ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3297】 麺屋Hulu-lu (東京・池袋) 塩SOBA + ハートランドビール

<大人の休日の過ごし方〜ハートランドビール
 
 この週末は、一切社用PCを開けず、メールも完全シャットアウトしてみました〜。仕事って何だと考えれば、半分以上は人間関係なんだよね〜。だからコミュニケーションスキルなど、自己啓発本が、書店から無くなることはない。ところが、中には仕事仲間で傷付くこともあるんだよね〜。そんなので貴重な週末をまた悶々ととして過ごすのは嫌。そんな気分で、いつものハートランドでモヤモヤを払拭しようと、行動を起こします。
 

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 今回は、久しぶりに池袋へ。男性天国な街並みを抜けて行きますが、午前中でも営業してるのがすごい。またこんな大きな駅で禁煙エリア指定してないのもすごいです。で、目指すは「麺屋Hulu-lu」さん。オープン以来6年ぶりの訪問。実は影でカップ麺ブログしてるのですが、この店のカップ麺が、ちょっと旨いとマジで思ったわけでそれに触発されました。やはり本物を食いたいやん!。そう思って、ネット検索で予習してみたら、自分が以前に同じ物を食ってたことが判明。全然記憶が飛んでまして、激しい老化を感じます。
 

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 実際に時間通りに訪問してみますと、大行列〜。確実に30名は並んでる〜。仕方ないので連結いたしますが、大学も近いからか、学生さんが多いですな。何故だか行列客の関西弁がやけに耳につくのですが、ネイティブじゃないようなので、無意識にイラッとしてしまいます。オレの標準語も似たようなものなのだろうが、人間ってつくづく自分勝手だね。
 

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<この安らぎを得るために・・・ハートランドビール
 
 
 店内は全体がハワイアンなムード。BGMもそんな感じ〜。最近は盆踊り以外にもフラダンスが、おばさま連には人気が高いので、街中やイベントで何となく耳にする。だが、ラーメン店では珍しいね。しばらく聞き入っていると確かに心が和みます。そんな雰囲気には、グリーンのボトルがよく似合う。
 

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 小瓶だったから一気に空けてしまいましたが、相変わらず休日気分を盛り上げてくれる味わい。そして、モヤモヤを一気にクールダウンしてくれて、和みの世界へと誘う味です。何かそんなクスリが入っているのだろうか〜(ウソです、冗談です)。
 
 
 
<柔らか鶏ガラエキスの中に和風淡麗塩ダレ!鶏油で一気に色気を出して、柚子の酸味でハワイアンスパーク!>
 
 
 ハワイアンな雰囲気で気が解れるのか。それにしても耳にするのは関西弁だけではないのでした。中国語も小耳にしました。池袋も国際的なんだと改めて実感。同じ言葉でも、声のトーンとか表情で全然耳障りが違ってくるんだね〜。声って想像以上にコントロールしていても気持ちが現れるんだな。ちょっと、思うところとヒントを得たような気がして、来週からの仕事に活かせればと思いました。そんな自省の合間に滑り込むように配膳されたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!これはまた黄色と緑が色合いが美しく、とても洒落たコンテンポラリーハイパー塩蕎麦な予感!。店内と同様に明るさ満点です。見るからに鶏油の色合いが濃くて色気を感じさせますし薬味のネギや柚子皮が浮いていて、空前から清涼感に溢れて行く〜。立体的なカイワレの盛り上がりもまたセンスですね。トップには糸唐辛子が配されて、緑と赤の補色関係で目と印象に焼きつかされえゆくみたい。
 

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 まずは6年前の感動を思い出すように、ゆっくりと木のレンゲですくってスープを味わいます。すると見栄えとは裏腹にとても和風な落ち着きを感じさせる淡麗塩鶏ガラスープ。どちらかと言うと和風のニュアンスにも覚えます。これは意外なスタート。やはりカップ麺とは違うわな(当たり前か)。トッピングを崩しながら食い進めると、カイワレとメンマ、そしてチャーシューの隙間に、鶏のひき肉??がふわっと盛り付けられてます。これはいいね。挽肉はナチュラルな肉出汁が取れるのでこれは好き。独身時代、こうやって即席のスープを作っては、楽しんでおりました。
 

