染みて、赤身の肉本来滋味が受け止めて旨し!。赤身はフカフカふわふわ!そして脂身はふるふる柔らか!。ちょっとスモーキーさはやっぱり低めで、しっかりと肉全体の味が感じ取れてナイス!。更に、脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるのです。へへへ・・・毎回毎回、性懲りも無く、麺を巻き込んだりしても味わい尽くしますぞ。
 

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<ほうれん草> 野菜の甘味をしっかり伝えるクタクタ茹で加減!出汁が滲んだ一体感が素晴らしき哉!

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 決して侮れないのがほうれん草。まさに家系定番のクタり気味が、ナイスなのです。そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆい。そして、豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。ふふふ・・・当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸し、またまた性懲りも無く、麺に絡めながら存分に楽しみ尽すのだった。
 

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<味変> ニンニク・生唐辛子・しょうがのトリプル厚化粧でガッツリ攻めて旨さ痛快!

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 おろしニンニクと生唐辛子を溶かすと、ちょっぴりラーメンショップの雰囲気も頭によぎるが、今回は家系のもう一つの重要アイテム「生姜」を溶かします。家系ファンなら、厚化粧と批判や揶揄を受けるかもですが・・・、ニンニクだけだとパンチが効きすぎるところを、時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わるのです。トリプル薬味厚化粧は、激しくオススメする次第!。
 

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<キャベチャー> 軽く胡麻油の香りと味わい!タレはさっぱりめキャベツと肉の旨味が染みる!

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 やっぱり六角家系列なら、「キャベチャー」も押さえたい!。スルーできません。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡んでるのがナイス。ビールのアテに少しだけつまみながら・・・と言う味わいもありだね。だからそのままでも十分美味しい。
 

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 茹でキャベツとはまた違った感覚で、一気に後半になってラーメンの方にぶち込む!溢れそうになるところを、箸で押さえ込みながら汁に浸してゆきのです。更に、汁に浸して味変化させたり、麺に絡めて一緒に楽しんだりして味わい尽くすのが一番!。肉だけじゃなく、野菜もガッツリ食えるので、なんとなく、ヘルシーさで罪悪感も薄らんでゆくような?。それは甘い考えか?。
 

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総じまして「ハード&マイルド!図太さと優しさ織りなす六角家系列本格家系!吉祥寺の定番!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。早朝から通し営業で、中央線利用者なら使い勝手が抜群でございます。しかも、コク深い割には馴染みやすいので、女性ラーメンファンにも違和感ないかと。吉祥寺のショッピングついでにサクッと食らうのもいい感じ。激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4719】 東京味噌らーめん 鶉 (東京・武蔵境) 特製味噌らーめん + ランチチャーシュー丼 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜見目麗しく味わい深し!秋深まるほど旨さも深まる極上味噌麺!東京トップクラス!

秋深まるほど・・・味噌旨し!
 当面、土日のどちらかが多忙で潰れるようなので、定期的に水曜日午後にリフレッシュを取ることといたしました。なので平日なのにお気楽昼酒&極上拉麺を求めて・・・やってきたのが「鶉@武蔵境」さん。同じ武蔵野市の中で、水曜限定ブランドの店と激しく悩んだのですが、やっぱり秋深まると味噌恋しいと言う流れでございます。「味噌が恋しい」などと思ったのはこの数年のことで、それまではほとんど味噌麺を食わない男だったっけ。それを宗旨替えとも感じさせるほど、味噌麺に引き込んだのはこのお店ですよ。今回は定番の味噌を特製でいただきます!。
 

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<酒> サッポロ赤星!ずしりとした苦味のコク深さ!陶器カップの地肌できめ細かい泡立ち!喉越し快感!

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 へへへ・・・味噌もいいが、やっぱりもう一つ私を惹きつけるのは「サッポロ赤星」。これを出す店は、必ずチェックを入れております。緊急事態宣言明けて、久しぶりのここでの赤星!。嬉しさのあまり身震いしますな。もう耳にタコができるほど、「ずしりとした苦味のコク深さ!」などと、この板で繰り返し述べておりますが、今回は泡に注目。
 
 

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 こちらのカップは「陶器」なのだが、見て分かりにくいがキンキンに冷やされてます。陶器だと注いだ時の泡立ちや流れが見え憎いので、画像的にはあまり面白くないのだが・・・実は陶器だと「泡立ち」がとてもナイス!。やっぱり陶器ならではのザラつきが、注いだ時の泡立ちに影響するのか?。妙に泡立ちが細かくてビールが甘く感じるのは、私だけだろうか?。赤星をこんな風に味わえる拉麺店は数少ないかと!。
 
 

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 あ!それとサービスお通しのチャーシュー切れ端が、プチ小皿とは言え溢れんばかりの山盛りは嬉しいね!。フツーに金取れそう(笑)。後で詳しく旨さは述べるとして・・・、お通しだと葱塩ダレみたいなのが垂らされており、それが妙に旨さをそそるではないか。これだけで軽く1本明けてしまったではないか。恐るべし旨さ。
 

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<全体> 気分盛り上げる素揚げ牛蒡!素朴な味噌カラー覆う香り芳醇牛蒡香味油!ビシビシ伝わる質感高さ!

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 実に綺麗な味噌拉麺。味噌と言えば素朴さが全面に出そうなものですが、この牛蒡素揚げの芸術的な盛り上がりが、何回見てもワクワクとさせるし、壊すの躊躇われるほどです。そして牛蒡の香りがふわっと漂うのも素敵。これは牛蒡素揚げから香ると最初は感じたものですが、実は牛蒡の香味油が熱で湧き上がったような感覚。その土っぽい独特な香りが、日本人の食指をそそのかすようで、ワクワク感を通り越してゾクゾクと言った身震いすら覚えます。嗚呼、見た目でビシビシ伝える質感の高さはさすが!。
 

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<スープ> 豚鶏煮出しの旨さしっかり!溶けて芳醇あぶたま味噌!華やかに広がる牛蒡香味がぐいぐい惹きつける!

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 ここ最近、辛味噌の方が好みだったが、妙に一周回った落ち着きというか、デフォの味噌の旨さを深く感じます。「あぶたま味噌」と言う七彩系で珍重されたブランドをここでも使用。甘味と麹感をしっかり伝える味噌が、まったりとした豚ゲンコツと鶏煮出しのベースに溶けこむようです。塩気は低くて旨味を甘味と感じ入るような味わい。重くないけど、サラサラとライトな系統でもなく、ちょうど濃ゆさはいい塩梅。
 

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 今回はたまたまなのか、単に私の体調のせいだったのか・・・いつもより牛蒡油の香りが芳醇と感じます。牛蒡の香りをどうやって移すのかは不明。だけどきっと植物系と思われる油がサラサラとしているところに、揚げの香ばしさと土っぽい牛蒡のフィーリングが嫌味なく溶けた感じがナイス!。味噌を深めるように広がりますね。
 
 

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 そうそう、今回も少しだけ味変化。テーブル山椒を後半に投入。辛味噌だと埋もれてしまうが、デフォの味噌だと山椒の風味を受け止めて広がるので割と好き!。
 

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<麺> 自家製麺!大胆なピロピロぶりの極太手揉み!溶けるように優しい食感!出汁を吸い込み甘味を吐き出す旨さ!

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 素揚げ牛蒡もそうですが、やっぱりピロピロ極太手揉み麺も、この店のアイコン的存在です。喜多方オマージュと言うより、東京では七彩系と言った方がしっくり来ますね。この系列の中では、太さやワイルド感では一番かな?って思う反面、優しさや甘味でも一番かもしれませんね。
 

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 全体的に薄皮一枚感じるような、ヌルつきを感じる滑り感覚。前歯の歯切れはとても緩やかで淡いモチモチ感覚。そして奥歯で噛み締めると、素地の風合いより甘味の方が先に感じるような味わいです。出汁を吸いがちなのもいい展開で、素地の甘味に味噌の旨味が混じって一体感が素晴らしい。加えてやっぱり牛蒡香味も貼り付くようで、時折牛蒡素揚げも混じるから、余計に牛蒡の旨さも滲む展開!。ちなみに大盛無料。
 

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<チャーシュー> 柔らかさ抜群!タレと脂身の甘味深くタレと吊るしの香ばしさ抜群!質感上等豚肩ロース!

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 赤星のお通しで堪能済だが、やっぱりここは肉も上手だから恐れ入りますな。全く隙間がない。ほんのりとピンク色が残る微妙なレア感。とてもきめ細かく脂身が差しており、スライス面の手切りの包丁の波が、出汁を貼り付けたり舌触りを感じたりで、旨さを演出するようです。赤身肉本来の滋味にタレがしっかりと浸透した旨さ。そして脂身がほんのりと溶け出して軽い甘味を加えます。
 

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 とっても全体的にしっとりしてますが、周いはスパイス感あって燻しっぽい香りもあるかないか?。非常にジューシーなんだが吊るしのような風合いも残すのも特徴です。実はこれに少しだけパリパリ牛蒡素揚げを巻いて食らうと旨いのだが・・・画像に残すの忘れた(笑)。
 

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<具材1> 見栄え大胆華やぐ牛蒡素揚げ!麺と絡んで歯応えカオスな旨さを演出!

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 もうすでに、牛蒡素揚げの素晴らしさは既述ですが、香りの他に歯応えも演出的なのですね。案外と汁に濡れてもへたらず、パリパリ感は終始キープしてくれます。なので、淡いモチモチ歯応えの麺と絡むと、歯応えにコントラストが生まれて面白いかと。モチモチ歯応えにクリスピーな感覚が混じり合ってカオスな旨さを演出するようです。金出すから余計に牛蒡素揚げをいつか追加してみたい!。
 

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<具材2> ベースストックが深く滲むモヤシと挽肉!相乗効果で出汁にも旨さを演出!

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 中華鍋で軽く炒め煮られるモヤシ。出汁に野菜ならではの甘味を与える一方で、出汁の旨さを吸収するようです。クタクタになり切らず、微妙にシャキッと感も残すようで、挽肉と混じり合うところを噛み締めると、思わず白飯を欲する旨さ!。麺顔には顔を出さないけど、肉と挽肉の下にしっかり埋もれておりますよ!。
 

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<味玉> あゝ今回も出汁感がしっかりと浸透!濃厚濃密な甘味と卵本来のコク!味噌に混じると尚旨し!

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 出汁の旨味を深く浸透させる、近年王道のマチュアで旨味を演出する感じです。下出汁は薄目で仕上がりは柔らかめでしょうが、しっかりと濃密感ある甘味でその深さがナイス!。しかも、ねっとりと絡みつき、味噌味に慣れてしまった感覚にも嬉しい甘さが広がります。そして白身の旨さもまたしっかり浸透しており優しい旨さ。また性懲りも無く、スープに少し沈めてから味わいますが、卵黄白身とどっちもしっかりと堪能!。嗚呼、やっぱり味玉の旨さは全く飽きないわ!。
 

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<ランチチャーシュー丼> 米粒が立つ仕上がりで旨し!葱塩ダレ絡む極上焼豚と相性よし!更に出汁を垂らし旨さテッパン!

