ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3097】 進化論 (東京・雪が谷大塚) 進化論そば 大盛り ~下町ご馳走系崇高鮮魚拉麺

<少々お高くても惹きつける何か!>
 
 プレゼンってのは、準備でほぼ決まる。突発事故があっても、やるだけやったら仕方ないと割り切れる気がするし、わりと事前準備には時間をかけるタイプです。これでも自費で講習会へ行ったり、練習サークルに行ったりとやってきたのですが、得意か不得意かと言えば未だに不得意。不得意だからこそ、泥臭い準備が怠れないのです。我ながらしんどい性格だと思います。

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外資系コンサルのプレゼンテーション術

外資系コンサルのプレゼンテーション術

 

 

 そんな年明けからいつも心のどこかかで引っかかってたプレゼンが終わって、ちょっと一息つくことができました。もう次のプロジェクトが控えていて、そうのんびりとはしていられないんですが、やるなら今しかねぇ!・・・という事で、午後休暇を取らせていただきました。ちょっといいもの食ってから、家帰っては早めに風呂入って、久しぶりに自宅で平日晩酌するかーってなことを思い描いてしまう。しかし、そのまえにこの瞬間の昼飯を決めないといけないです。本当は蒲田あたりが一番近かったのだけど、出遅れ気味だったので、どこ入ってもいいところは混雑必須。ちょっと目線を変えて、この日このタイミングしか食えないものを狙おうとやってきたのが、「進化論@雪が谷大塚」さんです。火曜日しかやってない「つけ麺たけもと」セカンドブランドのお店。事前情報では、限定のみご提供で、一杯千円という強気な価格。素材にその自信ありということでしょう。気になりますよ、どうしても。
 

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モビリティー進化論

モビリティー進化論

 

 

 訪問してみると、昼飯時間は過ぎたというのに、地元客やらサラリーマン風情の方で八割程度埋まっております。狙いは「進化論そば」だったんですが、その他にも、カレー系とか牡蠣系の限定も二種類追加でして、すごく旨そう。千円を越えてしまうと旨くても後悔しそうだったので、今回は基本の「進化論そば」に絞らせていただきました。
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ラーメン超進化論 「ミシュラン一つ星」への道 (光文社新書)

ラーメン超進化論 「ミシュラン一つ星」への道 (光文社新書)

 

 

 
 
 
<鯛が香り〜のどぐろが染み入る旨味!鮮魚系に近い魚介醤油の深み!>
 
 「つけ麺たけもと」もそうだけど、やはりこちらは接客が気持ち良い店ですね。入店した途端から、フロア担当のお姉さんがすたすたと寄ってきて、本日の限定おすすめを小気味よく紹介してくれます。私のプレゼンなどよりずっとハキハキとして短く的を射た説明が良いね。そして配膳の瞬間にいたっても、すこしばかり一杯の構成をコメントしてくれたりして、大変丁寧な受け答えが心地よい。しかし、配膳の瞬間は意識は完全に一杯に向いているわけで、コメントが素通りなのですがーーー。そんな一杯はこんな麺顔でした。

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 うー、洒落た丼!現代的なネオ中華そば的ハイセンス!質感が迫ってくるようですよ。さすが一杯/英世一枚するだけはあるわー。単なる醤油スープと思えど、その深い琥珀色と丼に貼りついたエキスの輪、さらに表層の旨み感じる脂がスープの奥まで撹拌さえていうような半濁り状態に凄みを感じます。

 

 レンゲでひと匙すすっただけで、上質な魚介のエキスを感じます。これは明らかに「鯛」のエキスです。魚類でもすごく華やかに感じさせる白身の風合い。それが出汁に響いています。しかし、そのあとは旨みがとても深くて濃ゆい。人によっては好みが分かれるかもしれない、鮮魚系の風合いに似た個性が印象的。これは、「のどぐろ」の味わいと感じますが、魚の脂の風味がとてもシルキーに広がり、人によっては濃密と感じるかもです。余談ですが「のどぐろ」は黒い魚ではなく、赤い魚なんだね。アカムツと言うそうだが、料亭では「のどぐろ」と呼ぶと・・・大昔接待の料理屋で聞いたことがあるような・・・。口をあけて喉をのぞかせてもらい、黒いでしょとか言われたような記憶。とにかく刺身が旨かったのだ。それがラーメンのエキスになって溶け込んでいるというだけで、貧乏サラリーマンとしては有難さを覚えてしまう・・・。

