ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2910】 旨辛ラーメン表裏 高田馬場店 (東京・高田馬場) 冷やし中華

<東京名物「J系冷やし中華」を求めて>


 すでに「2017夏の冷やし中華攻略計画」は、終盤に差し掛かってる・・・最近は闘志が萎えてきました。そんな感じでひと休み気分で、高田馬場にある焼麺を狙って見たのですが、何と名物焼麺を封印中とのこと。これ意外なフラれ方をしてしまいまして、そうなってくると近場で食おうとこちら「表裏」さんへと流れた次第です。嗚呼、自ら呼び込んだとは言え、どうしても運命には逆らえないようでして、冷やし中華から逃れられないようです。






 そんな入店時は至ってガラ空き状態。先客はおじさんとお姉さんがそれぞれピン客として座っておられました。私は冷やしは限定麺の食券とのことでして、それを黙って手渡す次第。このタイミングで各種サイズの確認が入ります。どうも・・・今回の目標「焼麺」にフラれたショックからか、どうでも良い感覚に陥ってしまい、「みんな普通で」と素っ気なく答えてしまいました。人と言うものは、目標を失うとこれほどまでも、気が抜けてしまうものなのか。考え過ぎてしまい・・・・老後の年金をもらうには遥か彼方まで働き続けねばならぬが、もらえるようになった頃には抜け殻になっているか・・・などと、自らの悲しい老いらくを考え込んでしまいました。


     






 




<意外と辛くない甘辛めのゴマ系の汁>


 そんな老後の塩っぱいこと考えてばかりじゃ気が滅入る。何か明るいことや前向きなことを考えねばと・・・していたところで配膳が完了です。店員さんは、いかにも見た目が黒くて暗そうでなオヤジがカウンターに座ってて、とても気味が悪かったのかもしれません。ただ人生そんなに悪いことばかりじゃないぜと、思ってタレをまず啜ってはみたら、これが、「旨辛」と言う屋号接頭語とは裏腹。甘めの味わいが沁みる〜〜。






 ベースはゴマだれ。しかしドレッシングというほどにクリーミィーな感じもせず、シャバいというか液体化しているものの、タレというよりスープのような印象。なので、ゴマだしと言ったほうが合っているかもしれません。さらにトッピングのエキスがじわじわと液体に滲んだり絡むので、味がだんだんと変わっていくのがわかる。例えば野菜には甘辛い中華風の味付けがなされており、ここにパルメザンチーズが降りかかるという味構図。完全に味は国境線を越えている。また鶏肉は微妙に南蛮風な唐揚げ風になっており、この皮のパリパリ部分から滲む油が香ばしさを誘う・・・・。







 極め付けは、マヨネーズ。こいつは何でも上手くさせる魔法のペースト!。本場欧風でなくアメリカンなマヨネーズ感に、和風ジャンクな味付けが施された感覚がいいね!。質素な味わいのモヤシすら、マヨに絡めば立派なサラダに変身であります。それらのエキスがジュワジュワ〜っと溶け込むから、まぜ麺系ってのは楽しくてなりませんし、ヤメられない。
















<きっちりと冷え冷えにされた極太麺が気持ちよすぎるほどのクッシリ!>


 何ともまたきっちりと冷やされたことだろう。しかも極太麺をここまでしっかりと芯まで冷やされると圧巻です。歯ごたえのクッシリ感覚がハンパなく、また痛快と思える爽快感が見事です。前歯を当てると外固な麺かなと一瞬思わせますが、芯までしっかりとコシが強いです。前歯を刺すように千切る感覚です。そのあとにフワッと麺の風合いも感じますが、すぐにタレと絡み合うので、香りは味と混じります。奥歯ではもっとハードな展開となり、プレスするといきなり横ずれし、捕まえてから潰すとクッシリとした抵抗感が固いー。その固さが楽しいと思えるから、Jインスパイア系の新たな可能性なんて、勝手に夢想したりしてしまいます。






 さてボリュームは、並盛りで160gなのかな?、そいう表示があったから。しかし体感的にはそれ以上です。このハードさなら240gはちょうど私の腹状態では腹パンで気持ち良かったかも。しかし重く感じるので、甘く見ないほうが良いと感じました。
















<冷たい雰囲気の中に、少し温かみのある鶏唐揚げが沁みる〜>


 冷やし中華用に、サイコロ状にカットされています。衣がサクサクっとしていながら、少し汁で緩んでいるところが何となく南蛮風にも感じます。塩気と甘みがバランスよく効いており、いつも知る系でイメージするスパイシーさはほぼありません。なので今回は、全体的にマイルドに感じさせたのかもしれません。肉は当然柔らかいのでいくらでも食える。まさにビールのお供って感じの完成度です。






 また温泉卵は、全体的にさらにマイルドさを加速させます。どこか一点でも痺れるとか過激な辛さとか、そんな色味が味にあったら、とても上手く反応して味わいと高めたかも・・・・そんな感じ。刺激を求めた時には邪魔になりますかな。







 総じまして、「辛さだけでない余裕感じる旨味!優しくダンディーな冷や中」と言う感じで・・・何というか今回もなんとなく、感じたままをコメントしてしまいました。今回は行き当たりばったりで、しかも冷やし中華に対する探究心も低くで、何となく食ってしまいました。しかし、Jイスパイアも冷やし中華は、正式に取り入れられたような気がしますし、来年の夏もまたオリジナリティ溢れる冷やし中華を提供してほしいと思います。新たな東京名物J系冷やしに認めらるといいですねー。来年も来ます。と言うことで、今年の夏も去りゆく寂しさを感じつつ、さらっと最後に詠ってもう寝ますー!。



   行く夏の
   惜しむ思い出
   冷や中に



   重ねて食う
   ガッツリ悔いなく



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





さんぽガール 中曽根知左さん  高田馬場編

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高田馬場七景 〜「Paddyウォーク」シリーズ〜

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