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 麺を大盛にしようか、それともサイドメニューにしようか・・・。最近、このランチチャーシュー丼を選びがちです。150円ってのがまた嬉しい上に、サイズ感がオヤジ的にはちょうど良い。また嬉しいことに「米」が旨い。米粒が立つような感じで、一粒一粒旨味あり。そしてトッピングは例のチャーシュー細切りに、ネギダレ??が少しかかってます。
 

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 それだけでも旨いが・・・へへへ。多少お行儀が良くないかもだが、残った味噌スープを垂らしかけ。旨いに決まってるのです。少しブラックペッパーを振りかけても旨いかも。今気づいたので次回覚えてたらやってみようかと!。
 

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総じまして「見目麗しく味わい深し!秋深まるほど旨さも深まる極上味噌麺!東京トップクラス!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。ビジネス街でもなく比較的牧歌的な武蔵境で、ずっと味噌一本勝負!。実は密かに百名店くらいはゲットしてもおかしくないないと思っております。一気にビブグルマンあたり載ったりしませんかねぇ〜。決して私、関係者ではありませんが旨さゆえシンプルに激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4718】 煮干し中華そば 小松屋 (東京・中野) 背脂中華そば + ネギ + ほぐし肉 〜すっきり煮干しに甘味を加える大胆背脂!うどんライクで楽しめる津軽煮干肉そば旨し!

うどんライクで食べ易い津軽煮干肉そば!?
 忙しくて約40時間ぶりの拉麺。少し遅めの出社タイミングで、中野で途中下車してブランチ気分で背脂煮干麺を、小松屋さんで頂いて参りました。こちらは、コロナ以前から午前10時から通し営業と言う、非常に使い勝手の良いスタイルなので、大変助かります。多分この日一番のお客のはずで、開店直後で少し驚かせてしまったかもです。前回はデフォの中華そばだったので、今回は背脂入りを選択。ついでにネギを追加。券売機にはないトッピングで「ほぐし肉」を女性スタフから勧められ、素直に頷いてしまいました。午後1時からの会議に合わせてエネルギーを早めに充填完了を目指す!。
 
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<全体> すっきり煮干醤油清湯に浮かぶ大胆背脂!逞しい肉絨毯!バランス良く山盛り葱の清涼感!

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 ははは!配膳時にはやっぱり背脂の多さに身震いを覚えます。こりゃ決して朝10時に食らうものではないな(笑)。ただ前日は拉麺どころか、粗末な飯しか食ってないためやる気と食らう気満々でございます。実はネギ山で分かりづらいが、肉がデフォルトでも結構ボリュミーで、チャーシューメンに意味はあるのかと思うほど。なのにほぐ肉を追加したわけだが、背脂と粒が同じ程度で案外違和感がない感覚です。重そうな一杯かと・・・最初は思ったが、隙間から覗くスープのクリアーさが好印象で、案外すんなり食えるかも。小盛にしないで正解だったかなとこの時点ですでに確信です。
 

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<スープ>  すっきり出汁感に溶ける淡い塩気と煮干の風合い!軽い酸味を覆い尽くす背脂の甘味!

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 まずは背脂塗れじゃない方から味わうと、これが実にスッキリ感覚と軽やかなキレを感じる煮干醤油イメージでいい感じ。何となく「お出汁・おつゆ」と感じ取れる上品さすら覚える次第で、そば・うどんの出汁と比較してあまり違和感なしかも。確かに煮干しのフィーリングがあるが、淡い塩気と後くちに残る醤油系の酸味が実にマッチして、ライトな旨さと感じます。
 

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 さて背脂!。これでデフォルト。希望次第ではもっともっと山盛りにしてくれます。割と粒が大きめで、プルプルした舌触りと歯応えを感じ取れるほど。案外と出汁に解けずに残りますので、表面がラードっぽくオイリーになりません。なので具材や麺に絡めて味わうって感覚ですが、それでも細かい部分は溶け出して・・・仄かに甘味を伝え広めます。なので、決して見栄えよりは重くない味わい!。ガッツリスッキリ背脂感覚と言ったところでしょうか?。
 

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<麺> 出汁をたっぷり吸い込む多加水太麺!ライトな甘味を感じつつ饂飩ライクな柔らか食感!するする食えて負担なし!

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 久しぶりに食って思い出しました。何となく、うどんライクなフィーリング。見栄えでそう感じさえるだけなのかと思いきや、やっぱり柔らかく独特なもっちり感と、ほんのりヌメってニュルニュルと滑る感覚が、そう感じさせます。そして噛み締めると、素地の甘味がとっても優しく、ライトな煮干醤油の味わいとすごくマッチするではないか!。麺量はデフォで250gとのことで圧迫を思わせるところですが、麺の密度感が低いためか、腹持ち感としてはいい塩梅です。
 

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 嬉しいのは、太麺ならではの隙間に、背脂とほぐし肉、そしてネギが入り込んで麺と一緒に持ち上がる様子。特に背脂とほぐし肉を麺と一緒に歯応えで感じた後の旨さが秀逸です。そしてそれだけに飽き足らず・・・・やっぱり、肉とメンマなどとも絡めて味わう!。
 

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<チャーシュー> 淡白な赤身の滋味肉味!ライト煮干に染まり背脂に塗れて旨さ充実ロース肉!

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 数えたが途中で食らうのに夢中で忘れてしまいました。大中小の多少の不揃いはあるが、ひょっとして6枚あったかも。この上にチャーシュー麺があるのだが、どんな山盛りになるのかという興味と、デフォで十分満足量なので果たしてそれに意味があるのかとすら思ってしまいます。
 

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 煮豚タイプのロース肉。赤身の肉本来の滋味を素直に味わうタイプで、白飯にも合いそうな優しい味わい。ほんのりと出汁を吸い込むと淡い塩気も混じって旨いし、また背脂にも塗れるので、味わいしっかりです。
 

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<ほぐし肉> ほぐすと言うよりロース赤身の粗微塵に近い??麺の隙間に入り込み楽しい旨さと食感!

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 確かにほぐしてあるが、何となくロースを細かく微塵にしたような雰囲気で、粒が揃ってるような感覚。ほぐし肉にも出汁が染み入るし、背脂の粒にも混じって一体化した様子で・・・へへへ、これなら白飯にそのまま乗せると絶対に旨いはず!。薬味ねぎとも相性よいし、ひょっとして万能肉状態かと!。
 

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<メンマ> ライトな味付けでコリコリ食感が小気味よいスリムなメンマ!麺とも絡む!

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 古風なメンマもいいが、こういうコリコリとした歯応えのスリムなメンマもいいね。柔らかいモチモチとした麺と食感にコントラストを感じます。素地の味わいも覚える薄味仕立て。そこにスッキリ煮干し醤油の出汁も滲んでナイスな旨さ!。しかも割とボリュームもあるんで満足感もありましょう。ビールに合うはず。
 

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総じまして「すっきり煮干しに甘味を加える大胆背脂!うどんライクで楽しめる津軽煮干肉そば旨し!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。見た目迫力的ですが、優しく思いのほかスッキリと味わえます。午前中早くから夜遅くまでの通し営業も頼もしいところですし、サクッと立ち寄れる中野駅からほど近い。非常に使い勝手よく楽しめるので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4717】 丸幸 (東京・武蔵境) ネギラーメン + メンマ皿 + 清酒 多満自慢 〜まさにオヤジの楽園!休日過ごすにうってつけ!酒でまどろい麺を楽しむ止まり木スポット!

新たな・・・酒と麺で入り浸るベース店
 週末にどどっと仕事諸々ありまして、全く疲弊しております。これほど拉麺好きな私が、もう拉麺のためとは言え、遠出をする気力すらございません。そんな流れで今回も近場の店で「ゆっくり」飲める店へ。これまでの流れだと、三鷹駅南口近くにあるビル地下の大衆拉麺店へ向かうのですが、全く出遅れてしまって、武蔵境まで移動し、またこちらへ。先週来たばかりの「丸幸」へまたやってきましたー。おそらくこれからもそんな流れが度々あることでしょう。新たな・・・酒と麺で入り浸るベース店と自分勝手に任命いたしせう。
 

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<酒> 清酒 多満自慢!三多摩地区を代表する自慢のブランド!馴染みの甘さとすっきり余韻!

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 もう日本酒を飲むと決めていたのだった!。カウンターに座るなり日本酒!常温で!と常連になりきっておばさまスタフさんにコール!。へへへ・・・出てきたのが多満自慢の一合ボトルです。三多摩地区の居酒屋だと、ちょくちょく見かける銘柄。うちの近くのトンカツ屋でもちょくちょく味わう馴染みの飲み口です。甘さとすっきり余韻!。
 

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 辛口だともっとキレが出るんだが、お手軽な昼酒ならこれくらいがちょうどいいね。お手頃感と気安さも味わいのうちさ!。で、今回はアテは「メンマ皿」と決めていたんだが、サービスお通しが、いつもメンマだから被るなぁ〜・・・と危惧してたんですが、そこは気を効かせてくれて小さい「味ねぎ」に変更してくれましたわ!。おおお!予想外にしっかり味わえてラッキー。ますますここで酒飲むのが好きになりそう!。
 

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<メンマ皿> 深めの醤油に染まった円やか味わい!クニャコリ食感!ちょいとスパイシー!

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 今回はメンマをしこたま味わう!。さてこのメンマ。醤油色がしっかりと染まった色合いで、毎度言うが、関西オリジンの私から見ると、いかにも関東風と感じてしまうわけ。そして色合いの深さとは違い、塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やか。そこに少し胡椒が効かせてあって、その仄かな刺激が妙に醤油と素材の風味に合うのだった!。
 

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 いかにもなフニャコリとした歯切れの短冊タイプ。下味の旨さで箸が止まらなくなるのだが・・・、今回は少し味変化を試そうと、辣油を後半に垂らしてみます。ふふふ・・・これがまた合う!酒が更に進む!。
 

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<全体> 山盛り味ネギの大胆さ!出汁の琥珀は和みのオーラに溢れる!全く飽きさせない大衆そば感覚!

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 お通しでネギを出してくれたので、わざわざ・・・と思ったのですが、今回はネギラーメン。実はこれ一度もトライしたことないので、ようやくメニュー一巡でございます。毎度思うが、肩肘張らず等身大で付き合える一杯。そしてちょっぴり贅沢の山盛り味ネギの大胆さが素敵です。どのメニューの麺顔にも共通するのが、和みのオーラ感。大衆中華ならではというか、そんな和みのオーラ感はダダ漏れ!。そしてチャーシューもレトロなバラ肉で、つまみで食ったばかりのメンマの素朴さがまた嬉しい。醤油スープの古風とも思える穏やかさも、見ててとっても心落ち着くって感覚です。
 

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<スープ> 円やかカエシ!優しい豚の煮出しと古風とも感じる節系の溶け込み!葱の風合いが滲む仄かな清涼感!

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 いい意味で派手さはない味わいで、だから落ち着く。よくよく見れば、とてもスッキリ透明感ある琥珀ブラウンで、豚の煮出しと思われるナチュラルな脂が浮いているものの、見るからにあっさり系です。見た目以上に塩気が低くて甘味が優しい。動物系のコクは下支え気味で、どちらかと言うと魚介メイン。でも主張するような魚介甘さはなく、深く香って味に伝わるような展開。煮干しの風合いよりも、やっぱり鰹と昆布と野菜のような感覚(妄想)。玉葱微塵がトッピングされているので、薬味は八王子系の影響を受けているようですが、出汁はそれ系とはちょとニュアンスが違って素朴さ全面の旨さです。
 

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<麺> 自家製麺!卵麺チョイス!プツプツと小気味よい歯切れ!少し捩れてツルツル滑るタッチが快感!噛み締めて風味よし!出汁を吸って甘味よし!