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 じわじわと、味の変化が訪れます。鶏油がゆっくりと威力を発揮して、コク深さを表して行きます。それは洋風というかハワイアンに近づくというか、不思議な感覚。神奈川淡麗系のようにバターのような濃密さでは無く、さらりと仕上がっているのみ興味深い〜。そこには、柚子皮の清涼感が深く滲んでおり、一気に明るさを増してゆくような展開です。塩気もじんわりと感じる程度ですが、スパイスが少し滲んで味にエッジを立ててますし、また糸唐辛子がそのエッジに輪をかけます。さらにゆっくりとだが、麺から吐き出されてくるグルテンの風合いが甘みを醸し出し、全体的にはかなり崇高な塩味となって昇華!。素晴らしい〜!さすが本物(当たり前か)。
 

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<確かに「蕎麦」感覚溢れる素朴なボソ感覚!汁吸って陽気なイメージ転換で「SOBA」なのだ!>
 
 最初、和をイメージさせるのは実は麺のイメージの方が強いかも。微妙に全粒を感じるストレート細麺が美しい麺線で迎えてくれます。そして加水は低めのイメージで、個人的には密度感を低く感じるタイプ。しかし汁の早いかといえばそうでは無く、茹で上げの時間とタイミングによるのか、少しばかりボソッとした歯切れ方が実に印象的です。前歯の当たりはボソボソ、クツクツとしたライトな切れ方で、割とリズミカルにな歯切れ感覚。
 

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 表層はツルツルではなく、少しばかり舌の上でシルエットを感じさせるような、淡く微妙な抵抗感があります。この部分も冒頭では蕎麦感覚に通じますねー。奥歯へ運んで潰しにかかると、クチリと淡白に潰れて、ここでもまた麺の風合いを感じます。
 

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 しかし後半になると、汁を微妙に吸い込むので、コシ付きが若干滑らかに。明るい塩の出汁が含まれて、デンプンの甘みを感じるような感覚になってからは、「蕎麦」ではなく「SOBA」と呼びたくなる明るさが移ります。
 
 
 
<肩ロース肉の塩煮豚感覚が実に全体的調和!自重で解れてエキス吐き出すスポンジ状態!>
 
 流行を追いそうなコンテンポラリーな店かと思いきや、ハワイアンイメージに合わないのか、レアチャーシューではないのね。最近、それでは差別化が進まなくなってきましたが、逆にずっと守り通した煮豚タイプのチャーシューが原点回帰で、斬新にも感じます。そんなイメージの豚の肩ロース肉。
 

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 これが実に柔らかくて味わいが深い。濃ゆいのでは無く、シンプルな奥深さ。塩豚感覚なのですが、とても柔らかくて、半分トロトロなまでにも感じます。自重で崩れるほどで箸でリフトしようとしたら、脂の差しに沿って、解れていきます。それを味わうと実にシンプルで味わい深い肉とスープの合わさった甘みが広がる。まるでスポンジが水分を吐き出すように、ジュワーっと旨味が口の中いっぱいに広がります。
 
 
 またカイワレのメンマも実に全体バランスに寄与しています。麺と絡み合う時に、メンマは歯ごたえの変化でアクセントを感じさせるし、カイワレだってその通りです。カイワレの場合は、歯ごたえと同時に清涼感も与えてくれますから、割と多めに入っているカイワレが好印象でありました。
 

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 総じまして、「淡麗塩の和の風が、いつのまにかにハワイアンでコナウィンド〜な一杯」と言う感じかしらん。別にハワイの素材を使っている訳ではないのですが(ひょっとして塩はそうなの??)、店の雰囲気に飲み込まれてそう感じているだけな私なのでしたー。私の同僚にも無類のハワイ好きがおりまして、金持ちだから休みの度に行ってますが、魅了するものは感じますよ。明るい雰囲気で食うラーメンもいいが、ビールなんて最高に感じますしね。気分が晴れないときは、また寄せていただきましょう!。またよろしくです。そんな与えてくれた開放感を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   部下指導
   オレの気苦労
   水の泡
 
 
   ハートランド
   で発散
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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