ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3289】 神保町 黒須 (東京・神保町) 煮干蕎麦 + 和え玉 大葉のジュノベーゼ + ハートランドビール 〜大人好みのハイスペック淡麗煮干!大人のご午後にハートランドビール!

<大人の休日の過ごし方〜ハートランドビール
 
 これほど過ごしやすい都会はないかな!神保町から九段下界隈までのエリアは、土曜日になると閑散としているのに、日頃混雑している店が余裕で入れる!。先日は「八咫烏」さんに伺ったけど、今回は「神保町 黒須」さんへ。日頃スーツ着て汗かき闊歩している街を、ダルダルな普段着で突っかけ履いてゆっくり歩くのは、実に気持ち良いです。中にはお祭りの格好をした方もいたりして、やはりビジネス街は休日には全く別の顔を見せます。
 

f:id:TOMASSOON:20180609121455j:plain

 
 
 実はツイッターを見たのも訪問のきっかけで、「大葉のジュノベーゼ」なる和え玉をご提供とのこと。ジュノベーゼ大好きなんですよ。自分でも作ってしまうほどで、バジルなんて簡単にベランダで育成できますから、たくさん作ってストックしておくのです。バジルソースは結構重宝しますし、意外に和食にも転用が可能。そんなバジル大好き「バジル星人」な私は、和え玉メイン、煮干蕎麦をサブとして今回は対峙させていただきました。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123651j:plain

 
 
 
<この安らぎを得るために・・・ハートランドビール
 
 その前に、まずはビール中瓶!この日は暑くて暑くて、水分を極力摂らずここでビール飲むのに賭けてました。するとやって着たのがハートランドビール!!おおおおお!一番好きな銘柄やん!。嬉しい出会いでして、頭の中は火山が噴火したような興奮を覚えてしまいます。日本中のビールがハートランドになってしまえばいい。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123525j:plain

 
 
 なんと、一口目でゴクゴクと半分以上を飲み干してしまいました。あとで腹具合を見て余裕があったら2本目いくつもり満々でしたー。ちなみに券売機に「ビール」とあったけど、「ハートランド」と明記したほうが売れると思うんだがー。ワシだけか、そんなこと思うのは?
 
 
 
<アニマルオフの淡麗煮干!煮干と昆布の旨みが円やか醤油に漂う崇高さがたまらん!>
 
 和え玉のみ注文できないから・・・・みたいな気分で煮干蕎麦を併せてで注文したようなんだけど、それは実に失礼だったかも。実際に配膳されたそれを見ると、質実さがうかがえる迫力に思わず見入ってしまった。それはこんな麺顔。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123526j:plain

 
 
 おおお・・・ただ、ただ美しい!琥珀色のスープから軽やかな煮干の香りが立ち込め、中で佇んでいる麺は綺麗に折りたたまれてる。そして美しい麺線を崩すことなく、枯山水の庭のように風流。またトッピングの盛り付けも一切崩れておらず、出来栄えの高さから、美味そう・・・なんかじゃなく、美味いに決まってる!と伝えます。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123527j:plain

 
 
 スープを味合うと、味風景は完璧なるアニマルオフの崇高さが感じられます。醤油の円やかさからは、塩気と甘みの区別がつかない甘みバランスを感じます。生醤油のようなニュアンスもありますし、また白たまりのような甘みあるタレ感がいいかも。また煮干の存在は甘さと表現される一方で、煮干らしい軽やかな香ばしさが鼻腔に抜けていきます。このスープに胃もたれという言葉は無縁で、ビールが結構入っている胃袋にも、するすると入って行きます。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123528j:plain

 
 
 薬味の玉ねぎみじんは、煮干には欠かせませんね。フレッシュで淡い苦味と、噛みしめる甘さが、煮干の味わいに非常にマッチします。実は、和え玉にいく前にこれだけでかなり満足してしまいました。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123559j:plain

 
 
 
<パツパツと歯切れ良くかなりスリムなストレート細麺!スープ持ち上げよく風味も奏でる!>
 
 極細に近いスリムなストレート細麺がとても印象的。細いのにパツパツと歯ごたえをしっかりと伝える一方でしっかりと風味を感じます。漆喰のようなきめの細かさもあり、すぐに汁浸透してしまうかと思えば、これがなかなか最後までクツクツ感をキープします。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123600j:plain