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 今回も「卵麺」をチョイス!。こっちの方がなぜか風味を感じてしまうのです。やっぱり小気味よいほどにプツプツと歯切れるのが痛快。出汁の浸透をすぐには許さず、じわじわと滲むようなので、飲みながらでも味わえそうですね。
 

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 そんな素地の味わいを長く味わえるのがいい感じです。いつもの通り、後半は肉巻き!そしてネギ絡めで食らい倒しますが、メンマの歯応えが混じってもやっぱり楽しい。
 

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<チャーシュー> 箸でリフトすると呆気なく崩れる柔らか豚バラ肉!タレの旨味と脂の甘味が口の中で蕩ける!

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 こちらでは、二種類のチャーシューがあるのですが、ベースはバラ肉の様子。このバラ肉・・・とっても柔らかで、箸でリフトすれば自重で崩れるます。とろとろで脂身の断層から必ず外れます。そして口に入れると中で蕩けて無くなってしまう感覚で、ズルイやつです。今回はネギと絡まるので、葱チャーシュー状態になってしまった。そんな状態で崩れるのだが、外周は脂身の部分が多いためとても脂甘味が楽しめます。嗚呼、また酒が欲しくなる・・・。内側の赤身部分は下味のタレの味が深く染みる旨さ!。きっと白飯に乗せると旨かろうです。
 

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<ネギ> 序盤はザクザク!中盤はシャキシャキ!下味が滲み出て甘味がナイス!酒追加したくなる!

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 ネギ大好きネギ星人!だからやっぱりネギ山を見たら興奮します。おそらくチャーシューのタレの割と優しい味付けが混じるようで、少しだけしんなりとした仕上がり??。味付けして少し間を置いているのかもしれません。塩気や調味料、旨味油がとてもしっかりと伝わる!。ネギ本来の甘味は言わずもがなで、下味で更に深まるようです。思わずまた、日本酒!とコールしそうになるではないか・・・。とにかく、つまみでもトッピングでもいいので、個人的にはネギを激しくオススメかと!。
 

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総じまして「まさにオヤジの楽園!休日過ごすにうってつけ!酒でまどろみつつ、麺を楽しむ止まり木スポット!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。なんだかここ数回この店の訪問は、酒とツマミが目的化してしまってる感覚ですが、それだけ麺以外にも魅了させられちゃってます。特に土日は通し営業のため、時間をズラしてゆったり過ごすには非常に使い勝手がよろしいかと!。武蔵境駅からほど近いので、中央線・西武多摩川線利用者には激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4716】 ふく流らーめん 轍 東京高田馬場本店 (東京・高田馬場) 特製煮干しらーめん 大盛 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜お出汁と感じるライトな円やかさ!うどんライクな甘味で楽しむ関西系背脂煮干醤油そば!

関西風の円やか背脂煮干し!キャンペーンで肉尽くし!ガッツリ堪能!
 
 土曜日は全く自由が効かないので、日曜日は憂さ晴らし!。久しぶりに高田馬場まで出向き、ガッツリ酒と麺を合わせようと、「轍」さんへとやって参りました。言わずと知れた関西名店の東京進出!。少し時間が経ってしまいましたが、割と人気はスロースタートと感じる一方、着実に根付いてる様子で、開店早々満席でございます。こちらは、関西泡系が名物ですが、今回は煮干し系を狙ってみましょう。
 

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 近年、ラーメンの地域差というか、東京で食えるような味わいが地方でも食えるようですが、それでもやっぱり地域差が残る気もしまして・・・。例えば煮干しなんかは関東と関西ではかなり趣向が違うかと。そんな興味もあってしっかり堪能です。
 

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<酒> サッポロ赤星!手酌の心意気!ズシリと感じる苦味とホスピタリティ!

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 へへへ・・・事前調査済。ここのビールはサッポロ赤星。今回の訪問は、これもポイントでした。休日の拉麺活動で赤星を合わせると満足感が違いますな。そして面白いのは、こちらお兄さんが最初の一杯は手酌です。大阪でもそうなのかね・・・全面的にサービス精神アピールで、大阪らしいフェスティブな雰囲気さえ店内に充満する様子?。いつもの通り、ズシリとしたボディ感が豊かなビールで、苦味がしっかりしている割には後味がスッと軽やか。いつもよりちょっとホスピタリティ感じるだけでも旨く感じるものだね。
 

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<全体> 肉の質感高さとボリューム感に圧倒!青葱玉葱背脂も埋め尽くす豪華さ満載!

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 実はキャンペーンをやってるタイミングで、肉増しか味玉追加がこの時だけはサービス!。だったら特製にしなかったのだが、お言葉に甘えて肉増しで対応。しかも麺は元々大盛無料だから、丼からはみ出そうなボリューム感で圧倒です。しかも、肉質もいいし、仕上げも立派で、かなりお得感がある!。薬味だって青葱・玉葱しっかり投入で、隙間から背脂が覗く。うひゃー・・・豪華!。来た甲斐あったぜ!。
 

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<スープ> 煮干しと秋刀魚節の芳醇さ!エグ味排除で甘味重視!背脂溶けてより円やかに!

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 さてスープ。煮干醤油系で背脂が浮くが、燕三条系とは全く違う感覚。見栄えのワイルドさ裏腹で、個人的には「お出汁」感覚をイメージするライトで円やかな甘味の展開です。煮干しは関東なら少しばかりは苦味を、香り程度でも忍ばせるところだが、そこが一切ない様子。エグ味を一切排除したところで、甘味がしっかり際立った展開です。塩気も控えめ。
 

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 また煮干しと節の処理が、うどん出汁レベルのライトさで、背脂が浮いているところで拉麺たるプレゼンスを保つ様子。実はライトだと感じる一方で、この背脂がコク深さをアップし、更に甘味を高めているような感覚です。次第に葱類の甘味も溶け出すし・・・関西オリジンな私としては、非常に悪くない展開ですわ!。
 

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<麺> うねる太麺!ぬっちり歯応えに柔らかめな物腰!出汁を吸い込んでうどんライクな甘味の展開!

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 少々うねりを感じさせる太麺で、どちらかと言うと加水は高め。モチモチとした明るい弾力もあるようだが、柔らかくぬっちりとした物腰が印象的です。なのでズボボボーーーっと啜るとどこか懐かしさを感じる。また前歯の歯切れもスパスパと小気味よい上に、奥歯で噛み締めると甘味を感じるでした。
 

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 意外と出汁を吸いやすい感覚で、お出汁が染みた太麺を味わうと・・・なんとなくうどんに似た風合いも、微妙に感じるのは私だけだろうか?。余計に嬉しいやんけ!。私が関西にまだ住んでいた頃は、こんな麺はほとんど無かったような記憶・・・。久しぶりに神戸三宮の奥を思い出してしまった・・・。
 

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<チャーシュー①> 焼目綺麗で食感きめ細かい鶏胸肉!出汁を吸い込み滋味深く! 

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 一番目を引くのはこの鶏胸肉。なんと言ってもスライス面以外の焼き目がしっかりしており、食欲をそそる感覚。微妙に香ばしいのだが、鶏胸肉の滋味がしっかりしており、それでいて繊維質がきめ細かく、ぱふぱふとした歯応えが実に上品。さらにじわじわと煮干醤油の出汁を吸いこみ、溶けた背脂にも濡れるから、段々と味わいが深くなるようです。赤星だけでなく、冷酒にも絶妙に合うような旨さ。
 

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<チャーシュー②> 熱入れしっかり絶妙な半レア豚肩ロース!薄味仕立てでナチュラルな肉本来の味わいと脂の甘味!

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 半レアよりもやや熱入りが進んだような感覚で、薄く差した脂もしっとりした仕上がり。下味が薄めなので、赤身に含まれる肉本来の旨味がストレートに感じられます。今回は、これをサービスでさらに2枚追加してもらったので合計4枚!。贅沢すぎるぜ。結構一枚一枚がしっかりしているため、この肉だけで少し小腹が張る:笑。嗚呼、酒が進む!もう一本飲もうかと思ったが、混んできたので悪いので控えましたー。
 

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<味玉> 薄出汁深い浸透!マチュアになり過ぎず卵本来のコクがゆったり広がる旨さの展開!

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 やや進んだ半熟で、卵黄の中心部はジュレな状態。ねっとりと舌に絡みつくうようで、マチュアな甘味を感じさせるかと思いきや、出汁は薄め。卵本来の濃密感とか、ナチュラルなコクを感じる仕上がりです。白身も淡白な味わいで、出汁を絡めながら食らうと美味いタイプ。チャーシューじゃなく、味玉追加サービスでも釣り合ったか?・・・と、旨さゆえに少し考え込んでしまった。
 

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総じまして「お出汁と感じるライトな円やかさ!うどんライクな甘味で楽しむ関西系背脂煮干醤油そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。パンチというより、滑らかライトで味わう煮干醤油。塩気よりも甘味で楽しむタイプかと。見た目以上に優しい出汁で具材感が実にしっかり楽しめます。JRや西武、そしてメトロの出口からもほど近いので、都内移動の合間のランチにも使い勝手はとても良さそう!。今後に期待の関西系ブランド!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4715】 鶏こく中華 すず喜 (東京・三鷹) [限定]味噌風味 + 小ライス 〜染み入る冷たい時節こそ!ガッツリエキス感覚!味噌が風流に溶けこむスタミナ感爆発な味噌ソバ!

雨の午後はヤバイゼ
 
 10月ってのは、半期が閉まって半期が始まるタイミングで仕事が忙しいのです。どこもそんな感じでしょうが、急に冬のように冷たい雨がずっと降り続く一日は、本当に気が滅入ります。気分的に、雨の午後はヤバイゼ・・・。こんな時は、「中華そば みたか@三鷹」か「丸幸@武蔵境」で、酒をアテつつグダグダとラーメン啜って気持ちを取り戻したいところですが、飲む訳にもいかず。そんな流れで、ラーメンだけで弾けるお店へ。今回は、「鶏こく中華 すず喜@三鷹」さんへと突撃いたしましょう!。きっと限定でパンチの効いたのを出してくれてるはずと信じて!。
 

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<全体> 味噌ラーメン?いやいや、野菜たっぷりワイルド系!ガッツリと味噌スタミナ拉麺!

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 「限定 味噌風味」とだけ書かれてたメニュー。名称だけだとレギュラーの流れで「こく塩」「こく醤油」そして「こく味噌」っぽい流れ?だと思ってたんですが、厨房の作業の流れからそれとは違うぞ!とワクワクしてくる。そして配膳されると・・・嗚呼痛快!お得意のスタミナ系の味噌麺ではないか!。看板に生卵つきとあったから予想できたような展開。冷たい雨気分を晴らすにはもってこいですな!。とにかく味噌風味という名称とは、かけ離れたワイルドパンチな麺顔。二郎系でもないのにこの迫力はすごいよね。夜の部「スタ満ソバ」がここにはみ出たようなプレゼンス!。
 

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<スープ> 背脂・山椒・鷹の爪・ブラックペッパー!そして大蒜と韮のエキスも煮出し!爆発スタミナ感の影に隠れた味噌風味

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 出汁を啜ると、あまりにもスタミナパンチ力が強烈で、味噌の味が頭に入ってこん(笑)。そりゃそうだね。だって山椒・鷹の爪・ブラックペッパーが降り注ぎまくってる上に、ベースのスープには生のニンニクとニラが雪平鍋に投入されて煮出されてる。ブレスケアを持参していなかったのが悔やまれるが、どうせ在宅勤務だからお構いなしです。そして、今回は背脂がドサッと投入されており、これがまた刺激とパンチの味わいを包み込み、コク深く一体化しているようです。・・・などと一通り味に慣れた頃合いから、味噌の風合いを感じることができましょう。
 

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 「限定 味噌風味」・・・ほんのりと落ち着いた味噌を楽しむと言うより、ワイルドパンチなスタミナの影に隠れて、味噌が風味として落ち着く感覚でしょうか。確かに、巷によく見かける辛味噌風とは、全く違い味の展開でこれはこれで実にユニーク!実に旨い!。
 

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<麺> こんなに個性的で強烈な出汁に濡れてもしっかり素地のオーション風味を香らせる逸品!マジ旨ぇぜ!

