ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2879】 京都 塩元帥 (京都・西大路) 冷麺

<昼だと700円で腹パンになる・・・サービスがお得!>


 ちょっと法事がありまして、実家京都に戻ってきました。荷物が多いから東京からのロングドライブ。途中のサービスエリアで朝ラーメンもしっかり済ませたものの、京都に着いたらまたラーメンが食いたくなってきた。京都市内でクルマが置けて、そこそこ旨いラーメン屋と言えば・・・・ピンと来たのが「京都 塩元帥」さん。こちらは逆に車がないと辿り着くのに面倒という、陸の孤島にありますので、妙に印象に残って負った次第です。関西転勤時代には、大変お世話になったブランドでっさかい、謹んで表敬再訪問させていただきました。







 訪問時、やはり混んではいましたけど、3つのグループ客が待っているだけで、広い店箱としては少ない待ち状態でした。最初は当然、定番の「天然塩ラーメン」をいただくつもりでした。しかし、順番待ちサイン簿に自分の名前を書き入れた目の前に、「季節限定 冷麺 700円」って宣伝ポップが現れました。日常、関東では冷やし中華を食い散らかしている手前、京都では別の活動をしたいと思っていたのですが・・・・つい700円という安さに心を奪われ、そいつを注文してしまいました。







 平日昼だとうれしいのは、ライスが無料サービスで付くということ。そして、いつも無料サービスなのは「キムチ」。
つまり、この無料の2アイテムで、十分に小腹が張るというもの。しかもキムチが安物でもなく結構きっちりと旨い。3回お代わりして、2回はライスと共に、1回はそのままダイレクトに食ったり、すこし冷やし中華に入れてみたりと楽しみました。
















ぼくドラえもん〜!と遊び心感じながらも、侮るべからずのトッピング達!>


 あ!ドラえもん、めっけ!!。きっと子供がまだ小さいころは、そんなことを言いながらオーバーアクションをしていたことでしょう。ちょっと強引な見栄えのたとえですが、麺顔は非常に楽しそうで親しみ溢れる。でも見栄えに反して味わいは別もので、結構裏腹な結果予測をしてしまうオレです。しかし、見かけ倒しでなく具材が非常にしっかりとしていたのには唸らされました。







 いつもの3兄弟「錦糸卵・キュウリ・チャーシュー」ですが、チャーシューは実に一級品の味わいで、細切りにしてもその迫力に衰えは見当たらず。最初から最後まで香ばしくも旨みのある塩気とエキスが、タレを突き破って感じるほどに芳醇です。そして何といっても「キュウリが旨い!」。こういう感じ方は、今年の冷やし中華食い続けた中では初めてで、まるで漬物の浅漬けを千切りにしたかのようなキュウリなのだわー。どこかキムチっぽいニュアンスを感じるキュウリの千切り。しかし冷麺という名称ながらも、朝鮮風や盛岡式ではなく完璧な日式冷やし中華の中にあって、完璧に調和する味わいが、非常にナイスです。







 まだまだ具材の感動は伝えきれない・・・・、味玉だって一級品。薄味のつけだれに長く浸らせて浸透深い味玉は、白身すら甘く思えるほどに円やかで、卵黄にいたってはクチの中に入れると唾液腺が崩壊してしまうほどの、重厚なる旨みの厚さです。この味玉1個で焼酎を3杯お代わりできると思うし、白飯だって二杯はいけるかもしれません。さらに、単なるプチトマトと思うなかれ。ちゃんと皮むきも施しているので、醤油ダレの味わいとの一体感が素晴らしい。単なるドラえもんらしい遊び心にあふれたトッピング達ではないです。












<さすがは自家製麺でなにわを席巻した実力度!冷やし中華にしてものすごく旨し!>


 私にとって、塩元帥は店先に横たわるデカい製麺機のイメージ。当時は、「ガンダム製麺機」と陰で呼んでたー。
1stガンダム第一話のイメージね・・・。ラーメン屋で打ちたて麺が目の前で吐き出されるのを感じながら、これまで食ってたラー麺っていったい何だったのか?衝撃を受けていたかも・・・。







 でも今回は、冷やし中華だったから、どうせデチューンされた感覚なのかなと期待を下げて食い始めたのですが、いやいやどうしてどうして!これが冷やしになっても旨いですがな!。麺の風味がしっかりと薫りますし、醤油ダレの甘味がしっかりと表面にのる。ツルツルしながらも前歯で千切るとクツクツと密度を淡く感じさせる。そして奥歯へと運びプレスすると、微かにモチモチ感が映えて楽しくなる。やや平打ち形状んおスタイルが、啜る段階でもシルエットを深く感じさせて、重厚なパスタでも食っているような感覚にも近いです。







<どうしちゃったのよ!塩専門店の冷やし醤油ダレ旨し!>


 塩専門なのに、醤油ダレも旨い。まあ、醤大将の系譜ですから当たり前といえばそうなのですが。最近、旨いなと思う冷やし中華の醤油ダレは、酸味が控えめでバックアップ的なもの。出汁とか醤油自体の旨みを引き出したような「円やかコク」主体の醤油ダレが非常に良くて、今回もまさにそれです。どうしちゃったのよー、醤油の方が旨いかもしれない・・・と思わず考え込んでしまった。












 総じまして、「侮るなかれ!陸の孤島のの冷やし中華!」という感覚でしょうか。いやー、本当にこのブランドってのは、駅から歩くよねー。本店もしかりだし。しかしその距離を乗り越えても、食う価値があると久々に感じました。私がラヲタ駆け出しのころの、北大阪エリアの王者的塩ラーメン。人生で一番幸せだったころに巡り合った「塩元帥」。また今度、京都帰省したときには、大阪の店にも出向きたいものですー。そんな感じで・・・随分と想定外に旨かった冷やし中華に感謝。しんみりと感じながら詠います!。




   汗吹きで
   都の夏は
   じっとりと




   どらちゃん冷や中
   旨さしっとり




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!