ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン3122】 RAMEN CiQUE (東京・南阿佐ヶ谷) 塩ラーメン + 焼きトマト 〜いつまでも変わらぬ斬新性!数ある旨味のフュージョン!崇高創作塩ラーメン!

<私に塩ラーメンの創作性を教えてくれた店>
 
 実に久しぶりに「RAMEN CiQUE」さんへと伺いました。この店のレビューで何度か触れていますが、ラヲタ駆け出しの頃は、この味わいが分からなくて微妙だったのですが、今となっては凄い先進性を取り込んだ一杯と思えてならないです。焼きトマトとの組み合わせが、以前関西にいた頃は想像が突飛すぎて、当時の私には理解できなかったんでしょうね。今となってはトマトは、まるで昆布だしのように滋味にして溶け込むと思えるのですが・・・・。

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さんぽガール 内海はるかさん 阿佐ヶ谷編

さんぽガール 内海はるかさん 阿佐ヶ谷編

 

 

 そして店内の作りも、自分には当時斬新だったのです。スタイリッシュさがまた意固地な私には、違和感を覚えたのかもしれない。今となってはなんと寛げる店かと、店内待合スペースのソファに座りながら、目をつぶって瞑想すらしてしまいそうです。フュージョン・ジャンルのBGMが落ち着いたノリを伝えてくる。久しぶりにsansuiのスピーカーをここで見ました。私はアンプがsansuiで、スピーカーがYAMAHA、プレーヤーがTechnics。電気街の視聴ルームでこだわった構成だったのですが、今となっては高い買い物をしたもんです。
  今でこそ、とっぽくて洒落たラーメン屋さんが多いものの、ほんの10年ですっかりと業界の風景も変わってしまいましたよね。しかし当時と変わらぬスタイルで営業を続けているこの店も、依然として創作意欲はまだ通用するわけでここが素晴らしい。そう・・・この店は、私に塩ラーメンの創造性を教えてくれた店に他ならないのです。

 

 
 
 
<割としっかりめの塩気がトマトが溶けると円やかな甘味に包まれる>
 
 「RAMEN CiQUE」に来て「塩」ならば、「焼きトマト」を入れることを強く主張します。これをトッピングしないと来た甲斐がない気が私にはします。この店は、いわゆる全部のせ的な「特製」がないのも特徴で、味玉に至っても「塩」か「醤油」か漬けだれタイプを選べるほど、出汁にこだわってる。定番の「塩ラーメン+焼きトマト」を今回もいただきます。今回の麺顔はこんな感じ。

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 おお!まさに「名作」のオーラを感じますねー。穏やかな霞を感じさせる塩スープには和を思い起こす麩をトッピング。染み込ませて出汁を堪能する古人の知恵ですな。そして向かい側には、一気に南欧を感じさせる焼きトマトが対峙する。和洋折衷というより、人類一つになろうぜ的な、チキュウ規模のLOVE&PEACEを感じたりします。うだうだ考えるよりも味わうのが先だわ。

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 塩スープは、「淡口清湯スープ」とこの店では表現しています。いわゆる淡麗系って奴ですが、今はしっかりした塩気と鶏ガラ&魚介の旨味を感じるタイプと思います。パンチは決してないけれど、薄味のような淡麗・淡口系ではないことは確か。出汁茶漬けにでもできそうな塩梅の濃ゆさが印象的です。前半の時点では塩の上品さを味わうことに集中です。麩をスープの中に沈めて、吸わせたから口に頬張るとジュワッと旨味が広がるのが快感かも。次第に食い進めると、トッピングの味わいが溶け出して、味風景が徐々に変化してゆきます。

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 まず焼きトマト。これが果肉からじわじわと溶けだす。赤い微細な繊維が撹拌されたところをひと匙味わう。すると塩気がググッと円やかになる一方で、一気に清涼感が立ちこめます。そして野菜系ならではの甘みが一気に広がります。最初は「あ!トマト!」と感じるのですが、その次からは味変して昇華したような落ち着きのある甘みの塩スープに変化。沁みるねーーー。徐々に魅了の度合が高まって、まるで「焼酎梅割りの梅を潰す」時のように、焼きトマトを箸で潰して攪拌させてしまいました。これで一気に円やかさが広がる!。

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 そして感じるのは不思議と動物系のエキス。実はベースの鶏豚系も効いているかも?ですが、チャーシューの味付け余韻もじわっと浸透して、味わいはカオスになってゆくようです。チャーシューの独特のスパイス感が、どこかオリエンタルな風味がしてならない・・・。
 
 
 
<プツプツ&ぷりぷり感が楽しい全粒配合の縮れ麺!>
 
 最近になって、ラーメンを食うときは眼鏡を外しています。どうも近年、老眼が進み、麺を啜っているときの麺顔に、眼のピントが合わないため(泣)。なので今回は鮮明に麺の地肌が見て取れます。細麺で縮れがあるタイプで、加水はなんとなく中程度の見栄え。表面は光ってツルツルっぽく、口に当てるとライトな感触です。そしてすすり上げるとなかなか高速にズボボボボボーーっと駆け抜けてゆく。

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 前歯で千切るとプツプツとややハードな感覚なのですが、奥歯で束になったそれをプレスし始めると、微妙にモチモチっとした弾力があります。そして奥歯ですりつぶすときは微妙にプリプリっとした感触すら覚える。

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 全体的に麺単体の風味感はそれなりで、むしろスープを吸い込んでからの味わいがたまりません。程よくスープを吸い込んで、締まりのあるグルテンと咀嚼で混じり合う時に、甘み風味が生まれるような感覚で一気に食い進めて行きました。
 
 
 
<ハッカクが仄かに香る肩ロース肉!ほろほろと砕け旨し!>
 
 チャーシューは豚の肩ロースと思われる部位。引き締まりのある部位をトロトロ煮詰めた感じがする一品です。肉厚なスライスが二切れあり、それぞれを噛むと繊維の裂け目に沿って、大きく解れてゆきます。脂身の部分を噛み締めると、脂の甘みがトロトロで溶けていくよう。

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 そして次に赤身部位を噛みしめると、こちらも繊維質の裂け目から、口の中でスライドして崩れるように千切れます。それを奥歯で噛み締めると・・・おお!。これはオリエンタル感広がるスパイス感で歓喜!。クローブ八角と言われるものか!?。これは想像しなかった(全く忘れていた)感覚で、改めて斬新性を感じざるを得ません。これも酒に合わせたい逸品!。しかしこの店では酒で長居はできません。アルコール類は、一人一つだけのルールですからー。
 
 
 
焼きトマトは麺と絡めても旨し>
 
 焼きトマトは、スープに崩してみるとか、またそれ単体で食うのもいいですが、実は麺とチャーシューの欠片と一緒にリフトして、それらを一度に味わうのが美味いです。人それぞれですが、お気に入りの食べ方。一言付け加えたかっただけですので、スルーしてください。

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 総じまして、「いつまでも変わらぬ斬新性!数ある旨味のフュージョン!崇高創作塩ラーメン!」と言う感じでしょうか。他にも美味いのがあるかもしれませんが、私はこの店ではこれを食い続けたい!。また来ます、必ず。この一杯、このお店なら、嫁さんも同行して来れそうだし(苦笑)。そんな感じでとっとと感動を忘れないうちに、最後に詠って締めたいと思います!。
 
 
   寒空が
   高く突き抜け
   雲も無く
 
 
   地球は青く
   CiQUEは旨し
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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