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 いやぁ〜、改めて思うが麺が旨い。こんなに個性強烈が出汁の中にあって、しっかりと素地の風味を感じることができるのだから面白いです。少しカタメな茹で加減なのも功を奏しているようで、歯切れや噛み締める感覚は、引き締まりのあるボソっとしたイメージ。これはオーションの個性だと勝手に思ってます。中盤になって出汁を吸い込んでも、素地の甘味をしっかり感じるところも秀逸!。
 

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 へへへ・・・そんな風味高い麺だが、生卵を絡めるよ。月見そばでも、卵は出汁に溶かすよりも、麺に直接絡めて食らう派でして、今回も素直にそれを実行。刺激感の中でもブラックペッパーとは相性が強烈に良いため、中華風カルボナーラ感覚でワシワシと食らいます。ふふふ・・・計算通りに旨さの展開。スタミナ刺激感は軽やかなベールを覆ったような円やかな味わいに変化。これは旨いよ、染みた味噌風味にもマッチするではありませんか!。ううう・・・大盛にしなかったことを激しく後悔してしまいました。
 

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<具材> 韮と葱のザクザク香味感!白菜の柔らかい甘味感!両者取り持つ豚バラ細切れ肉!まさにオカズがそのまま乗っかったような迫力!

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 とにかく具材がボリューミーで満足度あり!。900円はお安いと感じます。スタミナ肉野菜炒めが、そのまま麺に乗せららたようなイメージ。後の白飯での活用が楽しみでなりません。野菜類は韮と白葱と言う香味系と、冬野菜の王者白菜のコラボレーション。韮と葱のザクザク香味感!白菜の柔らかい甘味感!これらが渾然一体と化して旨さはカオスです。そしてそれをまとめるのが豚肉!バラ肉こま肉で、肉野菜定食感を醸し出す様子。それだけでなく、スープに溶かされた背脂も野菜に絡みますので、肉と野菜の旨さががっつり四つで構えます。背脂も一部大きいのが転がるのでまるで具材の一部のよう。ともあれ、無理に特製にしなくとも、具材満足はしっかり楽しめます。
 

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<〆飯> シンプルに白飯!残った具材と出汁を垂らすだけで立派なスタミナ丼の完成!食欲無限大!

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 もう言わずもがな。このスタミナ出汁が染みた肉野菜と、白飯が合わないはずはない。むしろ絶妙で、少し具材とスープを乗せて垂らすだけで、立派なプチスタミナ丼が完成です。ここで具材の多さが実に生きるわけで、まるで食欲無限大かのように、一気に食らいます!。+60円ですが満足度は、サイドメニュー300円レベルに匹敵!。これはどうせ食らうなら激しくオススメ!。食らうなら白飯までたどり着くべし!。
 

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総じまして「染み入る冷たい時節こそ!ガッツリエキス感覚!味噌が風流に溶けこむスタミナ感爆発な味噌ソバ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。数十分前まで、冷たい雨に震えていたはずなのに、食い終えて店を出る時は軽く額に汗をかいてました。このメニューは秋冬は定期的にリバイバル提供して欲しいと願う次第。寒さに震え滅入る気分にこそ・・・すず喜・すず鬼のスタミナ麺を激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4713】 麺処 源玄 (東京・阿佐ヶ谷)[限定]源玄ブラックsoba + 和え玉・黒 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜拉麺と和え玉・・・ダブルブラック!ダブルインパクト!マー油とポルチーニの融合も秀逸!一回食べてよ!

拉麺と和え玉・・・ダブルブラック!ダブルインパクト!
 
 当面、土曜日は一切の麺活動ができなくなりまして(号泣)、仕事もキリが良かったので休暇を取得。サボってた手続き系をさっさと済ませて、久しぶりに「麺処 源玄@阿佐ヶ谷」さんへとやって参りました。しばらく休業してたようですが、再開を知って漸く辿り着いた!。狙いは「サッポロ赤星」と「ブラック拉麺」。赤と黒で攻めて見たかったのよねぇー・・・。長いコロナ禍を乗り越えて、やっとここまで来た!。
 

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<酒> サッポロ赤星!漸く訪れた平和な昼下がり!ズシリとした苦味の奥に軽やかな甘味!麦酒の王者!?

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 ビールの食券に50円玉を添える。それが赤星のサイン。実はビールも少し凝ってる店だけど、50円システムを知ってからは赤星オンリーでございます。切り落としのチャーシューが少しサービスされるのも承知!。
 

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 秋晴れの気持ち良い昼間から痛快に、赤星のズシリとした苦味の奥に軽やかな甘味を楽しませていただきましたわ!。人知れず・・・旨さに震えていた私・・・。
 

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<全体> 何と!醤油清湯にがっつりマー油のブラックインパクト!配膳の瞬間から色濃い香ばしさ立ち昇る迫力!

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 コロナ禍の中、5月はズーッと毎日「ブラック拉麺」をあちこち食べ歩いていた私ですが、この一杯だけは食い逃してましたー。だからリベンジ達成なのですが、そんな喜びより配膳の瞬間の驚きの方が大きかった。マー油で表現してくることも相当意外だったが、ベースは醤油清湯。それでも黒々と感じられるが、マー油の貼り付きを見てワイルドに思う反面、全体的にはとってもシンプル・・・ほぼ、出汁と麺と肉オンリー。整然ともしており、崇高にも感じさせます。そして何より、配膳の瞬間からマー油の香りが色濃く、ありそうでなさそうなユニークなブラック系ですよ!。
 

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<スープ> マー油香味のインパクトのみならず!ポルチーニはじめ分厚い旨味のマリアージュ!痛快!

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 一口目から面白い!そして旨い!。確かにマー油の香ばしさが嫌味なく生き生きとしており、食欲をそそりまくる味わい!。そこに濃口醤油の輪郭が貼り付くようでまた楽しい。ただ、食えば食うほど、マー油意外の味わいがとっても深みがある!厚みがあるのに気づきます。単なる鶏出汁とも違う、滋味深さが半端ない。言われてみると明らかにそうなのだが、ポルチーニの旨味が染み渡っております。更に、へへへ・・・トリュフオイルも加わりますぜ!。それが、マー油と喧嘩するどころか、見事にマリアージュ。駄舌な私は、少し位は貝出汁でも入ってるのかとアホな妄想してしまいましたが・・・このスープはちょっとユニークなので、ブラック系好きなら試して欲しいかと!。インパクトと言うより、分厚い円やかさを体感でましょう!。
 

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<麺> 少し丸みをを感じるストレート細麺!軽いボソつきの後に感じる軽い甘味!出汁と絡んだ旨味がしっかり!

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 麺は、こちらでは馴染みを感じるストレート細麺。加水は中程度で、フォルムは少し丸いような舌触り感です。寄り添い易いので、出汁を絡めてから持ち上げるのも得意な感じ。レンゲでアシストせずとも、ズボボボーーーと軽く啜れば出汁との一体感が味わえます。歯切れはライトで、少しボソつきを思わせるプツプツとした印象。
 

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 軽く素地も感じるが、出汁と絡んだ旨味が早々にしっかりと伝わってくるようです。汁を吸い込みやすいのも印象的で、バランス崩れ易いためこちらは大盛対応不可。その代わり和え玉あり!コスパ高い「たきこみごはん(50円)」あり!。
 

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<チャーシュー> 肉本来の滋味深く!マー油を貼り付け出汁を吸い込む旨さの一体感!酒が進む!麺も進む!

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 今や王道の低温調理系の豚肩ロース!ビールに最適!いや、ブラックスープにも最適!。赤身にある肉本来の滋味に、マー油が貼り付くだけで旨さが想像しやすいかと!。まさに酒のアテとして最適ですが、今回は、ポルチーニが滲む醤油出汁を少し吸い込むため、いつもにまして格別に旨く感じるぞ!。
 

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 肉増しボタンがあればいいんだけど・・・そういう設定ないみたい。おつまみチャーシューってボタンで代用しましょう。どうせこのブラック食らうなら、肉増し激しくオススメ!。
 

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<和え玉> 何と同じブラック醤油タレで汁なしバージョン!ダブルブラックの旨さ完成形!

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 こちら、和え玉が旨い店です。差別化しにくいアイテムですが、タレがとても工夫されてる様子。鶏油と煮干が基本ラインで、そこから塩と醤油にバリエーションが広がります。更に、時々その日だけのタレもあったりして、以前は「貝エキス」も裏メニューとしてあったのは記憶に新しい。
 

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 和え玉コールした後、「今日は黒もできますよ!」と声がけいただいたので、0.1秒後に「黒!」と叫び返した私です。拉麺がブラックなら、和え玉もブラック、ダブルブラック!。これはラーメンヲタクやってきて、ブラック拉麺追い続けてきて、無かった経験!。
 

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 その興奮と期待通りに旨さ炸裂です!。マー油の刺激を引き算した、崇高な茸類の旨味が滲む醤油タレ。あらかじめ全体に均一に絡められており、最高に仕上がっております。麺の甘味とも相性とバンランスがよく、少し残ったブラック出汁を垂らしても旨し!。ブラック汁なし系なら、ブラックペッパーを振りかけても更に旨し!。これはレギュラーメニューだったら、ここ来たら毎回これ食っても良いかも(本当にそうするかは別、それほど興奮したってこと)。間違いなく、激しくオススメです!。
 

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総じまして「拉麺と和え玉・・・ダブルブラック!ダブルインパクト!マー油とポルチーニの融合も秀逸!一回食べてよ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜今回は、お気に入りの店で、お馴染みの赤星飲んで、ハマるブラック系のダブル攻撃受けて最高気分!。限定以外のレギュラーメニューどれ食っても旨い店だし、駅から近い範囲。中央線ランチならかなり使える店かと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4711】 鶏そば 山もと (東京・JR三鷹) 叉焼麺 + カレーライス 〜出汁に背脂!そして肉!シンプルなれど3種の贅沢食べ応えあり!大人向け崇高叉焼麺!

隠れ家気分でハイセンス!崇高二毛作拉麺店!
 
 今日も忙しく、近場での麺活動。もうこの辺り、目ぼしいところは行き倒しているのですが、どうしても気になる一杯を求めて・・・こちら「鶏そば 山もと」さんに数ヶ月ぶりにやって参りました。限定ってわけでもないのですが、レギュラーメニューながらも「数量限定」で、毎度食い逃している一杯「叉焼麺」にロックオン。今回残り3杯にありつけた次第です。こちら、夜の焼鳥ダイニングがメインで、昼は二毛作として拉麺をご提供スタイル。なので、鶏出汁などがお得意なはずが、豚と牛で攻めてる面白い一杯!。
 

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<全体> さすが肉が得意なお店!上品贅沢肉三昧!山形産3種の肉絨毯が目に焼き付く!

