ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン3095】 手打式 超多加水麺 ののくら (東京・亀有) 特製中華そば・塩 + ハートランドビール小瓶 〜亀有のラーメン地形図変えるか!?超新星超多加水の新店

こち亀の前よりも人が集まる? 亀有ニュースポット?>
 
 休日でも、平日の時間に目が覚めてしまうのは悲しい習慣です。しかしその分、自由な朝を迎えることができるわけで、しかも快晴冬晴れとくれば、心もどこかうずうすしてくる。年末年始と金を使いすぎたのもあって、当面はラーメン活動も遠征はできないなと思えど・・・こうも気持ちが良いとねー。今回だけは解禁と箍を外してしまいましょう。かねてから気になっていた注文店を訪ねて、日頃疎遠な亀有まで来てしまいました。思えば・・・今は亡き「豚喜」以来の来訪でしょうか。

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こちら葛飾区亀有公園前派出所?アイマスク

こちら葛飾区亀有公園前派出所?アイマスク

 

 

 とりあえず、駅前南口にある両さんファミリーのスナップをポチっと撮影して、悠々と目的の「手打式 超多加水麺 ののくら」さんへ。ところがいざ開店前に着いてみたところ、ゆうに30名以上の行列が発生中。しかも、カップルやグループ客がほとんどでして、これは客回転を期待できずですな。こりゃ一時間半コースと覚悟を決めます。さすが東京の注目店。スナップなど撮影している場合では無かった・・・。
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こち亀 1/24 亀有公園前派出所

こち亀 1/24 亀有公園前派出所

 

 

 注意点は、食券を先に購入して待つルール。外待ちから解放されて中に入れても、中で待ち椅子が控えているというスタイルです。別に食券を内容を先に伝えてフォーキャスト生産するわけではないのですが。そして注目点は、店に入ると右手に見える大きな製麺室。結構ご立派なスペースと器具たちで、相当にご店主の気合を十分に感じます。ここだけ見ると、斑鳩ご出身という感じがしませんね。

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S.H.フィギュアーツ 両津勘吉

S.H.フィギュアーツ 両津勘吉

 

 

  
 
ハートランドのある店は美味い店>
 
 実際には日陰の外で1時間15分待つことになり、すっかり体が冷えてしまいました。それから10分の中待ちがあって、冷えた体が回復する前に、ハートランドビールとご対面。ちゃんと専用グラスがキッチリと冷やされていて気分がいいね。グラスにコポコポコポコポとビールをゆっくり注ぐ音が心地よく、左右のカップル客の視線を思わず受けてしまいました。一口目の喉越しを半分震えながら楽しみますが、堪らんねー沁みるー。やはりラーメン活動は電車に限る。あとから慌てて肝臓エキスカプセルを飲むのが我ながら滑稽だったんですが。
 
 
<コク深い鶏エキスと落ち着きの深い乾物系の滋味!塩気が柔らかい!>
 
 券売機と食券には、特製中華そば「塩/醤油」とあり、塩の方が前にありました。実は、醤油を食おうと決めてかかっておりましたので、「塩が先の表示」にすごく直前で迷ってしまう。店主オススメは「塩」であるという暗黙知を表しているようで心が揺らぎます。なので意志薄弱な私は、直前で聞かれると「塩で!」と反応してしまいます。でもやっぱり伝えてから、左右のカップル客が皆醤油食ってて、すごくそれが美味そうに思えて、すごい葛藤を覚えるー。そんな心の中が嵐が吹きすさぶ中、配膳されたのがこの一杯、この麺顔でございます。

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 おおおおお!塩ダレの深みと清らかさ感じる崇高な質感!それにトッピングがどれもみんな煌びやかでオールスターキャスト!紅白歌合戦って感じですやん! 残ってたハートランドを一気に胃袋に流し込んで、いざ実食!試合本番に臨むような張り詰めた気分に早変わりです(酔い始めた証拠)。

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 スープをまずはレンゲでひと匙味わう。ファーストインプレッションは、「柔らかい滋味そのもの」といった感覚です。やや全体的にイエローめいた雰囲気ですが、艶やかな感じでなく落ち着いた色合い、鶏油も艶かしさよりも、はんなりした華やかさと感じるようです。家系や神奈川淡麗系のようなバターに近い重さはありません。しかし鶏系の旨味は深く、旨味としては分厚い気分。そして鶏そばのようなシンプルさはなく、もっと素材のコンプレックスを感じます。冒頭から麺のグルテンから滲み出る成分をやや甘く感じますし、また海系の素材も全体的な落ち着きに貢献しているかと思っています。魚貝といっても昆布系の乾物旨味も感じる。

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 そして改めて考えると塩気がとてもマイルドだったということ。塩のトンガリが全くなく、おそらく塩気を探しても明確には分からないで終わったような記憶です。旨味そのものの塩気だけという感覚で、塩が控えられてい他のか?と思えるほど。行列客の中には、小さい子供連れもおられたけど、全然安心して食べさせられる無化調低塩スープと言えましょう。
 
 
 
