ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3185】 鴨だしらーめん 鴨福 (東京・八王子) 鴨だし塩らーめん 〜穏やかさにキレが入る和風鴨出汁塩らーめん!

<桜の蕾今溢れん  気もそぞろにて 鴨を求めん・・・>
 
 ・・・我いとうれし。やっと来れましたよ鴨福さんへ。鴨大好き「カモ星人」な私が、「旧:麺処 鴨と軍鶏」の休業から今の復活を知ったのはつい最近。色々寄り道してましたから、訪問が今頃になってしまいました。何だかんだの3月末、実は仕事では色々あって気落ちしていたのです。しかし、春がみなぎる時節になると、やはりエネルギーを感じるもんです。今回はうずうずしてたので、さらっと八王子まで遠征してみました。
 

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 ところで桜って、いろいろ種類があるようで、咲く時期や色合いや枝ぶりも、いろいろ特徴がありますね。駅から目的地へ向かう途中に、美しくも濃ゆい桜色に遭遇しました。
 

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 気分が乗って来たので、ちょいと酒と麺!って昂りながら入店してみたが、あらら・・・こちらはお酒が置いてないのね。随分とストイックなんですな。下調べ不足でした。今回は、「塩」を選ばせてもらいました。鴨と言えば醤油系のイメージが強いんですが、鴨塩という設定で、過去食ったことが一度もないものですので。
 
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<キリっとした塩ダレに、鴨エキスの輪郭がシンプルに浮き立つ味風景>
 
 こちらは、ご店主一人オペレーションなんですね。なるべくシンプルなメニュー展開しようというのが伺えます。この状態で、一万円札の両替や宅急便の応対など、出来ようはずがありません。しかし、接客等は丁寧で、仕事ぶりもすごく緻密なところが伺えましたよ。麺の計りとか、盛り付けの丁寧さとか伝わって来る。いい感じだと思い浸っていたところで、私への配膳が完了いたしました。それがこの麺顔。
 

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 うわー・・・シンプル。京王線沿線の名店にある「塩煮干そば」を思わず連想してしまいました。出汁と、麺と、鴨肉だけの勝負とあって、誤魔化しがきかない潔さを感じます。白髪ねぎがあるなと思っていた横にはミツバあり。そのあまりものシンプルさに、枯山水の世界観すら覚える私。
 

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 レンゲを差し入れてまずは一口。うう・・・・淡麗と芳醇が入り混じる崇高な塩そば感覚!。この時点では、鶏ガラの芳醇な旨味に、落ち着いた和出汁というか、塩だれを感じる。塩気はパンチないものの、しっかりとしたキレがあり、塩らーめんたるプレゼンスを感じさせます。ところが二口目から、私の味わいセンサーにやっとスイッチが入り出す。
 

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 鴨ーーー!カモKamo加茂賀茂!! 一口めは深い鶏油としか思ってなかったが、二口目から如実に鴨エキスの存在を濃ゆく感じます。オレもまだまだよ・・・こんなに明らかな鴨味を見過ごすなんて。この鶏油自体が鴨なのか、鴨ブレンドなのかは不明なれど、この香味油に鴨のコクと分厚さがすごく伝わるー。そして実に美味いとこのとき確信してしまいました。
 

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 でも待てよ、この鴨の味わいは香味油が全体を染めているのか??。気になり出したら仕方がない。スープ本体の味わいに神経を集中します。すると感じて来るのが、逆に今度は魚介系の乾物なんだけど(汗)。節系や昆布のエキスを使っているから、この塩ダレで落ち着きを与えるものと妄想しますが、流石に煮干の味わいまではたどり着けぬ・・・・。使っていてもクセの低いタイプだったらもう分からん。ただね、鴨エキスの香味油だけで、これほど鴨を意識するものかね・・・・。鶏ガラと申して来たけど、鴨の鶏ガラってのが、きっとあるんだろうかね。業者用として・・・・。そんな妄想を重ねて味わってたら、逆にスープが減って来て麺が浮き上がりそうだ。
 
 そうそう!忘れる前にメモっとこ。ミツバの香味アクセントキラリですよ!。至極当たり前のことで、この一杯に限ったことか!ですが・・・妙に、鴨の味わいの中で、味のクリッピングポイントとなり、エッセンスとしてはグッドでした!。
 
 
 
<全粒打ち込みで粉の風合いをしっかり残す、シルキーな腰つきのストレート細麺>
 
 ちょっと驚いたのは、麺の方だったりする。これは、実に不思議な感覚だった。おそらく低加水のストレート麺なのだろうけど、密度感がそれほどアピールすることなく、パッツパツすることはない。なのだけど、粉の風合いがとってもストレートに伝えて来る。むしろ物腰がとてもしなやかでシルキーな感覚。嗚呼これほど、自分の中の麺に対する考えが崩されたことはなかったのだった・・・。私もまだまだであります。
 

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 それにしても美味い。全粒の打ち込みがあって風味がすごく楽しめる。鴨の濃密なエキスがマスキングしないでいてくれる。噛みちぎって咀嚼した頃合いに、スープの風合いに消されていく感じです。こんなことなら、大盛りにしておくべきであります。
 

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 ちなみに、醤油の場合は、平打ち麺らしいですね。これがすごく興味が湧き出しまして・・・・この歳になって好奇心が止まれいませぬ。
 
 
 
<鴨肉にハズレなし!の旨さ!!>
 
 美味くない鴨肉に出会ったことがない。鴨肉だったら、たとえ腐っていても食うかもしれない。腐っても鯛と人は言うが、鴨なら腐っても食う(ウソです)。しかし美味いねー。どうして同じ鳥類でも、鶏とは違うのか。野趣の中に上品さすら覚えるのです。繊維質のきめ細やかさと、はじける弾力。牛よりもさっぱりとしつつ、豚よりも濃密な味わいで、鶏よりは香りが強い。薄皮一枚炙られた部分が、非常に香ばしく存在感があるのですね。これは是非、アルコール類をラインナップされたい!。なんなら、ワイン持ち込み料を払っても良い。うまし・・・これに尽きる。
 

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 総じまして、「穏やかさにキレが入る和風鴨出汁塩らーめん!」と言う感覚でして、そのまま何の捻りもない感想まとめで、ごめんちゃい。ふらっと立ち寄って、「鴨がうまかったー」とシンプルにレビューするつもりが、少しばかりのめり込んでしまって申し訳ないです。鴨はうまい。いずれ鴨のラーメンがブームになることもあっても、おかしくないね。それまで、ちょくちょくと探し当てては、食い続けて行きます。・・・・・それにしても「フォアグラつけ麺」が気になる!。こんなジビエなラーメン店見たことない。きっとコアなリピーターを増やすこと思いますが、引き続き応援したいと思います。今日は、この一杯で一日が終わった気分。クールダウンの最中に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   待ちわびた
   春の気配は
   迫りけり
 
 
 
   鴨の旨味も
   迫り溢れん
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめたよ!
 
 

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