ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2935】 佐々木製麺所 (東京・西荻窪) 塩そば 〜麺の風合いも生き生き映えるような淡麗系塩そば!


<杉並夫人とラーメン女子大生御用達>


 西荻窪駅の南口の西に当たるところは、昼から飲んだくれ〜な店が立ち並ぶのですが、少し外れたり北口にシフトしたりすると、落ち着いた庶民的な街並みが続きます。特に女子大通り界隈は、昔からの飲食がいい感じで昭和から続いており、そう言うところが個人的には落ち着くのです。まあ、この店があるあたりは、生活に余裕がある方々が住まわれているエリアという感じだね。蕎麦屋や個人レストラン、昭和らしいカフェに至るまで、ご年配がゆったりと過ごしておられるのをよく見かけます。ゴリゴリの高級住宅地って色気がなく、むしろ素っ気ない感じが杉並らしい感じです。







 そんな感じでまた来てしまった「佐々木製麺所」。入店すると前回よりは客入りがいい感じ。ほぼ女性客でして、地元のマダムっぽい方々や、近くに住まう女子大生風がゆっくりと静かに会話をながら食っている。誠に上品な常連がつきつつある状況ですー。

「私この前は、この醤油そばをいただいたのかしら?」
 唐突に私の目の前にいる、券売機購入中の先客マダムが宣う。オレに訊いているいるのか?「そんなんワシ知らんがな!」って正直思ってしまったが、適当に「そうなんじゃないですかー」言って場をしのいだ。そしたら先客マダムは驚いてオレに振り向いてきた。オレのひとことが迷惑だったらしい・・・・。どうも単なるデカい独り言だったようす。で、なんだか謝ってしまったオレです。そんな杉並マダムとはできるだけ離れた席をゲットし「塩そば」の食券を手渡しました。












<鶏出汁の穏やかな煮出しにアッサリめに魚介が響く!麺のエキス吐き出しも甘味プラス!>


 そんなドタバタ劇でドキドキが収まって、5分程度経った頃に配膳が完了。例のマダムと仲良く同じ生産ロットかもしれません。なかなか質感溢れる端麗な麺顔で、高級そうな雰囲気ありあり。ラーメンで腹パンになりたい人には不向きですが、「美味しいものをいただきたい」余裕のある人なら大変喜びそうなムードいっぱいです。







 スープをゆっくりとすすると、とてもあっさりした魚介&鶏ガラの風合いと感じます。いかにも無化調な引っかかりのなさ。鶏ガラの出汁が嫌味なくさらりと煮出されているけど、余計な脂やコク、そして色気を排除したかのようなサラサラ鶏ガラタイプです。どちらかというと、昆布出汁でも聞いているのかと思えるような風流さがあり、そう感じだすと魚介のエキスがじわじわと認識してゆきます。味に慣れだすと不思議なもので、最初は端麗あっさり系の極地!って感じていたはずなのに、なかなかしっかりした味わいと思えてくるー。塩気というより旨味が濃ゆいというイメージで、ひょっとしたら塩ダレの魚介エキスはかなり濃ゆいのかもしれない。







 この塩そばのいいところは、麺の風合いが後半になるとほのかにスープにも移るところ。やや透明度に陰りが出てきて、霞みがかった風貌に変化するのですが、粉の旨味?というようなことも新たに感じたりして、旨味が広がったよう。これは醤油そばの時は、あまり感じなかったポイントであり、利点でもありますね。ねぎの風味さえ素直に効いてきます。












グルテンの風合いがダイレクト!どこか蕎麦ライク? 汁吸ってからの味わいも深しな風流ストレート細麺>


 同じ麺なのに、醤油の時以上に風味を感じたかも。そば殻排除の更科そばでもすすっているのか?オーバーか。そこまではいかないものの、麺の風合いはダイレクトに感じます。パツパツとした歯ごたえでない、アルデンテをちょうど超えた感じの歯ごたえなんですが、グルテンの風合いはしっかりと感じる。麺の風味ってやつですねー。それが塩だとさらにストレートに感じます。







 また妙に今回は、薬味のネギと絡めて食うと旨く感じてしまい、そういうところも麺の風味を強く感じたポイントかも。この麺の旨さだと、和え玉にしてもいけるかもと感じるのは私だけだろうか。












<脂の甘みもスープにじわじわ蕩けてまろやか〜〜>


 以前の醤油そばでも述べたけど、豚の皮のすぐ近い部分の脂がとても甘い。皮付近のうまさを感じるチャーシューは大好きでして、中華ならトンポーローの旨さを連想してしまいます。味付けは全く違うんですがね、皮近くがうまいんですよ肉も魚も。赤身の部分はできれば柚子胡椒でもチョビッとだけ塗って食いたい気もしますが、このスープとならどんな相性になるのか、試してみたいかも。マイ柚子胡椒を持ち歩こうかしら・・・。
















 総じまして、「麺の風合いも生き生き映えるような淡麗系塩そば!」と言う個人的感覚でして、スープを味わっているうちに麺の旨味を、麺を味わっているとスープの旨味を、それぞれ交互に堪能する一杯でした。ゆくゆくは、夜営業もしてほしいし、お酒もちょこっと出しても欲しいと思えますが、まずは製麺所らしく「麺の旨さ」で店のプレゼンスを高めて欲しいかなと感じます。この界隈の地元客層なら、むしろ大人しめの営業スタイルの方が合っているかもしれませんがー。また秋が深まった頃あたりにでも、訪問する予定です。ということで、そろそろ最後の締めでちょこっと詠って、とっとと寝ますー。



   西荻窪
   休みの午後の
   穏やかさ



   落ち着く街に
   塩そば香る



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!









東京都杉並区西荻北4--26-10 山愛コーポラス104

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