 
 
 とにかくスープの持ち上げがすごく良かった。持ち上げ良いのにパツパツ感もあるから、奥歯で噛みしめる時の一体感はすごく楽しめます。噛むほどにグルテンの風味が煮干出汁と同化し、唾液が溢れ出て甘み感へと昇華してゆく。大盛なしで替え玉対応の意味がよくわかります。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123601j:plain

 
 
 なんだかんだでズボボボボボーーーとひたすら無心で食い続けたら、一気に先客を追い越して食い尽くしてしまった。美味すぎるーーーー。
 
 
 
<王道の二種!低温調理の美味いやつ!ビールが進みまくる!>
 
 とてもしっとりした二種チャーシュー。いわゆるレアチャーシューと言われるタイプの豚の肩ロース肉。脂身のさしもうっすらと見受けられますが、余計な脂の甘みと赤身の肉味が、薄い塩気でよくバランス取れてます。割と後半まで敢えてとっておき、残り少なくなったビールでゆっくりと味わうのが嬉しい瞬間です。また鶏は淡白な胸肉。こちらはドバッとスープに一旦沈めてしばらく放置。多少スープが染み込んだところを、いきなり奥歯まで全体を運んでプレスしにかかります。化粧パフのような柔らかさで、そこから滲み出る旨味には、胸肉の淡白な風味がしっかり伝わるー。また余計にビールが欲しくなる。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123558j:plain

 
 
 
<ビシッと決まった和風ジュノベーゼ感覚!これは自宅で真似したい!>
 
 今回の真打なる和え玉。トッピングにはレアチャーシューにスパイスが施されてます。麺線も美しく顔を覗かせます。まず天地返しする前に、タレを確認して見ますが、木っ端微塵な大葉が見事で、ペーストというよりオイリーな感じ。イタリアンのようにパルメザンは未投入で、その分オイルには塩気や旨味が溶け込んでいるようです。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123602j:plain

 
 これが想像以上に美味かった・・・・。300円也。やはりバジルとは違うのは和風の落ち着き感があるところでしょうか。しかしバジルよりは主張のある清涼感で、香味油と非常にマッチします。タレには明確に塩気バランスを感じますが、ニンニク感はなく、タレオイルのコクが少し肉厚。大葉のハーブ感を見事に吸収しており、和風ジュノベーゼという感覚が私にはありました。これならいくらでも食えそう。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123620j:plain

f:id:TOMASSOON:20180609123622j:plain

 
 
 
<全粒粉打ち込みの極細ストレート!低加水のパツパツさが明確!>
 
 驚いたのは、麺を変えてきたこと。煮干蕎麦の麺とは明らかに違うのは、全粒粉の打ち込み。その配合量も多く感じられ、麺の風味が非常にアピールしてきます。クツクツパツパツとした歯ごたえも、より一層明確に感じられ、大葉の風味と絡むタレの味に負けてません。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123621j:plain

 

 

 

 面白いのは、かき混ぜた時の地肌にできる文様。打ち込まれた全粒粉は麺の地肌にオレンジ色にすけて見えるが、大葉は極細に微塵されており、それが緑色の張り付きになってしまいます。なので、麺全体が、オレンジ色と緑色のドット文様が散らばっているようにも見られ、とても楽しい風貌となります。見栄えも楽しませてくれるー。
 

f:id:TOMASSOON:20180609123624j:plain

 
 
 
 総じまして、「大人好みのハイスペック淡麗煮干!大人のご午後にハートランドビール!」と言う感覚でして、これは当面、週末は神保町〜九段下に通いそうです。ハートランドのある店は美味い店。ちょっとこの界隈においてあるビールを調べてみようかしら。美味いビールと美味いラーメンがある神保町万歳です。ちなみに・・・ビール2本目は後客が多くなり混んで着たので、店を出て少し移動してから味わいました。新宿のキリンシティーにて〜。嗚呼思いっきり寛いでしまった。来週頑張れそうです。そんな解放気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   ヒートする
   灼熱ビルの
   片隅で
 
 
   ハートランド
   拉麺旨し
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

関連ランキング:ラーメン | 神保町駅九段下駅竹橋駅