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 おおお!こう来たか!。チャーシューメンなら麺顔肉だらけ!ってな期待を寄せますが、確かにその通り!。そして肉尽くしとなればワイルド感が漂うものですが、何とも整った風貌。しかも3種の豚肉でありつつ、極薄スライスの大判ぶりが波打つように並んでるのが・・・なんだか高級っぽい。ところが豪勢なようで実はシンプル。薬味のネギを除けば、「汁・麺・肉」だけのストイックさですよ。ううう・・・山形産ポークと背脂だけで、ここまでアピールするものなのか!。
 

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<スープ> 円やかな醤油清湯!和牛背脂が出汁に溶けて重厚なる旨味の展開!見た目以上に旨味の渦!

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 背脂が浮いているのに高級感。ちょと不思議な感覚ですが、普段イメージしているこってりギトギト感ではありません。実は「牛脂」。牛の背脂で、その牛ならではのスッキリ溶ける広がりの後に、図太く動物感を伝える展開が素晴らしい。サラサラしてるのに、旨味だけがコッテリ感じられるようです。牛と醤油は、特別に相性が良いと勝手に思っているのですが、脂の甘味が、醤油の輪郭にすごくマッチする。元々円やかな生の醤油に、ピッタリとフィットしたような、醤油コク深さも合わせて表現している様子です。後々、豚肉の旨味と、麺から滲む炭水化物ならではの甘味も溶け始めるが・・・序盤から牛の旨さ芳醇なる展開!。
 

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<麺> 全粒配合!風味も良いが素地に感じるのは甘味!出汁との相性良く吸えば吸うほど味わい膨よか!

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 これは旨い。端的に言うと、麺自体が少し甘味あるような感覚。少し全粒が打ち込まれているようですが、水分含んだ素地の粉感に甘味を覚える様です。そこに牛脂と醤油が溶け込んだ出汁が浸透すると・・・炭水化物が単に糖化したような旨味以上に、甘味を感じるではないですか!。そして、微妙に膨らんだ角麺なフォルムが、舌触りを楽しませます。麺が寄り添い、その隙間に牛の背脂を絡め貼り付かせ持ち上げます。
 

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 啜って噛み締めた瞬間から、出汁と脂が香る。そして噛み締めると唾液がほとばしる!。サイドメニューを頼んで忖度して並盛にした、己の不甲斐なさを今回も恥じるか・・・。これは大盛必須であったわ!。
 

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<チャーシュー①> 半レアから見る見るうちに熱る極薄ロース!赤身の滋味が濡れた出汁の旨味にフィット!

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 嗚呼、楽しいねぇ〜3種類もあるんだから。まずは目を引く「極薄ロース」。実は配膳の瞬間は、もっと可愛いピンク色をしているのです。トッピングとして丁寧に麺顔に並び置かれてますが、その瞬間からじわじわと熱を受けるだけでなく出汁を吸い込んでる様子が伺えます。これは早めに食するべしですな。半レア状態が通り過ぎ、完全にピンク色を失う前に食しませう。薄い肉は折り畳むより、適当に皺を寄せて口に放り込むのが絶対に旨い。噛み締めると複雑な皺の隙間から、口の中で滲み出る赤身独特の滋味。そしてそれに染まり切ろうとする出汁感の旨さが、笑ってしまうほど楽しめます〜。当然、中盤は麺を巻き付けても食らって楽しみ尽くしました。
 

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<チャーシュー②> 口に入れる前から香ばしさ感じる煮豚バラ肉の炙り!蕩ける甘味!

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 おおお!煮豚なのに炙りが入っとる。その焦げた文様は偶然の産物ですが、妙に美しくまるで豹柄眺めてるような気分ですな(きっとオレだけ)。口に入れると、嗚呼・・・心の中では膝落ちしそうなほど感動。牛脂とはまた違った、脂のサラサラ感で、そこに焦がしの風合いが重なる旨さの展開・・・白飯をくれ、なんて刹那に思うかも。それにしても、煮た後に炙るとは!。煮た段階で脂はそれなりに抜けていようと思われるが、止まる脂が焦げるだけで、相当甘いよ!。まさに炙りは焼鳥ダイニングの真骨頂なのか!。強いて言えば、この肉はもう一枚あった方が、全体的には成立度がアップするかと!。
 

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<チャーシュー③> 極上ヒレ肉!見た目はしっとりしつつも口に含むと炭火香ばしさが絶大!酒を欲する!

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 でた!ヒレ肉!これ好きなのです。確か、背骨にそった肉片で左右1本合計2本。たまに腰をマッサージする度に思い出すのですが、赤身の上品さはテッペン!。赤身主体で脂が極端に少ない部位なのに、妙にジューシーと感じる旨味で・・・本当の肉好きを魅了する部位ですな。赤身の上品さを味わう!。ところがこれが炭火焼き風の香ばしさが一番重厚に香るのだった!。これはメチャ旨いーーーーーーー!。これは絶対にいい冷酒と合わせると至極の気分ですよ。拉麺トッピングでヒレ肉自体も珍しいが、炭火香るヒレ肉がこんなに旨いとは感動の嵐!。
 

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<〆飯> カレーライス!欧風カレーのごとくフォンドボーの濃厚溶け込み!刺激はしっかりめで大人の味わう!

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 ヒレ肉で炭火の感動が落ち着かぬうちにカレーが配膳。ちょっと組み合わせシクッたか?とも感じたが、そのまま〆飯としていただきましょう!。200円というリーズナブルプライスで、程よい分量です。ところが、おいおいおい・・・ひと匙口に入れると、舐めてたわけじゃないが本格的じゃないか。
 

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 印象としては、欧風カレーのイメージ。ひょっとして牛ベース?フォンドボー!?。肉が小さいので筋肉かは不明だが、これは旨い!。スパイス感や辛さも好みで、しっかりと大人な刺激と味わい。焼鳥ダイニングでこんなカレーが出てくるとは知らなんだ。これはお安いし、激しくオススメですわ!。
 

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総じまして「出汁に背脂!そして肉!シンプルなれど3種の贅沢食べ応えあり!大人向け崇高叉焼麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。本当に終始、素材感とその旨さを如実に堪能いたしました。ガッツリ!と言う雰囲気とは逆でどこか芸術化したチャーシューメン!。それぞれ肉の美味しさを、一杯の拉麺の中で楽しめます。だから大人向けと感じ入る次第。激しくオススメ!旨し!なので・・・最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4710】 丸幸 (東京・武蔵境) チャーシューメン[バラ] + ネギ皿 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜心和ます大衆中華そば!この店まさにオヤジの休日倶楽部!一度はいかが?

日曜日、競馬中継を観ながら・・・酒と麺!極楽!!
 この先当面の間、土曜日は朝から夜まで忙しくなってしまった・・・。なので心を救ってくれよと、やってきたのが丸幸@武蔵境。とてもじゃないが、拉麺で遠征気分にはなれないほど暗い気分でしたー・・・。でも、ここくればほっとする。昼下がり、競馬中継をボケーと眺めながら酒。そしてツマミ。最終レースの結果が出てからは、チャンネル切り替えてゴルフ中継。酒を追加してまたボケーっと過ごす。パリーグの野球中継も観たりしてー・・・。思う存分、非生産的に過ごさせていただきましたよ。嗚呼、長居してしまった・・・。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!肩肘張らないお気楽店内に・・・馴染みの国産辛口ビール!休日気分爆上げ!

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 本当に和む大衆感だから、どんなビールが出てきても旨く感じるのだろうが、競馬見ながら少し興奮を覚えるタイミングでは、キリリと刺激がわかりやすいのが合うよね。スーパードライがいいのです。
 

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 レース結果に他客の地味な阿鼻叫喚がじわじわ伝わる?。大体こんなタイミングでは酒追加したくなるよね。因みに私・・・賭け事だけはしないのでした:笑。なので、純粋な気持ちでビールを味わう!なんだかんだでスーパードライ旨し!。
 

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<ネギ皿> 少しばかりの醤油ダレと切れ端チャーシュー!細切りネギのシャキシャキ感と滲み出る甘味が最高!酒が啜りまくり!

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 味ネギで酒を飲む。これ最高!だって私、ネギ大好きネギ星人だから。見た目は少し、ラーショっぽいネギスタイルですが、チャーシューのタレか醤油タレか、割と優しい味付けで、ナチュラルな仕上がり。塩気や調味料、そしてごま油感がとても低いのに、しっかりと旨さが伝わる!。ネギ本来の甘味すら覚えるほどで、相当ナイス!。思わず次、日本酒!と弾けそうになりますが、なんとか自重。こちらお酒にも合いそうなので、激しくオススメです。
 

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<全体> 肉とメンマの迫力さることながら・・・和みのオーラ感が優しくダダ漏れ!大衆中華そばの凄み!

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 いい意味で凄みを感じさせない。等身大でとことん付き合える中華そばたる印象。この店にいるとラーメンの金銭感覚がおかしくなり、800円だと高く感じてしまうが、肉増しでこの設定なら実にリーズナブルです。近くの大学生と思しき男性は、ラーメン大盛で560円。競馬新聞睨みつけてるご老人は〆にラーメン並で450円。そのどの麺顔にも共通するのが、和みのオーラ感かな?。フツーに凄みを感じさせないが、大衆中華特有の和みのオーラ感はダダ漏れに伝わります。チャーシューもレトロなバラ肉だし、そして何と言ってもメンマの素朴さが嬉しいじゃないか!。もちろん・・・醤油スープの穏やかさも言うに及ばず。
 

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<スープ> 尖らないカエシ感!柔らか豚エキスに懐かしい節系の溶け込み!何故か惹きつける安寧の味わい!

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 いい意味で派手さはない味わいで、だから落ち着く。よくよく見れば、とてもスッキリ透明感ある琥珀ブラウンで、豚の煮出しと思われるナチュラルな脂が浮いているものの、見るからにあっさり系です。
 

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 見た目以上に塩気が低くて甘味が優しい。動物系のコクは下支え気味で、どちらかと言うと魚介メイン。でも主張するような魚介甘さはなく、深く香って味に伝わるような展開。煮干しの風合いよりも、やっぱり鰹と昆布と野菜のような感覚(妄想)。玉葱微塵がトッピングされているので、薬味は八王子系の影響を受けているようですが、出汁はそれ系とはちょとニュアンスが違って素朴さ全面の旨さです。
 

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<麺> 自家製麺!そして卵麺!プツプツ歯切れる食感!ツルツル地肌で滑りよく意外と風味を感じさせるよ!

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 最近、すっかり卵麺派に宗旨替えしてしまったか・・・。卵麺の方が逆に風味を感じてしまうようです。プツプツと歯切れる快感が、気に入っており、案外と出汁の浸透を許さないところも好印象。ゆっくり染み入るので、素地の味わいを長く味わえるのがいいのです。
 

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 酒を飲みつつゆっくり食らうには好都合。大盛にしてもよかったと今更ながら回想してます。ま、いつもの通り、後半は肉巻きにして麺を食らい倒しますが、メンマの歯応えが混じってもまた楽しくて味わい深い。また前回のように・・・ネギにも絡めてみたく思えてなりません。
 

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<チャーシュー> 箸で持ち上げると自重で崩れる柔らかさ!醤油ダレの浸透しても脂の甘味が充満の旨さ!

