ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2824】 中国料理 花梨 (京都・二条城前) 天府担々麺

<料理長おすすめコースの最後の〆に・・・>


 実家の法事が無事終わり、さあちょとみんなで食事でも!と言うことでやってきたホテルでの会食です。素直にコース料理をいただいた中に、汁なし担々麺があったので、軽くビビッと反応してしまいました。「汁なし担々麺」も一時期一ヶ月ほど集中的に連食したほど「好き」「ハマる」メニューなものでして・・・。コース料理の一品なので量は少なかったものの、結局、嫁や母が食べきれないのを回収したので・・・結構ガッツリ食ってしまいました。


     











<五香粉のバランスセンスがやはりグレード感じるね!>


 それにしても、やはり本格的中国料理屋です。担担の味わいが普段食っているのとは別物です。ビリビリっと花椒を効かせるパンチ系本格派も良いのですが、こちらはホテル内なので洗練さが必要と言うことか。ただし単にパンチを丸めたものではなく、マイルドさの中に崇高さをしっかり滲ませるような味わい・・・そんな担担テイストが良い!。







 五香粉がやはり高級感ありありでして、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ)、小茴(フェンネルウイキョウ)、大茴(八角スターアニス)、陳皮(チンピ)などが、シルキーに溶け込んでおり、しかも味わいが鮮やかと思わせてくれるところがナイス。挽肉がどこか甘辛く感じるところと、ナッツ類の香ばしさと歯ごたえも相乗効果を発揮して、腹が一杯でも別腹でどんどん食わせて行きます。うう、この感覚はホテルの高級感そのものだよねー。













<極細で密度感ありつつもボソボソっとした感覚が印象的>


 麺も一般の中華屋や拉麺店では、ちょっとお目にかからない感覚。一般には粉・グルテンの風合いや、なめらさ極まれりな、麺のアピール度を感じることが多いのですが、この麺はもっと自然体な気軽さあり。主役をタレに譲ったようなところもあり、どこかボソッとした細麺が、タレで滑ったりひき肉と絡んだりしたニュアンスが柔らかい。そして胃袋への負担がとても少ないので、コース終盤の一品にはとてもマッチしたストレート極細麺ってな感じです。











 ちなみに今回のコースをすごく簡単にメモっときます。







<四川オードブルの盛り合わせ>

 この僅かな一切れがどれもこれもうまし!牛・豚・鶏・烏賊・クラゲ・海老・・・と食材がめちゃ豊富で味わいも、甘み・辛味・酸味・苦味・塩気など、テーマが様々。個人的には、クラゲが美味かった!








<オマール海老入りスパイシースープ>
 
 オマール海老の爪が見た目の味わいにインパクト。この小さい器の中に、マイルドな酸辣湯にも似た世界が広がります。まさに食べるスープとはこのことで、タケノコやひき肉、溶き卵などがぎっしりと入っているだけでなく、ベーススープが軽くとろみ餡になっており、これからも滋味を感じる奥深い中華出汁の生命力を感じますー。











イカの塩漬け 唐辛子炒め>

 盛り付け器の網だけを食っても結構腹が膨れる。こちらは烏賊得意なのか・・・とても烏賊が柔らかい上に味わいが深い。そして何気に辛さを感じさせるが「うっすら透明感」と言うような唐辛子の広がりで、後から辛いと知るといった感じです








<海老のわさびマヨネーズ和え>

 とにかく海老が大きい。女性は良い意味で苦労していたー。オーロラソースもいいが、こう言うわさびを効かせたマヨタイプも海老には合います!。これを食ってる途中で思わずビールを追加しました。ビールに絶対に合う!







<牛肉の辛子煮>

 似た牛肉と言うイメージより、ふわふわ牛肉にスープを絡めたと言うような印象。めちゃ牛肉が柔らかくて、蕩けるように舌から胃袋へと落ち込みます。噛む感覚が少ないのでずるいと感じるタイプ。もっと口の中で遊んでみたかったー。肉の下には少しばかりいろんな細かい具材があってそれもつまみとしては美味かった。トッピングのパクチーも味にインパクトを与えていい。息子は普段あれだけ香草類が苦手は筈が、しれっと全部食っていた。












<鶏肉のしんじょう入り淡雪スープ>

 実に面白いしんじょうスタイル。卵白の泡だてに鶏肉を含ませたような感じで、ふわふわを楽しみながら鶏出汁を感じると言うスタイル。この時点で2回目のスープとなり、腹が膨れたと訴える家族が増える。







<抹茶プリン>

 もう食えないと言うくせに、結局こう言う甘味は別腹で入るようだ。濃密な泡のようなプディングだったようです。実は愚息と汁なし担々麺とで交換したから、味わえてない・・。
 






 総じまして、「我が一家、真夏の贅沢!」という感覚でしょうか。そしてコース料理って意外に腹が膨れるというのを今回も痛感です。酒も結構いろんなのを飲んだのでフルコース状態だったので、結構酔っ払ってしまったし(爆)。この日は妙に寝入りの時間が早かったですー。ま、たまには良いもの食っても罰が当たらんでしょう。南無ー・・・。と言うことまた明日から暑さに負けないで頑張りたいと思いますが、今年はつらいねー・・・。気持ちでは負けないように、ちょろっと最後に詠います!。



   汗流る
   都の夏は
   サウナ風呂



   ホテル中華で
   長袖快食



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




2017 夏限定の京都 (JTBのムック)

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