ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3267】 肉そば 鶏中華 最上川 (東京・新橋) 鶏中華(冷)+ 肉そば(冷) 〜食ってあっさり山里の味わい豊か!暑さ吹き飛ぶ爽やか冷やし!

<これからの季節先取り!鶏中華!肉そば!>
 
 スカッと青空が広がるのは気持ちいいのですが、そろそろ心地よさも薄まりつつ、暑さが強まりつつです。今回の外出起点となる「新橋」で昼飯何食おう(ラーメンに決まってる)と、考えた挙句、冷やし系と言うことで、山形ラーメンに目をつけました。やはり、疲れたときは、素朴なものが一番さぁ〜。冷やしラーメンも一時期ブームでしたが、しっかりと夏の風物詩として、ここ東京にも認識されたイメージです。
 

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 今回のターゲットは、「最上川」さん。交差点の角地にあるのですごく分かりやすいです。その為かすごい混雑してて、みんな考えること同じだな〜と苦笑しますな。大体先客のオーダーを見ていると蕎麦が多い感じ。そんな感覚でしてつい、券売機では直前の客と同じのを選んだりしてしまいます。
 
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<あっさり和出汁に薄っすら鶏エキス忍ばせた和風中華の極致!>
 
 それにしても、新橋はいいね。スーツ姿でも昼から一杯酒引っ掛けながら、昼飯ってスタンスありですもん。このご時世、一体どういう会社なんだろうと、すごく羨ましいー。誘惑を振り払って、素朴で真面目な「山形ラーメン」ですよワタクシは!。このジャンル実は生涯で2回目。以前は、神保町界隈だったような記憶で、意外と食いたいと思ったら出会いにくいもんです。験値が低いのもあって凄く楽しみ。それはこんな麺顔でした。
 

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 出汁がやっぱり素朴で美味いー。シンプル・イズ・ベスト!。「つゆ」というより「だし」のイメージだね。しかも関東の蕎麦つゆとも少し違う、円やかな甘みと優しいさっぱりさ。店の蘊蓄によりますと、羅臼昆布使用とありますが、その風格がダテではありません。また甘みには数々の節系の輪郭も感じられ、鶏のエキスも滲んで甘さにしっかりさが生まれています。基本的にはゴクゴクの飲み干せる涼やかなイメージ。またトッピングの風合いも混じるのが、アリアリと分かりますね。これは無限大ですすって入られそうーー。また余談ですが、もう片方の名物「肉そば」に比べて、微妙に動物感あるのは気のせい?。ベースが和風だから、途中で山椒を少しだけふってみましたが、これも和風中華感を高めてくれて、面白い風味変化ですのでオススメです。
 

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 さらに嬉しいねー。微妙にゴボウの風味がかすかにスープにも滲んで、素朴さを醸し出します。イメージ的には山形と言うローカル色も感じれて、いい影響力。これは、オヤジ年代が多い新橋界隈のサラリーマンには、絶対ウケる味です。こりゃここで流行るかも・・・。
 

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<パツパツと言うより、淡くコリコリしたような食感が楽しい中華縮れ麺>
 
 麺は山形から仕入れているようで、かなり本物志向ではありませんか!。麺は毎日打ちたてを送ってくるそうですし、山形県河北町の発祥だそうです。冷やしで食ったのもあって、麺の引き締まりがとても高く、ややオーバーめに言うと、コリコリとしたイメージです。これはこの一杯全体的にキーワード。前歯を当ててもいつもよりチカラがかかる。奥歯でもグニグニグニリっと、いつもより咀嚼を意識的にしてしまいます。
 

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 縮れがはっきりとしていて強く、スープに濡れて汁浸透は少ないような感じです。ただあっさりスープと食えば、歯応えがハードで、スープがソフト系なために麺の存在感が際立ちます。昔ながらの中華そばイメージで、味の構成がシンプル。スープの滋味は、麺を噛むたびに味として麺に打ち込まれてしまいそうな感覚で食い続けます。
 

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 当然、すべりはとても楽で高速に啜りあげられます。その際のくちびるや、内頬、そして喉越しなどには明確なシルエット感を与え、食う事自体に強い残像を残してくれます。
 
 
 