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 今回はバラ肉で統一しました。肩ロースも選べたり、またバラ肉とハーフ&ハーフにも対応してくれます。さてこのバラ肉。とっても柔らかい。箸で持ち上げると必ず自重で崩れるほどとろとろ。
 

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 特に脂身の断層が外れるように崩れます。なので外周と内側で分けて食らうしかないが、外周は脂身の部分が多いためとても脂甘味が楽しめる。酒が欲しくなる旨さ。そして内側は意外と下味のタレの味が深くて、醤油の下味ダレが赤身に染みる旨さ!。これでまた麺など炭水化物系を欲しくさせるじゃないか!。やはり肉増しは、満足感があっていいね!。
 

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<メンマ> やや深めの醤油に染まった色合いなれど円やか味わい!クニャコリっとした歯応えが堪らん!

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 次はメンマ皿にしてみようかと画策中。いかにも関東系らしい、醤油色がしっかりと染まった色合い。にしては塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やかです。フニャコリとした歯切れの短冊タイプで、いかにも標準型のようですが、下味の旨さが光るので、箸が止まらなくなる!。これは冷酒や熱燗でも、日本酒だったら確実に合うはず。もうすでに、次回はメンマ皿と日本酒の組み合わせが決まった感じ。
 

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総じまして「心和ます大衆中華そば!この店まさにオヤジの休日倶楽部!一度はいかが?」

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 ・・・と言う感動の嵐!。こちらはスムースに先代と代替わりができたご様子で、これからも安心して長く通えるところ。武蔵境という割と地味なエリアにひっそり佇む店ですが、なればこそ大衆感で和めるかと!。休日ゆったり気分で酒と麺なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4709】 メンドコロkinari (東京・東中野) [限定]秋刀魚ラーメン + 豚肩ロース + ハートランドビール + 日本酒八海山 〜穏やかな秋に独創性突き抜けるスープ感!超絶技巧派鮮魚系拉麵!ラヲタ自認なら激しくオススメ!

超絶技巧派限定拉麺!出汁が酒のアテになる!
 以前、有名ブロガーさんと話してて、スープを味わいながら酒を飲むのたまにはいい感じですよねー・・・なんて言われたっけか。実はその時、適当に返事して歩調を合わせていたのを、激しくこの場でお許しいただきたい。今わかりました。こういうこともあるのですね!。今回、この一杯の出会いで理解できました。この一杯の出汁は、少しクセがあると言わざるを得ないが・・・色んなラーメンを体験してると、激しくそそられる要素満載!。今回も楽しく汁完飲いたしましたー。
 

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<酒①> ハートランドビール!まさに休日気分を盛り上げるグリーンボトル!軽やかな本格麦芽の苦味と旨味!

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 とは言え、やっぱりこの店では酒だよ!。土曜日は超多忙で酒も麺も体内に収めることができなかったので、一気に楽しむよ。前回はサッポロ赤星だったので、今回はキリンハートランド。なんとハートランドと赤星だけを両方備えている店は珍しい。
 

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 やっぱり、ハートランドのブランドイメージもいいが、しっかりと本格的なズシリ感がある麦芽100%ビールで、どことなく軽やかな雰囲気で楽しめるのがいいね。ライトなスナックにも合うが、本格的重厚な料理にもしっかり釣り合う質実な旨さですよ。今回も堪能!。
 

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<酒②> 八海山!新潟の辛口純米と言えばこれ!ズシリとした純米ボディにキレある辛口が冷えてよりシャープ!

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 ようやく八海山が、緊急事態宣言解除後にリリースです。常備酒ランクですが、本格的な純米らしい濃厚な味わいを保ちつつ、辛口らしいキレで味わいボディをキリリと引き締めるような味わいがナイス!。そして冷酒だけに冷えた温度がより切れ味をシャープに感じさせる展開です。
 

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 サービスの浅利の煮付けがまた秀逸で、辛口冷酒にジャストフィット!これだから、この店で酒を飲むことがやめられない。まさにクセになってます。
 

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<豚肩ロース> 脂身の甘味やや抑えめ!塩気控えめで赤身の肉本来味がしっとり!酒が進む!

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 残念ながら鴨胸肉はこの日ノンリリースだったので、今回は豚肩ロース。しかしこれもスーパーサブって感じで非常にナイス。脂身がやや控えめな印象ですが、その分赤身の味わいが明確です。全体的に塩気控えめで、淡白?フラットな初動の味わい。ところが噛み締めてゆく度に、赤身に含まれる肉本来の味わいが素直に口の中に広がりましょう。
 

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 後追いで脂身が溶けて甘味を溶かし込む展開です。へへへ・・・この状態が口の中で広がっているうちに、舌を洗い流すように酒を流し込むのだ・・・この瞬間がたまらんわ!。
 

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<全体> 秋刀魚節と思いきや見栄えは極濃系煮干麺!?秋刀魚と思えぬ出汁ニュアンスにパニック!

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 さてこの一杯。この秋限定ですが、食べた時点ではネットに麺顔は上がっていなかったのでした。だから、てっきり「秋刀魚節」の醤油清油系かと思って待ち構えてたら、実際に配膳されると真逆!。かなりどころではない濁り方で、まるで極濃煮干系のような出汁の濁り方ではないか!。しかも丼の縁やあちこちに、秋刀魚から滲んだ魚介系の泡が貼り付く。薬味やトッピングが鮮やかである分、余計に深い濁りが際立つね。
 

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<スープ> これは初体験!秋刀魚焼きが丸ごと溶けたワイルド感!焼香と腸苦味がダイレクト!

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 味わって更にびっくりだ!。ワイルドだなぁ〜とも感じたが、サンマ焼がそのまま溶けたのか?と思うほどの複雑な味わい。その代表格は、焼いた秋刀魚で大人好みの腸の苦味がかなり溶けてるのか??。そして焼いた時の香ばしさが、腸の苦味と一体化しているようです。
 

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 鮮魚系出汁の店はそこそこ都内にありますが、どれもテクニシャン。なるべくエグ味を抑えようとするが、この出汁はやや抑えが効かないような感覚。溶ける本質的な旨味が削がれるのを嫌ったのか、結構とストレートにサンマ全体の味わいをアピールします。焼きの香ばしさすら伝えるような、統合的なサンマ味。個人的には、秋刀魚焼きをそのまま出汁に溶かしたような感覚。それだけでなく、バーミックスみたいな器具で、完全に粒子レベルまで細かくして溶かしたような仕上がり。
 

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 薬味がいい仕事をしています。細かく刻んだ玉ねぎ微塵が清涼と甘味を全体に溶かすのでサンマの個性を食べやすくしてる感覚。更に大葉が一枚あるだけで、ぐっと食べ易くしてます。計算づくって感じだね。確かに食べ手を選びそうだけど、一日15杯程度の限定なので、ラーメンファンとして長く体験してきた方なら、激しくオススメした上で、感想を共有したいものです。
 

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<麺> 出汁が浸透すると言うより泡が貼り付くイメージ!素地の風味と甘味が拉麺的落ち着きを生む??

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 意外と出汁があまり浸透せず、どちらかと言うと、秋刀魚の溶けた成分が表面に貼り付くような質感。素直な素地の風味と甘味を保つイメージです。クスクスとした歯切れ良いタイプで加水は中程度。あまり出汁に浸透しない反面で、持ち上げるような感覚です。
 

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 軽い泡立ちも引き込む様子。完全に個性的な出汁を受け止めきれないようですが、ラーメンとしての落ち着きを感じさせる、炭水化物の風合いと甘味がナイスと言えましょう。
 

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<茸> 秋を演出!炙りの入った生椎茸!?茸類の香ばしさと独特の旨味を酒で合わせる!

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 秋の装い。生椎茸の炙り焼きが備わります。菌類独特の風味高さ。焼き目が温かみを感じさせますが常温でした。そのままでは味が薄いので、出汁に少し濡らして食しましょう。笠の裏側にある細かい溝の隙間に出汁がしっかり入り込んで、妙に合う味わい!。冷酒八海山と絶妙に合います。
 

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<チャーシュー> 秋刀魚旨味の腸風味に濡れる鶏豚低温調理系!ミスマッチ感覚が脳を揺らす旨さの展開?

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 極ニボな一杯に乗る低温調理の肉は意外に合うよね。そんな感覚で味わったようです。令和では定番の鶏豚低温系。アテとして食べた豚肩ロースも、魚系の苦味と混じるとまた独特な雰囲気。脂身の甘さとミスマッチですが、そのギャップ感が複雑カオスな味わいとして、酒に合うようです。
 

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 一方の鶏胸肉は、素材がもともとタンパクなゆえに、秋刀魚の味わいにフィットしようとしたような感覚。鶏と魚の相性を改めて感じるほどで、秋刀魚苦味が嫌味にならない鶏胸の滋味がフィットするようで旨しです。思わず、もう一本冷酒を追加しようかと思うほど。
 
 

 

 
総じまして「穏やかな秋に独創性突き抜けるスープ感!超絶技巧派鮮魚系拉麵!ラヲタ自認なら激しくオススメ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。秋刀魚をダイレクトに、一方で丁寧に滑らかに仕上げられてます。チャレンジングな試みな故に、改めてテクニックを感じ入るかと!。こんなの珍しいのでコアなファンこそ激しくおすすめ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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【今週のラーメン4708】 間借りらーめん かぶと (東京・吉祥寺) スパイス担々麺 + 小ライス + サッポロ生ビール黒ラベル 小瓶 〜ハード系スパイスなれど心地よいエスニック感覚!マサラ感楽しむ個性的担々麺!

週末限定の間借り営業!最初は担々麺で!
 2年も在宅メインでいると、少ない私服がそれなりにボロになってゆくので、仕方なくユニクロへ。年齢重ねると着る物に冒険しなくなるし、たとえ私が冒険したところでかえってダサくなるから、ユニクロなら都合が良いのです。で、そんな久しぶりの自分の買い物ついでに・・・こちらの間借り営業のお店へ突撃です。週末限定の間借り営業なので・・・ずっと気になっていたんだけど、ようやくタイミングが合ったってこと。
 

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<酒> サッポロ黒ラベル生!ちょい飲み気分で軽く小瓶で!苦味爽快甘味軽快!汗が引く!

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 ん?、実は赤星期待だったんだが黒ラベル。で、せめて中瓶と思っていたのだが小瓶であった:汗。ま、いいか。どうせまた夜飲むし。とは言え、少し喉を潤しつつ腹が膨らみすぎない程度に味わえるのがいいね、小瓶は。黒ラベル独特の、苦味の爽快さ!甘味の軽快さが素晴らしい!少し気温が合ったから、気持ちよく汗が引くよ!
 

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<全体> 明るい辣油に複雑なスパイスの降りかかり!四川と言うよりアジアンなふ雰囲気!食らう前から食欲刺激!

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 どうも塩系がオススメのようでしたが、気分的に担々麺。憂さ晴らし気分でスパイス刺激を求めていたのかもしれません。配膳されたのは、いかにもシビ辛と言う四川を思わせる担々麺ではなくて、どことなくアジアンな雰囲気を醸し出す様子。辣油の明るい赤さも刺激的です。少し白菜が入ってるところがまた面白い。担々麺では珍しいね。そして・・・へへへ、パクチー入り!。これだけでテンション爆上げ!。
 

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<スープ> ライトな鶏ベースに辣油と花椒塩の図太い刺激!マサラ感覚で複雑スパイスが溶けて辛さの中に甘味あり!刺激が爽快!

