ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3271】 RAMEN 火影 produced by 麺処ほん田 (東京・大井町) 鶏だし 塩RAMEN + 味玉 ~透明感が確かに伝わるHONDAスピリッツ!崇高なる鶏塩麺!

<確かに伝わる・・・HONDAスピリッツ!>

 ようやく「火影」さんに訪問!こんなに分かりやすい場所なのに、どうしても先日は見つけられなかった!。理由は、食べログ・ラーメンデータベースに掲載されているGoogle Mapで示す場所が少しズレていた為で、それを信じ過ぎていたためにたどり着けなかっただけ。まさに機械や技術に人間が踊らされております。

 

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 それにしても東急大井町線の高架下は、飲食の店ばかりでしてラーメンもここだけではありません。非常に競合激しいと思われますが、なんと開店早々にどんどんと入っていくのは、この店が一番なのでは?という盛況ぶり。以前、ラゾーナ川崎にあった時よりは人気が上がっているのでしょうか。ちょっと期待が高まってしまいます。店前に掲げられた「Produced by 麺処ほん田」の看板も大変誇らしげに感じられますね。

 

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 「麺処 ほん田」と聞いてイメージするのは「塩」。私は当初から塩を食うつもりでしたが、お店のおすすめもそんな感じで、券売機の左上ポールポジションは塩。今回は、味玉つけて表題メニューとさせていただきました。

 



<透き通る鶏ガラエッセンスに程よく主張する塩のエッジング!見事なるバランス感覚!>

  それにしても変わった店箱の作りでして、これは高架下ということの制約なのでしょうが、奥へ行くほど段差があって下がっていくという構造。更に下に行ける階段もありあして、この怪しさを利用するならBARなんかが適しているかも・・・。奥の階段の闇に吸い込まれそうに感じていたところで、明るく配膳が完了いたします。それはこんな麺顔。

 

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 うひゃー!久々にみる明るい塩清湯。しかも透明度が半端ない!。透き通る度合いがすごくて、麺の流れる線が丸見えですよ。それでも鶏ガラと思われるエキスが黄色さを感じさせますが、麺もことのほか色白なので、トッピングの色合いの方がすごく映えるように感じます。チャーシューの仄かなピンク色さえ、妙に生々しく思えてしまう。

 

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 スープが透明過ぎてスマホ写真のピントが合わせずらいー。なんとか撮り終えて急いでスープを啜りますが、これがいかにも、ほん田系を連想させるような、澄んだ鶏ガラエキス感。鶏油でバターのような艶めかしさがあるほうが、神奈川あたりではよく出会いますが、それとは明らかに一線を画する感じ。非常にあっさりとしているのに、鶏の旨みが深く、滋味と表現しても良いと思うほど。余計なものが一切ない、シンプルかつ引き算の潔さすら覚えてしまいます。

 

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 しかしその一方で、しっかりと「塩ラーメン」しておりまして、塩気の輪郭を確かに感じさせます。バックアップ的に控えめに塩気が支えて、淡麗さをもっと際立たせるのも好き。しかし、塩自体の旨みってのも確かにあるわけで、そういうのを感じます。どこの産地、どんな銘柄の塩かは不明ですが拘りありそうですねー。また、鶏塩という組み合わせも塩系の中では一番好きだし、ポピュラーなテーマですから、旨さが分かりやすかったのかもしれません。

 

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<麺の上品な風合いを伝える確からしさ!汁をゆっくり吸い込んでゆく旨味のストーリー展開!菅野製麺!>

 とっても色白で白雪姫のような麺ですー。スープもやや淡麗系と思るタイプなので、麺自体の風合いもしっかり楽しめました。冒頭あたりは、確実にグルテンの風合いを感じましたし、エキスでマスキングされにくく、久しぶりにダイレクトな小麦麺というイメージを受け止めました。前歯の当たり方もクスクスと小気味良く千切れ、奥歯でプレスしてクチリと潰す瞬間も、最後まで風味が残るイメージ・・・。

 

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 そして時間経過とともにゆっくりと汁が浸透していくようです。ふやけるという部分は一切なし。ゆっくりと染みこんでゆき、それと同時にスープにもグルテンの風味とか成分が吐き出されるような感じで、スープが徐々に霞みがかる。

 

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 麺はしなやかになった方が本領発揮といったところ。麺の旨みが明らかに変化した感じで、塩気とスープエキスを含んだ炭水化物感があり。特に一度咀嚼しだすと一気に旨みが広がり、冒頭で感じた清々しい風合いとは別の、昇華した旨み??ってなイメージが膨らみます。



<素直な赤身の本来感伝えるロース肉!酒のアテにも十分通用する上品な質感!>

 一部脂身がさしますが、ほぼ赤身のシンプルな旨みを楽しむタイプ。肩から腕に近い部分のロース肉?と勝手に妄想を広げますが、赤身は柔らかく、シンプルな塩気だけでも肉味十分旨しと言えるもの。ご飯に合わせるより、これは酒に合わせるべし。肉は得意そうで、券売機には確か「おつまみ盛り」ってのがあったけど、この肉増しで350円ならちょっと試してみたいかも。飯に合わせるより・・・と自分で言っておきながら、「ローストポーク丼」ってのも気になります(笑)。

 

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<味玉にハズレなし!甘味がグッド!>

 この味玉も絶妙でした。トロトロさが抑えられたような、ジェル状態?芋羊羹状態?に近いタイプで、これならスープに沈んでしまっても濁る心配はないね。味わいとしては、玉子本来の味わいキープと言うより、出汁を染みこませて味変化とか熟成を楽しむタイプ。こちらのは、出汁含んで熟成したような「まったりとした甘味」が印象的。そう!マイルドに甘味を感じる卵黄でして、スープが塩味だけに、コントラストが効いていてとても旨く感じさせます。いい計算ですね。

 

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 総じまして、「透明感が確かに伝わるHONDAスピリッツ!崇高なる鶏塩麺!」と言う、毎度毎度、捻りのない同じようなまとめ方になってごめんちゃい。正直言って尻上がり的に旨いと感じたかも!。期待を上回っておりました。後でSNS等調べましたら、そのほかのメニューもいい感じでして、レベルもバランス感あるなーなんてすごく感心。これはメニュー制覇しないといけなさそうですかな。大井町はちょくちょく通る駅ですので、今後楽しみになってきました。また来ますので、その時ぐらいには限定など出す余裕ができたらいいですね。そんな期待と応援を込めて、とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。


   ランチ時
   見通しつかず
   重い雲


   きっぱり澄んだ
   鶏塩旨し


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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RAMEN 火影 produced by 麺処ほん田 鶏だし 塩RAMEN + 味玉 〜ラーメン食べて詠います

 

 

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