<落ち着いて良いものを食えるから好き〜〜(´・_・`) >
自分でも矛盾していると思うのだけど、食うのが早いくせに、食う場所ではゆっくりしたい。いいものを食い終わったときには、少し余韻に浸りながら、お冷かお茶などで口を湿らしながら、午後の仕事の段取りを踏まえたりしてみたいー。そんな気分でなんとなく、また今回も武蔵新城駅近くにある「中華そば シンジョー」に来てしまいました。未食の煮干しばを頂くために・・・。
来店しみれば、狙い通りにカウンターの埋まりは半分程度。地元の方らしきオバちゃん二人組もおいでで、ランチタイムらしからぬゆっくりとした時間が流れております。今回は、奥様(?)サポートもなく、店主の一人オペレーションでしたが、テキパキな動きにも余裕が感じられます。一回の生産ロットは2杯。運よく先客のロットに紛れ込んで、思いのほか調理が早く進みます。いつもならラッキーと言うところですが、後客の邪魔にならない程度にゆっくりとしていこうと思い、店主の後ろ姿をボーっと眺めて待ちました。
<何ともスッキリした淡麗煮干!醤油感なくストレートなニボニボ旨味堪能!>
平日でなかったら、ハートランドでもやりながら待つのだが・・・。私の中では、「ハートランドがある店は旨い店」という経験則があって、ここもまさにそれに当てはまりますね。やはり正しかったかと小首を上下に動かしそうになったところで、配膳が完了します。それがこんな麺顔です。
うう!淡麗なスープ感なのに、チャーシューの存在感か、妙に温かみのある春のような雰囲気ではありませんか!。トッピングのカイワレが、菜の花の茎を連想させ、また多く散らばった白ネギが正方形で大き目にカットされているため、花びらの舞を感じてしまうー。寒暖の差が激しくなろうとする頃には、うれしい気持ちです。
さてそのスープの味がまたうれしい。一言でいえば「やさしい」。二言でいえば「澄み切ってやさしい」。明らかに淡麗な煮干しの味わいですが、そのニボ感覚がとてもクリアーに思えるほどに香ばしく、すっきりしていて嫌味がない。上品とでも言ってしまいたいのですが、そこはビシッと煮干しと塩気を感じさせる矜持があるような感じです。
そうそう塩気がポイントなのかもしれません。醤油系のタレの感覚がないか極めて低い。非醤油と言い切って実は白醤油使ってます・・・なんて墓穴掘りそうだから、曖昧な表現でごめんちゃい。煮干しはやはり塩との合わせ方がポイントと思っており、旨みや甘味を引き出すのも塩気なら、エグ味を抑え込むだり調和させるのも塩気の役割。今回でいえば前者にあたる役目が大きいですね。やさしい味わいだとふわふわ気分で味わっていると、意外に塩気が効いていることに気が付くと思います。パンチはありませんが、寄り添うような塩味が何ともいいバランスです。
<程よくパツッとしたストレート細麺!後半は汁に馴染んでなお旨し!>
前回食した塩と同じような感覚で、コメントがダブるようでご容赦を。煮干しと来れば加水の低い麺が相性良いけど、こちらもどちらかと言えば例外にもれず。ただ密度感はやや緩やかな方向で、麺の風味をスパスパパツパツと感じさせるのは前半だけで、後半は汁を十分に吸い切ります。実はそこからの味わいが豊かだと思います。スープの煮干し混じりの塩気と、炭水化物の甘味が、奥歯の咀嚼で一体化する旨み。それが楽しい。肉と一緒に味わってもいい感じ。
細めんがまた啜りやすい。このため、今回はゆっくりと食おうと思っていても、啜りやすさと滑りの良さでついつい、ずぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼーーっと音を立てて高速に啜り食ってしまう。汁の持ち上げというより、汁のしみ込んだ麺をすすり上げるという感覚です。
<想像以上に肉厚でソフトなロース肉!五枚入りの迫力!>
我ながら最近になくめずらしいチャーシューメン仕様。しかも煮干麺では、数えるほどしかやってないかも。味玉は今回外して、肉一本勝負とさせてもらいましょう。その肉は写真映りよりは、実際は迫力ありまして、堂々たる肉厚です。半レア系の低温調理でうす塩ながらも、肉の味わいが芳醇。スープの熱でも分厚さゆえか、熱の色変化が少ないです。噛むとふわふわと感じるソフトさがいい。筋っぽいところや、肉繊維の粗いところが一切感じない。ああ、やっぱりこの肉は、ハートランドと共に胃袋に流し込みたいと切に願う次第。年度末に休暇が取りにくいが、午後休暇でもしてトライしてみようかしらん・・・。
総じまして、「一足先に春めき感じる明るく軽やかな煮干麺」と言う、今回も何の捻りもない感想でごめんちゃい。醤油>塩>煮干と一通り食べたことになりますが、また定番の醤油にもどって、繰り返しループして食い続けたい気持ちです。醤油(中華そば)は麺が選べることもすっかり覚えてなかったし、次回は太麺でトライしようかしら(でも結局細麺好きだんだよなー)。ここは何くっても旨い店です。なかなか地縁がある方は少ないでしょうが、もち南武線を利用するタイミングがればぜひ(つい勝手に宣伝してしまう)。そんな応援気分を込めて、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います。
お昼時
風は緩やか
長閑にて
春先思う
旨き煮干に
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
それでは、YouTubeでも簡単にまとめてみましたので、ご参考まで!
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