<モモ肉が噛み応えアリアリでうまし!噛んで味わう本来の滋味なり!>
 
 カタイ鶏肉。隣客も遠慮なくカタイと口に出してます。ただ、ここではそれは【褒め言葉】でして、噛めば噛むほど味わい深く、滋味の広がりを感じいる。正確には、カタイと言うより、コリコリとしたと言うもの。これ食えば、柔らか過ぎるのは不健康に思えてくるから、逆に不思議です。店の説明ポップでは、親鶏の肉だからと言うこと。おや?それでは今まで食って来た鶏肉は、親では、成長鶏ではなかったのか・・・。色々混乱を覚えますが、マチュアな肉とは、こういったカタさや歯ごたえを言い表すシーンもあるのだなと・・・・一つ勉強になりましたわ!。
 

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<ゴボウがオヤジには嬉しい!あっさり出汁が染みた素朴な味わい!>
 
 ある程度年齢がいくと、ゴボウがたまないほどに好きになりますね。風味をスープに移す交換条件に、スープの甘さも招き入れる。またゴボウも同じような展開で、水菜と絡んでも楽しい味わいだし、歯応えとしても一休み的なポジションでしょうか。鶏中華では、千切りで提供されまして、とてもあっさり食えるのですが、肉そばでは斜めスライスですので、ゴボウ感が一層楽しめるようです。
 

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 さて、続いてここからは「蕎麦」の方。肉そばの感想を。
 
 
<関西人も唸る優しくさっぱり甘みの和出汁感覚>
 
 こちらの「肉そば」は配膳時から、もう崇高な蕎麦料理と言う感じがプンプンいたします。水菜と糸唐辛子もさることながら、これまたゴボウが質実さを醸し出す。少し下からのぞく蕎麦の褐色さが見え隠れするところも、淑やかな感じをさせます。出汁が完全に和風。鶏中華と同じベースだと思いますが、こっちの方が随分とあっさり感じさせます。一味や山椒と言った薬味もよく映えます。鶏中華より人気が出てるような雰囲気ですが、それも分かる気がする。
 

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<想像以上にカタい歯応え!啜るよりもワシワシしながら食う感覚がたのしい!>
 
 私、和蕎麦の方は疎いのですが、こんなに歯応えを感じる蕎麦は、初めてかも。中華麺の時以上に力強いです。しかしこの歯応えが実に痛快でして、この一杯のテーマと思われる歯応えをしっかりと主張しています。汁の吸い込みなど全く意識しないような密度感。また通常なら蕎麦なら心地よいザラツキなど気になるものですが、歯応えとそれに伴う風味感に意識を全部持っていかれてしまいます。この為、食った後の満足感がたまらん!食った達成感みたいなもんもありますねー。
 

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 その他については、「鶏中華」とかぶるので割愛しますが、これは強力な二枚看板という感じで、利用価値大ですよ。また夕方は、早割という100引サービスもありますし、酒のラインナップも、ラーメンと蕎麦を両立するところからしても、頑張ってると思う!。さすが新橋の店って感じですねー。
 
 
 
 総じまして、食ってあっさり山里の味わい豊か!暑さ吹き飛ぶ爽やか冷やし!」と言う何の捻りもないまとめ方でごめんちゃい。昨年の夏は二カ月毎日冷やし中華を食い続けましたが、今年はこんな冷やしラーメン系・冷やし蕎麦系をもっと取り入れたいと考え中です。いや・・・・山形系はうまかった!。
 
 ところで、なぜ今回「肉そば」と「鶏中華」を両方食ったのか。それだけ美味そうだったから!と言いたいところだが・・・・・、実は間違っただけー。肉そばは和蕎麦だと気がつかずに、最初にオーダーしてしまいました〜。100%ラーメンとして待ち構えてたから、やらかした感丸出し。それで終わってはラヲタとしては悔しすぎるので、再度「鶏中華」を食い直したという流れ〜。嗚呼、本当にバカやってます。店の人も不思議がっているんじゃなかろうか。馬鹿野郎なオレを嗤うため、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。
 
 
 
   仕事中
   苦い思いに
   歯ぎしりし
 
 
   昼飯蕎麦に
   旨し歯応え
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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