<超多加水のフワモチっとした極太平打ち麺縮れ麺!汁を吸い込む旨味あり>
 
 屋号の冠にもなっている「手打ち」の「超多加水麺」。なるほどこれは個性的で差別化がありありですね。潰しこみ度合いはそんなに感じないのですが、極太でランダムな平打ち、そして不規則複雑な縮れが、目の前ですごい存在感を与えます。どうしても我が地元の店と比べてしまうのですが、くじら食堂のそれよりも、縮れが緩やかで全体的には優しく見える縮れ方が印象的でした。

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 どんどん汁を吸い込んでいくようでも、ダレたりしません。むしろ汁吸ってグルテンがシャン!とするような明るいモチモチ感が食っていて楽しい。前歯で切る瞬間はぬちっとしてゆっくり切断されてゆく。奥歯でプレス時はヌチリと軽いテンピュールのような沈み込みを感じた後で潰れる。そのあと数回咀嚼した後で、小麦由来の甘みを感じつつ汁気と結合した旨味をふわっと感じます。
 
 こういう独特な形状は、啜り上げるのがいちいち楽しくてなりません。口元に接する部分は、滑らかなゴツゴツ感があってズボボボっとすすりあげる。その後、舌触りやうち頬は突起した縮れだけが軽くタッチして駆け抜け、喉越しではもっと柔らかいタッチで滑らかに駆け抜けて行きますねー。

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 うまし!この「超多加水麺!」。全体的にどこかしら感じる小麦感がいいね。小麦感覚って低加水系の特権のように感じていたんですが、今更ながら発見ですよ。この麺なら、つけ麺なら相当楽しめそうと勝手に妄想を始めてしまう。券売機でまだ準備中の油そばにも興味がそそられる。今後の伸びしろを十分に感じさせる良質さがナイスすぎます。この時点ですでに再訪問を検討し出している私です。
 
 
 
<どれを食っても隙間ない気の配りあるトッピングたち!>
 
 いい一杯というのは、トッピングがどれも隙がないといことかしらん。特にこの特製には深い感動を覚えました。どれも良質でボリュームがいい。
 
1)肩ロースレアチャーシュー
 ややワイルドな血合いを感じますが周囲は香ばしい焼きが施されて香ばしさ格別。味付け的にはシンプルな塩味系で、それだけにごまかしがなく肉味をしっかりと感じます。サイズと厚さが申し分なく二枚というところも特製のお得感を感じさせます。

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2)鶏の胸肉のコンフィ
 これも肉線維がとても細かくて、パフパフな食感が気持ち良いです。基本的には薄い塩味系に洋風な味付けもふんわりと感じますが、柚子の風味を爽やかに感じさせ、そこが質感を一気に高めています。ゆずと言うと苦手な人に誤解を与えそうですが、そんな感じでもなく、柑橘系がほのかに香るといったレベル。

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3)味玉
 塩ダレが深く染み込んだ実に芳醇な味わい。鶏に与える餌によって卵黄がオレンジになるらしいけど、それにしてもこのオレンジ色の深さはなんぞ!色加工してません。ネーブルオレンジよりも濃ゆい色合い。それに塩ダレの深い浸透あり、濃厚な甘みすら感じさせます。白身がふわふわでプリンの如く。久々にワインで食いたいような味玉に出会った喜びです。

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4)ワンタン
 まず皮(ワンタン)がうまい。まさかこれも自家製?かどうかは不明ですが、専門店に負けない肉厚さと滑らかさが印象的。汁を吸い込む美味さが計算高いです。また肉餡は・・・個人的妄想ですが豚と鶏の合挽きでしょうか。重くないのにしっかり食べ応えあります。食う前は生姜風味があれば良いなと思って担ですが、これは大葉の風味でしょうか? ご飯よりも点心として紹興酒に似合うタイプでしょうか?

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5)その他
 飾りのようで実はしっかりしているのは「海苔」と「メンマ」。海苔は何気に風味が高く、極太の縮れ麺に巻いて食って負けてない風味を感じます。またメンマは長くてコリコリと感じさせるタイプ。酒の友として最高でしょう。
 
 そんな感じでどこを切っても美味いトッピングというのは喜び。この時点で次は何に絞って強化して食おうかと悩み出している。
 
 
 
 総じまして、「亀有のラーメン地形図変えるか!?超新星超多加水の新店」と言う、あまり考えず感じたままのまとめコメントでごめんちゃい。ここはいいぜ!開店当初から人気を博する理由が明確です。惜しむらくは「混む」ことくらいかな・・・。この質感を求めて多くやってくる客に、カウンター6席ですから。しかし質感を落として欲しくもないし、客として大人しく受け入れざるを得ませんね。道を挟んだ目の前がまた大きめのコインPがあります。この点も便利すぎてしばらく混雑が続く事でしょうが、次回は醤油でお願いさせていただきますよ!。そんな決意を込めて、とっとと最後に詠って今回を締めたいと思います!。
 
 
   冬空の
   蒼さ突き抜け
   気を洗う
 
 
   澄んだスープも
   旨さ突き抜け
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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