ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2902】 とと麺 耕 (東京・荻窪) 海鮮冷やし中華

<激戦区荻窪で唯一の鮮魚系ラーメン店>


 すまん・・・いつかまたねと、こちら「とと麺 耕」の前を通って、どうしても馴染みの「二葉」へ流れてしまうオレ。今回も、二葉の提供するキンキンに凍ったジョッキで供される生ビールを欲してそうするはずだった。今回はしかし、「とと麺 耕」の前を通り過ぎようとしたら、「期間限定 海鮮冷やし中華」なんてポスターが貼ってあるじゃないの。ビールはいつでも飲めるけど、期間限定は外せないでしょ!と言うことで、久しぶりにこちらへ流れました。






 荻窪エリアでは、めずらし・・と言うか唯一の鮮魚系のラーメン店です。魚耕グループがバックにあると言うこともあって、魚介系の仕入れルートは盤石。本当は実に頼もしく良い店なんですよね。荻窪じゃなかったらもっと流行っていたかもしれません。荻窪荻窪スタイルってのにこだわってるのもあるし(春木屋・丸長・丸信・丸福など)、色々難しいかもねー。それでも頑張ってるのはよくわかる。入店した途端の清潔感とか、店員さんの心からの愛想の良さとか、いい店の条件は整っていおります。手はず通りに、券売機の食券を購入し、店員さんに手渡します。それを両手で受け取るもんねー(笑)。












<魚介系オンリーの贅沢トッピング!800円はお得!!>


 写真じゃどうしても伝わらんのです。配膳時の感動が。ガラスの器がキンキンに冷やさえていて曇っている。配膳の瞬間はもっと冷気の曇りが一面だったのです。そして具材の種類の豊富さと盛り上がりがすごい。しかも「動物系排除」で魚介類メインのトッピングです。その内容は次の通り。






   鮮魚系6種(エビ、カニの爪、シメサバ、シラス、桜エビ、クラゲ)
   野菜系4種(トマト、キュウリ、白ネギ)
   定番1種(錦糸卵)

 ちょっとした海鮮丼という感覚ですが、魚介の嫌味はありません。この中で何が一番美味かったかというと、トッピングの頂点にあるエビです!。さすが海鮮卸のバックというか冷えてもプリプリでジューシー!。このエビトッピングはこの夏一番の仕上がりと言っても過言ではありません(ほんまか?)。甘みすら感じるエビの身・・・冷酒もってこいと言いたくなるほど。


     




 シメサバが苦手な方にはごめんなさい。これが全体的にチャーシュー的な存在になっていて、美味いのです。タレの酸味とも調和する。私は京都人なもので、鯖寿司はとても身近な存在だったのもあって、こういうの好きなんですー。シメサバの炙りも美味いよね!それだったらもっと感動したかもこの一杯。


     






 まだつきないこの海鮮トッピングのツッコミどころ。エビの下には、カニの爪の身がゴロっと存在しとります。普段の冷やし中華活動では、カニカマで喜ぶカニカマ星人なオレですが、やはり本物には負けるわな・・・・。冷酒もってこいと言いたくなるほど。さらに釜揚げシラスの加減が素晴らしい。これだけは、関東に来てから本当のうまさを知った具材。







<麺が素晴らし!全粒しっかり潰し込みで歯応えハード!風味も香る!!>


 ひとしきり具材で感動したところで麺に移りますが、おいおい・・・これは本気度が伝わる麺ですぞ。トッピングの華やかさをがっしり受け止める質感!。全粒がしっかりと練りこまれ潰し込まれている麺でして、バディの黄色と全粒の茶色が斑点模様を明確に形成しております。しかも濃厚に!。以前知る系で食ったのは、全く別だったのでこれはこの一杯に合わせた特注品でしょうね。






 麺もまた冷えている。ぎゅっと締まったクツクツ感がたまらん。前歯を差し込んだところから、まるで乾いたようなグルテンの華やかな香りが鼻腔を駆け抜けます。すすりあげると外固な表面が内頬などと駆け抜け、シルエット感を明確に印象付けますし、その直後奥歯でプレスするとクッシリ!とした重めの低反発あり。タレの浸透を寄せ付けないような風合いがたまらんっすね。












<酸味先行の出汁加減!わさび薬味が合うのよね〜〜さすが鮮魚系>


 タレには魚介の出汁が濃いめに投入されてますが重くないです。ワタの嫌味が一切ないところは汁系と同様です。醤油の塩気も風合いも抑えめ。かといって付加された甘み感はなし。酸味が程よく効いた感じ・・・・と言いたいが、少しだけ主張をしている見たいです。だからこそ、トッピングのシメサバとバッティングしないのだと感じます。




 改めて思えば本当に、魚系のことを知り尽くした冷やし中華かもと思えてなりません。







 総じまして、「海鮮ちらしのような楽しみ深い冷やし中華と言う、メニュー名称そのまま捻りないまとめでごめんちゃい。ただ、くどいようですがやっぱり海鮮専門のさすがなところはありまして、ちょっと変わったしっかりした冷や中狙いなら、お得な一杯と思われます。こちらは、海鮮系のサイドメニューとセットで食するとお得な感じ。魚好きなら絶対にオススメ。これはまた来ますよ・・・・・このレベルだったら、貝出汁系にも期待ですし。てな感じで、食っただけで海気分ですからねー。多忙で休み取れなさそうな不安な気持ちを、柔らげてくれたこの一杯には感謝です。そんな気持ちを込めて、いつもの通り最後に詠って・・・もう寝ますー。



   多忙にて
   休暇取りやめ
   仕事して



   海鮮冷や中  
   夏旅気分



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




東京都杉並区上荻1-15-2 丸三ビル1F


町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (立東舎)

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