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 タイプな味わいです。芝麻醤と辣油のメイン構成も広くウケますが、スパイス中心ってな展開が実にいいね。大元のベースは鶏出汁でしょうが、そこにスッキリと辣油が溶け入り、胡麻感覚よりもスパイスが複雑に入り込む感覚です。当然、そのスパイスには花椒塩があるようで、一般的な刺激的担々麺としても成立する様子。しかし、その他の本格的カレー屋にあるような、マサラな感の方が支配的です。カレーも好きだがあまり詳しくないので・・・店の蘊蓄を借りるとクミン・コリアンダーその他とのこと。クミンは実にわかるよね・・・こもりがちのふわっとした刺激感がナイス!。
 

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<麺>全粒の打ち込み!? 刺激的なスープの中でも素地の風味と甘味を伝える!熱ダレせず具材を絡めとる楽しさ!

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 太麺も選べるようですが、今回は細麺で!。坦々麺なら素地の風味をパツパツと感じられたらいいなぁ〜・・・なんて目論見でしたが、気持ち良い裏切られ方です。パツパツと言うよりクスクスとした淡い歯応えだが、甘味すら感じる優しい風合いじゃないか!。それに気持ちほんのりとボソッとしている。。出汁に濡れると分からなくなってなるが、これって全粒配合では?。粒がスパイスと見分けにくい:汗。メニュー表に裏書きあるの気がつかなかったが、後で確認すると、全粒配合みたいな記述ですな。担々麺だけ麺変えてますーなんてオチが合ったりして:爆。そして後で知ったが・・・麺大盛無料サービスでありました:号泣。
 

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<挽肉> 軽やかに辛味が浸透するがフワフワ感が心地良い大粒挽肉!出汁を吸い込む旨さ!

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 挽肉も少し特色があります。挽肉の肉味噌風でもなく、辛さが滲んだ肉粒爆弾風でもなく、とってもナチュラルな大粒挽肉。適度に辛味が浸透しているようですが、降りかかったスパイスに混じり、フワフワと噛み締めて肉の甘味と刺激の辛さを、合わせて楽しむ・・・そんな展開です。ボリュームも多めなのが嬉しいところで、へへへ・・・後に控える飯割に活用できる幅が広がる!。また出汁に沈んでからも、それを吸い込んだ後の味わいも楽しい。ううう・・・もう一本、小瓶が欲しくなるじゃないか!。
 

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<メンマ?> 白メンマ??何か野菜の茎かと思えどサクサク歯切れと素材の風味はメンマ??

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 これはメンマなのか?自信ない。こんなに白いの見たことないのでー。ただ風合いと歯切れは明らかにそんな感じ。非常にさっぱりした素材感が、辛い出汁とスパイスに絡む旨さがまた斬新にも感じます。実は何か野菜の太い茎ですよ・・・そんなオチだったらスンマソン。
 

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<〆飯> 薄く褐色がかった五部付き白飯!?噛み締めて風味あり!ぼそっとしつつも出汁茶漬けに最適!

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 おいおい、ライスがこれまた嬉しい!少し玄米の色合いしてるので、五部付き米?。蘊蓄で確認したらやっぱりそうだった!。ひゃー・・・米の味が濃ゆいねぇー。担々麺の出汁が味濃ゆいとは言え、しっかり米味が伝わるのがナイスじゃないか!。
 

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 フワフワ挽肉、マサラ感覚の担々スープ、米の分厚い味わいが一体化して旨し!。これは飯割り、出汁茶漬けは激しくオススメ!。
 

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総じまして「ハード系スパイスなれど心地よいエスニック感覚!マサラ感楽しむ個性的担々麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。間借りのベース店がカレー専門店だけあって、スパイスのマジカルな扱いはお手のもと?。マサラな本格的担々麺と言う面白い味の展開です。グルメの街吉祥寺っぽい味のニュアンスかしら?。ふつーのラーメンもとても旨そうですし、駅の東出口からすぐそこ。買い物ついでにフラッとランチでいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4707】 くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) チャーシューブラック 大盛 + 生卵 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜ブラック系+生卵で新たな扉!どうせ食うならすき焼き風!激しくオススメ!

憂さを晴らしにブラック拉麺!どうせ食うならすき焼き風!
 
 久しぶりに出勤すると忙しい!。午後はサクッと早めに退社して、遅れたランチで食ったり食おうと思ってたら・・・ちょっとトラブってまた昼飯抜きに陥りますよ。最近こんなんばっか。かなり予定より遅れて帰途につきますが、昼飯どころか夕飯タイムになってしまいました。ええい!憂さ晴らしで酒と麺じゃ!。
 

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 夕方早い時間だと、当然頭に浮かぶのは「中華そば みたか」なのですが、帰りの道中でちょっと面白いこと思いついて、今回は中央線で三鷹駅をスルーして、東小金井へとやって参りました。お馴染み、今回もまた「くじら食堂」さん。理由は、憂さ晴らし気分なら、ガッツリとブラック系で弾けようと思ったから。そして・・・何となく、ブラック拉麺を、生卵ですき焼きにして食らってみたいと更に思ったから!。
 

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<酒> サッポロ赤星!昭和レトロな小ぶりのグラスに日本最古のブランド麦酒がよく似合う!

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 へへへ・・・ここは赤星があるからいいね。訪問頻度が極端に多いのはこの為かもしれません。味わいは、もう何度も語るがズシリとした飲み口の割には、案外軽やかな後味。そして苦味の中に仄かに甘味を感じるのがいいってことです。毎度サービスで提供される細メンマは、今日は心なしか多めでお得感あり!。
 

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 そして昔っぽい小ぶりのグラスがいいね。クラシカルな麦酒にはよく似合います。以前はサッポロ純正のくびれて背が高めなグラスだったんだけど、いつの間にか変わったのね・・・嬉しい。くびれたグラスは泡ばっかり立つから気に入らなかったんだよねー。ひょっとしてそんなリクエストに応えてくれたわけじゃないよね:汗。
 

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<全体> 濃口醤油はピカピカの暗闇!香味油が美しく漂いしっかりペッパーかかるガッツリ肉片の数々

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 ブラック系って配膳の瞬間が一番痛快かもしれません。まさに一面黒光りと言うインパクトが素晴らしい!。本当に濃口醤油そのものってな色合いが素晴らしい。しかしよく見ると少しだけ燕脂色と群青色が入り混じるような風合いもあり、透けた漆黒のスープにも色合いを感じさせます。
 

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 そしてやっぱりチャーシューの迫力。少々無造作っぽく山積みされたバラ肉と肩ロース。天辺にはブラックペッパーがこれぞとばかり降りかかっており、麺顔のワイルドさに拍車をかけるようです。出汁は艶めくが肉はザラつく、そんなアンバランス?ミスマッチ?がとても心から弾けさせる一杯です。
 

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<スープ> 醤油の凛とした風合いがじっとり濃ゆし!されど塩っぺー感覚なく鶏豚&仄かな魚介が滲む!

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 見た目より全然塩っぱくありません!。むしろグビグビと飲み干したくなるような、凛とした醤油の風合いが心地よい。塩気の中に甘味があるようで、魚介の溶け合いが絶妙に感じます。
 

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 しかし全体的には動物系、豚鶏エキスがさっぱりと感じられ、時々、チャーシューからこぼれ落ちるブラックペッパーが出汁に染みる。そしてそれがまた新たな刺激を生むので、飽きない旨さです。更に中盤以降はじっとりと、麺から吐き出される、炭水化物ならではの甘味が溶けるようで、どんどん飲みやすくなる。女性でもオススメな濃口醤油のフィーリングです。
 

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<麺> ご存知大胆なほどのピロピロ手揉み麺!褐色に染まる地肌!出汁を吸えば吸うほど甘味を増す感覚!

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 細麺もできますとそっちをわざわざ勧めてくれたんだけど・・・卵との絡みを考えてやっぱり定番のぴろぴろ太麺とさせてもらいましょう。もう冒頭から醤油出汁に染まって見事な褐色です。まるで飴色のようで、旨さ間違いない。細切りメンマの色合いとほぼ匹敵です。
 

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 柔らかめでヌチヌチとした歯応え。出汁を吸い込むほどに緩くなり、やがて口の中で舌の上で溶け出すような錯覚をさせる滑らかさ。噛み締めるとしっかり素地の甘味を発します。これは少し出汁を多めに吸わせた方が旨い。醤油と炭水化物の一体化した甘さを楽しみましょう。
 

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<生卵> ブラック醤油スープが滲むとまさにすき焼き感覚!相性完璧!激しくオススメ間違いなし!

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 さて生卵。そのまま丼に投入するもよしだが、個人的には「すき焼き風」で食らうべしかと!。
 

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 スープがブラック醤油なので、そのまま麺や具材を入れると、生卵に醤油が混じる関係になるので、まさにすき焼き風展開なのです。
 

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 そしてしっかりと醤油出汁を吸い込んだ麺と卵も実にマッチ!。啜り上げる滑らかさも超高速で実にライトに食えるのもいい!。相性完璧!激しくオススメ間違いなし!。
 

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<チャーシュー> 豚バラ肉はペッパー刺激と脂身の甘みが溶け合う!豚肩ロースは赤身肉味に醤油出汁が絡む旨さ!麦酒が進む!

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 ローストが効いた豚バラ肉。全体的にしっとりと落ち着いており、脂身が固まっているが舌の上で溶けるほど柔らかです。脂の甘味にブラックペッパーの刺激がナイスで、少し洋風な塩気と風味に転化するのがナイス。ブラックスープに浸しても、醤油塩気との相性もいいし、どうあがいても旨いです。
 

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 豚肩ロースは、やっぱり今風拉麺のテッパンなる旨さで、ローストの余熱か低温調理の技なのか、妙に全体的にしっとりと感じさせ、赤身由来の肉本来味をしっかりと伝えます。そこにやっぱり濃口醤油出汁が似合う。肉が秀逸なのは間違いないが、やっぱり醤油味は天才なのかもしれませんな。
 

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総じまして「ブラック系+生卵で新たな扉!どうせ食うならすき焼き風!激しくオススメ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。私がただ知らなかっただけなのかもしれませんが、これまで何度も食ってるブラック拉麺が、すき焼き風で食らうと楽しみ倍増!単に濃口醤油と生卵の相性を考えも旨さイメージできるかと。ジャンキーに見えてとてもまとまりある落ち着いた旨さです。ブラック系未体験ならオススメ!経験者なら生卵ですき焼き風を激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4706】 中華そば 一陽来復 (東京・武蔵境) 特製海老そば + チャーシュー炊き込みご飯 + サッポロ生ビール黒ラベル生 中瓶 〜更に進化!怒涛の濃厚出汁!海老好き濃厚好きなら一回食べてよ極上濃密海老そば!

独断でこれは名物海老そば!更に進化をしていたよ
 
武蔵境駅界隈が、更に拉麺的に盛り上がって欲しいなぁーと思うこの頃。そんな思いにポテンシャルで期待を寄せているのが「一陽来復」さんです。色々器用に限定など繰り出しておられますが、私のイチオシはやっぱり「海老そば」。海老って好き嫌いや、アレルギーなどで他の系統よりニッチな感じがしますが・・・今回、知らぬ間に更に進化していた海老そばを激しくオススメ!。
 

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<酒> サッポロ黒ラベル生!やはり落ち着く馴染みの旨さ!軽快な苦味に甘味すら覚える麦芽のコク!

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 嗚呼、取り敢えずビール!ができる日々がやってきたね。くどくどとビールで語るまい。やはり馴染みの旨さ。馴染みの旨さを、こんなに日常的に外で味わえるのが、こんなに有り難く思うとは!。コロナ禍で唯一の功なのかもしれませぬ。拉麺がクルマでしみじみと味わう・・・・。
 

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<全体> 濃厚爆上げ!ザラつきは泡の如し!バーミックス仕上げか?泡の如くの全面海老迫力!

