ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2875】 栄屋ミルクホール (東京・神田) 冷し中華


<もはや店先が街中華のアイコン的存在感>


 「軽食・喫茶 サカエヤ」という看板。ミルクホールとでかでかと書かれた暖簾。何屋かというと、しっかりと「街中華屋さん」であります。呼称と営業スタイルがミスマッチのようで、それがまたレトロさに拍車をかけるような外観。まず、若いひとは来ないだろうなと思いきや、結構近隣の若いサラリーマンもご利用されてます。この日は、ランチタイムに仕事が食い込んでしまい、昼下がりにゆっくり目で昼飯を食らうこととしました。







 それにしても暑いーーーー。うだる暑さとはこのことで、空気が熱を帯びて重く感じるよう。そんな中、私の後から客がパラパラと5名ほどやってきては、1名はカレーラーメンだったけど、ほか4名はみな「冷し中華」でした。こうも暑いとそれしか食えないのか、はたま名物なのでそれが食いたいなのか、はたまたその両方か。先客のオーダーも鑑みるとこれも冷し中華ばかりだし、ほとんど冷し中華専門店かと思える状態ですな。







<見事なレトロ感!チャーシューとメンマの素朴で王道なうまさが異様に旨し!>


 店の風貌からして、「王道」「またおま」的な極めてオーソドックスな冷麺がでてくると思ってました。配膳されるとまあ、外れてもいないのですが・・・・なんだか質感が高く、迫力も感じる。いつもの3兄弟千切り「錦糸卵・キュウリ・チャーシュー」ですが、特にチャーシューが秀逸。しっかりとタレのしみ込んだレトロな煮豚タイプのチャーシューですが、、少しワイルド感あるざく切りスタイルで、しかもボリュームがある。しっかりと醤油だれの塩味が効いていて、それと和辛子が混じるとビールのアテにはピッタリな感覚。少し全体のタレが甘いので、とてもアクセントよく食える感覚です。







 またプラスアルファでメンマが投入されているのが実にうれしい。汁系で入っているそのままのメンマでして、メンマラーメンもこちらでは人気かも。バリバリと歯ごたえを感じさせる部分と、くたーっとした部分が入り混じる、個人的には好きなタイプです。カタメのザーサイに近い歯ごたえかも。







 何が特別という訳ではないのですが、チャーシューとメンマがとても普通で、とてもしっかりしていると感じたところが今回の発見。レトロ系の直球勝負という痛快さがいいですね。












<酸味がとても抑えめで補助的、甘み主体でグイグイ食わせる醤油ダレ>


 見た目も普通な醤油ダレ。しかし、どこか濃ゆい個性を感じるのは、依怙贔屓と言われてもしかたがないか?。とても酸味を抑えた味わいが印象的で、砂糖か味醂か何か甘みのエッセンスの個性を感じます。では甘いタレか?と思って味わい直すと、下支え的に酸味を感じる次第でして、おや!?いつもと違うぞ!と思わず前のめりになってしまいます。







 紅ショウガが混じって滲むと多少ジリジリ感が出てくる。その程度が一番私の好みでしたが、酸味も恋しいと言う方は、テーブルセットのお酢を入れて調整しましょう。全体的にタレが少な目で、和辛子は多め。なので辛子を混ぜ込むので多少苦労しましたが、辛子が溶けた感じで、甘さにピリリ感覚が出てくる。これでタレの味としてはピンとが合った!という感じでバクバクと食い進められます。












<ボリューミーなストレート極細系!絡みと持ち上げが抜群!>


 950円する一杯ですが、トッピング良し!タレよし!ときて麺も良し!なら決して悪くないです。麺は極細に近いストレート麺で流水で引き締まった感覚が、また歯ごたえを楽しませます。モチモチの中に少しクツクツっとした感覚を併せ持ち、前歯で千切ろうとすると縦方向にビヨーーンと少し伸びたりします。







 麺同志も貼りつき、少し毛細管現象を感じるようなタレの持ち上げもあり。またグジャグジャに混ぜ合わせると、上手にキュウリをひっかけてくるので、シャリシャリ感とまざったモチモチクツクツ感覚で楽しい歯ごたえです。もちろん、多加水系が見て取れるようなツルツルした地肌感なので、口当たりから喉奥へと駆け抜けるのがとても高速。ズボボボボボボーーーっと啜り食うのですが、やっちまったぜ・・・ワイシャツにハネをつけてしまった(号泣)。












 総じまして、「見事なるレトロの迫力といった王道冷やし中華麺!」と言う感想でして、巷にあふれる街中華の冷し中華の代表たる品格すら覚えます。これは旨かった・・・。よくある味と侮ることなかれ。ちょっと高いけどとても気持ちよく払えます。これは毎年の冷やしの中で、訪ねて食わなくてはならないリストに加わりました。その他、カレーラーメンなども雰囲気ありまして人気です。お近くに来ることあれば、いかがでしょう。おすすめです。と言うことで、今思い返しても感動がよみがえる・・・・・だんだん寝付けなくなるので、そっとと詠ってさっさと寝ることとしますー。



   昼下がり
   ビル風熱く
   額汗



   うちわ扇いで
   冷や中啜り



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



江戸東京 神田八丁堀散歩 竜閑川(龍閑川)跡を行く

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