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鮮度が命!! 活のどぐろ1kg(アカムツ)

鮮度が命!! 活のどぐろ1kg(アカムツ)

 

 

 しかし魚介系・鮮魚系一辺倒でもないところが、実にコンプレックスさを醸し出しています。薄らと全体的に醤油鶏白湯のような雰囲気もあり、醤油と動物系のコラーゲンの結びつきもベースに感じたりもしてます。魚介×鶏白湯という単純な図式でもないですが、実に文章では表現しにくい・・・・その質感ですよ。ちょっと重めのスープ感ですが、勝手な個人的解釈では、大葉の刻みでも少しあれば、ものすごく食べやすくなると思う部分もあると思うのだが・・・いかがでしょう。
 
 
 
<ストレート細麺がしなやか!そして汁浸透しても風味が勝る不可思議さ!>
 
 ちょっと個人的には驚いた麺の組み合わせでした。ストレート細麺で密度感が低め。風合いを強めに感じる麺なのですが、茹で上げが柔らか目なのが驚きでした。風合いの強い麺って、どうしても加水が低めで密度感が高く、そして茹で上げもカタメなのだイメージなのですが、どれもその逆です。それなのに、麺の風味感がずっと最後まで持続する。

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 柔らか目だからしなやかそのもので、毛細管現象を発揮してスープの持ち上げがすごい。そのスープも決してライトとは言えない濃厚さなのですが、それでも麺はしっかりと受け止め、そして風合いを感じさせながら汁エキスと咀嚼で混じりあうのです。角ばったフォルムも麺線がキレイに映えて見た目にも流麗。
 
 ちなみに大盛りサービス対応です。大盛りにしないと損した気分ですぜ。見た目は今風な丼の形状もあって、量が少な目に見えますが、いえいえ結構入ってますので、ボリューム的にも満足満足。
 
 
 
<ゴージャスに感じるトリュフ香味のワンタン!?>
 
 こちらも例にもれず二種チャーシュー。豚の肩ロース肉は丸まったスライスタイプ。若干中心部にレアの余韻を残しますが、全体的に軽く火が入り、酒のアテにはもってこいの仕上がり感覚。薄味ですのが若干肉味が淡泊なので、スープに軽く浸してから食うと旨しです。鶏肉はモモ?付け根に近い盛り上がった筋肉部分?なのか判別が難しかったですが、最初は歯ごたえありつつも、前歯で押し切ると解けるように容易に避けてゆきます。これも汁で少し濡らしてから食うと旨しですね。

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 ワンタンがたしかに旨い。肉餡とワンタン皮のバランスもよく、食べごたえある二個です。鶏が多めの豚との合挽き肉で、基本的には軽く塩味系で素材のあじ重視です。そこに説明書きによればトリュフが含まれている???らしいのだが、貧乏人かつ駄舌ゆえに、トリュフオイル程度の風合いを感じたのみ。食い終わってから後追いで鼻孔に残り香を感じる程度・・・。

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 総じまして、「下町ご馳走系崇高鮮魚拉麺」と言った感覚でしょうか。毎日ラーメンを食いづつけて幾数年・・・やはり、ちょっと未体験な風合いの一杯と出会えると興奮を覚えるもの。ちょっと他にない独創性感じるスープなので、これはハマるひとはハマると思います。この一杯・・・・贅沢系に進化した一杯なのだなーって思いつつ、店を後にしました。見送る声を背中に感じながら・・・。火曜日は普通は休み難いし、このロケーションは普通の外出ではありえないですが、また機会をみつけて新しい限定を食って、レビューをコレクションしたい気分です。おそらくまた来ると思いますので、いろいろな進化をした限定を開発しつづけてほしいと思います。久しぶりにのんびりしたところで、とっとと今のうちに、最後に詠って締めたいと思います!。
 
 
   久々に
   自分ご褒美
   贅沢麺
 
 
   調子に乗って
   午後休取得
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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