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 配膳の瞬間、具材見た目の整いと、それを支える出汁の肉厚な泡立ちに注目。ちょーーーっと、おいいおい!写真では全く伝わらないのが歯がゆいが、濃厚海老感覚が、更にエキストリームで細かく泡立っておるじゃないか!。ちょーーっと再訪問をサボってただけで、ニュアンスこれほど違うか!?。ところが、何となく一瞬で変化の技を直感。きっと出汁を機械で攪拌してるよね?。自宅にバーミックスがあるので、その仕上がり感覚とすごく似てる!。
 

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<スープ> 濃厚極まりつけ麺クラスのどろどろさ!されど海老が濃ゆいがエグ味なく食べ易し!海老が溢れる旨さ!

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 ははははっ!スープが濃厚過ぎて、レンゲを沈めても凹みに出汁が流れてこんのじゃ・・・。なので思わず、出汁を掬う所作となりましょう。その流れで味わいますと・・・海老濃厚感突き抜けてるのに、甲殻を思わせるザラつきが全くと言っていいほどないのじゃわ。なので店を褒めるのか、バーミックスを褒めるのか悩みどころです。出来るだけわかりやすく伝えるなら、ラーメンなのに、すでに中身全体が、デカい濃厚つけダレに浸ったような状態。箸やレンゲを動かす感覚が、すでにつけ麺。
 

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 味わえば、こんなに海老感が突き抜けて濃厚なのに、エグ味がないのが素晴らしい!。実は、出汁の泡立ちここが以前よりも、ここが進化してると思う次第です。ベースはライトな鶏白湯であることがむしろ救われる感覚?。そのしっかり鶏旨味に、相当ボルテージ高い海老感が溶けて、それがまるで濃厚ポタージュのような仕上がりと旨さの広がりが肉厚ですよ!。
 

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<麺> 中加水ストレート細麺!濃厚出汁が絡みまくり!まるで混ぜそば感覚!具材も絡みまくって海老パスタ感覚!

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 あ〜ははははっ!これほど麺に出汁が絡みまくるとは!もはや、つけ麺感覚ではなく、混ぜそばですよ。汁が全くと言っていいほど、麺に絡むと垂れない。しかも、バクバクと吸い込むようで、海老クリームパスタを彷彿とさせるほどです。少し柔目な仕上がりなのも、一層と絡まりを増進させ、最近稀に見る絡みつきが素晴らしい!。麺の素地の伝わりは皆無だが、すでに甘味と化した糖化が進んだイメージで、濃厚な出汁とのマリアージュが素晴らし!。
 

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<チャーシュー> 王道鶏豚2種!パフパフ鶏胸肉と定番古風な豚バラ肉!海老味に染まり格段の旨さ!

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 濃厚個性あり過ぎるようなスープに浮かぶチャーシュー。まず鶏胸肉。その淡白な滋味を持つ素材感は、出汁に絡んで一気に染まる海老味。ただパフパフとした食感は海老味との絡みとしては秀逸で、旨さに昇華!。
 

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 そして豚バラ肉。醤油出汁が深く滲んだ味わいです。醤油味と海老味が喧嘩しそうだが、海老味が強引に醤油味を巻き込んだような味風景。脂身の蕩けも海老味に影響し別の面白い旨味もありなむかと。これも冷えたビールと共に味わう喜び!。
 

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<味玉にハズレなし!> トロトロな海老出汁絡むねっとり卵黄!一層マチュアな甘味!海老味にもマッチ!

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 ベースはトロトロ。いや・・・ねっとりした仕上がりで、薄口醤油系の柔らかい出汁に深く染まった感覚。マチュアな甘味が上品に感じ取れる旨さです。マチュアな卵黄の甘味に、極濃厚海老ポタージュの分厚くも円やかな旨さがプラス!。魅惑の重厚ソースを味わっているかのような濃厚な楽しみですな!。嗚呼、海老味に絡んでも味玉は旨し!やっぱり味玉にハズレなし!。
 

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<〆飯> チャーシュー炊き込みご飯:ほっこり染み入るチャーシューダレの旨味!米の甘味!炊き立て激安驚愕の50円也!

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 50円でこの一杯は頼もしい!。全体的にはチャーシューダレが効いた出汁で炊き込まれたイメージ。肉がわんさかと紛れ込んでないが、たっぷり十分に肉エキスも感じ取れて旨しです。濃厚海老のつけダレを実験的に垂らしても食いました。これもありだが、そのままでも十分美味しい。
 

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総じまして「更に進化!怒涛の濃厚出汁!海老好き濃厚好きなら一回食べてよ極上濃密海老そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。その濃厚さにきっと笑ってしまう!食せばきっと唸ってしまう!そんな味風景!。この他に濃厚煮干や背脂煮干もラインナップで濃厚民族にはウケる店かと!武蔵境駅北口ビル谷間にある割と穴場なお店で使い勝手も良しですし、中央線利用者なら特に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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【今週のラーメン4705】 つばき食堂 (東京・小金井市貫井北町) ねぎラーメン 中 〜やっぱ朝ラー!だったら「つばき!」気分高まるラーショ的大衆形式美!

やっぱ朝ラー!だったら「つばき」
 そろそろ日毎に寒暖が大きく感じられるようになり、秋が一層と進んでいる雰囲気ですねー。朝に秋雨が染み入るとなんだか、気持ち的にしんみりとしてしまいます。ところがそんな心と胃袋は裏腹でして・・・妙に腹が減る。それもそのはず、早朝シフトで業務に集中しておりましたから、午前9時がすぎるともう腹が減って仕方がない。ここに来て朝飯を抜いたのが響いてしまいます。ちょとキリがいいので、休憩をシフトするか・・・と言うことで、サクッと車に乗り込んで短時間で朝ラーへ!。昼飯を兼ねてガッツリ食いたいので、流れとしては予定調和で「つばき食堂」となりましたわー。
 

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<全体> 味ねぎの盛り上がりに気分も盛り上がって興奮!もはやラーショ的大衆形式美!

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 なんと午前9時台で駐車場はいっぱい。厨房前スペースは満席で、サブスペースへ案内されます。やっぱりこの時間帯では王道メニューの注文が多い様子で、私もやっぱり選んだのは「ねぎラーメン」。昼飯兼ねたブランチ気分で中盛です。中盛でも結構量が多いのが魅力ですが、その上に盛り上がる「味ねぎ」の盛り上がりがいいね。無意識でこれを目指して来てしまったのかもしれません。個人的には、ネギ大好きネギ星人だし、ラーショの王道スタイル「味ねぎ」で興奮しない訳が無い!。もはやラーショ的大衆形式美として受け止めております。
 

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<スープ> 細く濃密に浮かぶ豚エキスにじっとり溶ける塩気!背徳的背脂が染み入る分厚い旨味感!

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 その日の気分や体調で感じ方も違いますが、今回は妙に深く染み入るコク深さ。少し濃ゆいと感じるくらいの豚骨醤油。個人的にはホープ軒系より少し塩気をストレートに感じるのが、むしろパンチを感じるようでナイスです。特に背脂のニュアンスが面白く、粒々が浮いているようで、半分以上溶けて、上層で分厚い膜となってる様子。レンゲを差し入れる度に、エキスが渦巻いて凹みに流れ、味が攪拌されて旨そうに感じさせます。もちろん、味ねぎのニュアンスや、具材の旨味、そして麺の風合いも溶けて後半にはカオスな旨さとなりナイス!。
 

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<麺> カタメ指定で一層風味高まるストレート細麺!見る見るうちに汁を吸い込みしなるコシ!具材を絡めまくる楽しい展開!

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 今回は、こちらでは珍しくカタメ指定。きっちりカタメのアピール感が伝わる仕上がりがいいね。少し湿り気なクスクスとした歯応えと、そこから生まれる素地の風合いの高さが、じっとりした塩気の出汁と対抗するようす。美味しい展開です。ストレート細麺の隙間にエキスが引っかかったり、出汁が巻き込まれて持ち上がったりして、案外と啜り上げが軽い。そして出汁の吸い込みは早くていい感じ。
 

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 中盤以降は、しなやかな物腰で薬味具材を巻き込みます。出汁と素地が一体化した甘味も楽しく、量が多いと感じた麺は、いつの間にか見る見る減ってゆく・・・。
 

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<味ねぎ> 王道!葱の甘味に軽いごま油と調味料の円やかバランス感!緩いザクリとした歯応えが快感!

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へへへ・・・この味ねぎに会いに来たようなものだぜ。スリムで長めな千切りカットで、葱の中身にあたる甘い味わいが、噛み締める度に口の中でに広がります。そこにごま油のコクとタレと調味料の染みる旨さが浸透。ラーショ系の店によっては、この味ねぎに細かくチャーシューが混じることもあるが、ネギだけをダイレクトに味わえるのが好き。実はこのねぎでビールをいつかは飲みたいと思うのだが・・・お持ち帰りをできることならやりたい次第です。そんな妄想を覚えつつ、味わうと緩いザクリとした歯応えが快感!。チャーシューで巻きつけて食らっても旨し。
 

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<チャーシュー> 大判豚肩ローススライス!出汁と脂を吸い込んだ赤身の旨さ!味ねぎとベストマッチ!

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 大衆っぽく見えるけど、質実な作り込みを感じる肩ロース。薄めのスライスですが、かなり大判です。折り曲げて重ねて食らうも、ミルフィーユ的に楽しいし、少しちぎって麺や具材を巻き込んで食らうもナイス。出汁の浸透を許すからか、割としっかりとした肉味が感じられ、確実に炭水化物と似合う旨さです。最近、この店でチャーシュー増しが多いのはこのためですが、やぱっり今回もそうすべきだったかーと、今さならながらプチ後悔。
 

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<他具材> 背脂に濡れて生き生きするワカメ!濃ゆい味の中でフレッシュなる箸休めのメンマ!

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 あまりワカメを必須と感じない私ですが、ラーショ系なら必須アイテム。一旦少し出汁に沈めてから食らうのがいいよね。ワカメの色合いが一気に変わりフレッシュさが生まれ、そのサッパリ感が全体の濃ゆい味わいに調和します。
 

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 そんなサッパリ感は、メンマも同様で、薄味系でフレッシュな仕上がり。これは箸休め的にほっこりさせる役割が実にいい感じ。やはり必要必須なアイテムと感じ入ります。
 

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<味変化> おろしニンニクとラージャンを溶かして朝からスタミナアップ!更にお酢を投入してサッパリとフィニッシュ!

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 ま、毎度伝えてほぼネタ尽きですが・・・汁っぽく緩いおろしニンニクが非常に合います。この業務用なニンニクも食堂感覚で気軽に楽しめる反面、やっぱり刺激を一番伝えるタイプなので、味に染み入るシャープさが痛快!。それと共鳴するように、ラージャンの大陸的刺激がラーショの雰囲気を高める!。味を足しすぎて味が濃ゆすぎる?と思われるなら、少しお酢を垂らしてみましょう。豚骨の重たい味を急速に軽やかに仕上がるし、そこに軽やかな甘味が新たに生まれるようで、一気に全体が食べやすくなりますので!。
 

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総じまして「やっぱ朝ラー!だったら・・・つばき!気分高まるラーショ的大衆形式美!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。早朝から遅くまでの通し営業。それだけでも嬉しいが、かなり質感の高いこってり大衆ラーメンが楽しめる。駅から遠くクルマ他移動手段必須のロケーションですが、そこはやっぱりラーメンショップ系の様式。労働者の胃袋満たす朝ラーならここ!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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