ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3265】 青竹平打ち中華そば 麺壱吉兆 (東京・大井町) ネギそば 〜穏やかさの中にワイルドさがキラリと光る隠密の辛さ!そんなからくり素朴そば!

<疲れた時は素朴なそばが一番さぁ〜>
 
 最近は、これまでになく気を使う仕事が増えてくるのです。もう既に疲労困憊しておるのですが。そんな憂鬱な昼下がり、乗り換えするところを、大井町で途中下車しました。嗚呼、雨が降り出した。さらに気分を下げモードにさせてくれます。
 

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 こんな時は、ちょっとラーメン冒険で新規店舗開拓をしたいと思い「火影」を求めて歩きます。しかしなぜか見つけられなくて焦ってしまう〜。なぜ見つからない〜〜〜( ´△`)。仕方なく機転を利かせて、方向性は違うが「永楽」へ向かいます。しかしココも、路地裏ながら満席行列〜。更に焦る〜〜〜。路地裏を奥へ奥へと突き進んだ果てに、こちら「吉兆」さんあり!。回転があまり良くないと言う記憶ですが、なんとすらっと入店できるようでしたので、迷わずそこで決めてしまいましょう。
 

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 どうせなら、これまでに食った事ないメニューにしましょうよ。焼豚麺か、ワンタン麺が狙いだったんですが、メニューを改めて眺めると「ネギそば」なる一品があることに気づきました。ネギ大好き「ネギ星人」な私としては、スルー出来る筈もなく、迷わずそれですよ。
 
 
 
<意外にネギの暴力か!?と思いきやモヤシのアシストあっての山盛り状態>
 
 店の名誉のために誤解を解きますが、回転が良くなさそうと言ったのは、仕事が丁寧だからです。麺の茹で上げに時間がかかるタイプだし、また盛り付けも丁寧。ご夫婦の連携も素晴らしく、奥様なんて洗い物と調理補助、そして精算と、製造以外を一手に引き受けておられます。しかも愛想が良いので和む〜。他客の精算やり取りをそばで聞いていて、まったり気分に陥っているところで、優しく配膳されたのがこの麺顔です。
 

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 うおおおお〜想像を超えたネギ盛り付け状態。素朴とワイルドのバランスが絶妙なる、エバーグリーンなその色彩感。これ食ったら、午後からオレの口はネギ臭く臭く状態で、ゴジラが火炎でも吐くような状態になるだろうかー。そんな心配をしつつ、山を崩すと真っ白いモヤシの山が出てきたぴょん。ネギ星人らしからぬ安堵を覚えてしまいました。
 

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 見るからに生の青ネギです。関西オリジンな私としては、Very Welcomed!。スープと麺の熱伝道でゆっくりとヘタらして甘みを醸し出すタイプの食べ方。モヤシは茹でられ熱々なので、軽く天地返しをしてから、ゆっくりとネギを味わうこととしました。この天地返しの際、鷹の爪が投入されてることがわかり、ピリ辛ネギを少しイメージしたものと、店主の思考を理解いたしました。
 

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<スープは穏やか!鷹の爪が泳いでじわじわ辛さを忍ばせる>
 
 スープは誠に穏やかそのもの。鶏ガラの優しい煮出しがあって、非常にゆったりとしています。丸くて優しさあるコクは、豚肉か豚骨を清湯を意識してに出されたか?。軽く霞んだスープ感が特に優しく目に映ります。少しばかり乾物も滲んでいると思われ、なかなか甘さの中に落ち着きも感じるタイプ。こう言うのを上質な素朴感と言うのか知らんー。
 

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 醤油の輪郭も円やかそのもの。いわゆるさっぱり味の醤油というやつでしょうが、気になるのは、鷹の爪。ピリ辛醤油とイメージしがちですが、そんなにシャープな辛さはありません。鷹の爪は、スープに浮いたまま、ナチュラルに辛さが滲めば良いのだと、半ば放置状態にも思える。いかにも辛いラーメンという押し付け感がないとことが、逆に主張を感じてしまうのは、オレがラヲタなだけなのかもしれませんがー。
 
 
 
<見事なるボコボコ感は芸術的!>
 
 麺がこれ以上ない程に、不規則で捩れ縮れボッコボコ。太さに均一性なんて微塵もありません。モチモチ感の高い多加水麺は言うまでもなく、表面のライトな口当たりから、すすった後のスベりの高速さは、最高です。見ているだけで飽きないー。まさに芸術的な曲線美の渦と申せましょう。スープも浸透しやすく、汁の旨味との一体感がたまりません。うまし!
 

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 ただ面白いことに、モヤシは良く麺に絡みつくのですが、青ネギが見事にすするタイミングで麺からハズレます。なので麺やトッピングなど固形物を粗方食い切った後は、青ネギと鷹の爪だけが、ぷかぷかとモネの蓮池のように浮いているという光景になります(笑)。ネギ大好き「ネギ星人」として一気にネギを堪能して、狂喜に震えますー。
 

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<昔ながらのチャーシューが説得力あり!>
 
 実に味のある風貌とテイストです。食紅が薄っすらと周囲を色付ける、トラディショナルな雰囲気が、先ずはいいです。肉は肩肉か、また腕に近い部位でしょうか。複雑な肉繊維がまたレトロなイメージで、漢字で書くと叉焼と表現したいかも。薄味ですが、噛めば噛むほど肉本来の味わいと、染み込んだスープとの一体感が楽しめるという優れものです。次回は、チャーシュー麺に決定でしょうか。
 

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 総じまして、「穏やかさの中にワイルドさがキラリと光る隠密の辛さ!そんなからくり素朴そば!」と言う感覚かしらん!。素朴の中に遊び心もあって、楽しい一杯。このメニュー、滅多に注文されないだろうと思ってたら、後客が2人もこれオーダーしてたー。隠れ人気メニューなのか、はたまた、私以外のネギ星人が来襲しただけなのかは不明〜。ともあれ業務で疲弊した気分と、昼飯難民状態だったのを救ってくれたのには感謝です。それを忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   疲れては
   小雨降る降る
   路地裏の
 
 
   手打ち啜って
   素朴さ沁みる
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
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