ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2860】 中華キラク (東京・下神明) 冷し中華


<大将ひとりオペの奮闘!懐かしの街中華冷し中華


 本格的にジメジメしてきた雨の日。そんな一日でも外出移動がありまして気分は冴えません。さあ、いつもの通り途中で一杯啜ってから仕事に立ち向かいましょう。今回は、JR西大井からトボトボと歩いて東急下神明まで移動途中にある、「中華キラク」さんに出没してみました。こちらにも「冷し中華」が始まったという情報を得ましたのでー。







 それにしても、住宅街の中とてもレトロな街中華屋です。少し埃っぽさを感じさせつつ、時の経過を感じつつ、赤いビニール屋根看板が日に焼けていかにも街中華屋という感じ。出前用の三輪チャリが出番を待っているかのように、店先でスタンバっております。お昼少し遅めに伺ったのですが、先客ゼロ。大将が一人ですべてをまかなっている雰囲気がありありで忙しそう。お冷はセルフでもいいのに、厨房からわざわざ回って運んでくれます。







 またメニューが安い!たいてい500円という設定でして、たとえばミソラーメンなんかも500円。ラーメンに至っては430円。大将・・・あんた儲ける気ないでしょ(笑)と思わず頭のなかでツッコミを入れてしまいます。






 





<お馴染みの三兄弟にモヤシプラスのトッピング!人の温かさ感じる〜>


 配膳の瞬間に和む気持ち。そりゃこの麺顔ならねー。ハム・錦糸卵・キュウリといういつもの3兄弟は当然ながら、プラスαはもやしでした。紅しょうががトッピングされていて、いかにもオーソドックスな街中華的冷やし麺です。







 特に気に入ったのは「ハム」と「錦糸卵」。ハムは今や懐かしさを感じる端っこがピンクの色しているソーセージみたいな薄切りなタイプ。昔はこういう周囲がピンクというかオレンジというか色が付いたハムってたくさんあった。久しぶりにみた感じがして、そういうところもまたレトロさを醸し出します。







 また「錦糸卵」も侮れません。というか「錦糸」じゃないね、玉子焼きといった方が近いか。それが素朴さを醸し出して悪くない。それどころかすこし「温かさ」を残すのです。作り置きじゃないのか?冷えた器の中で、ほんのりと温かみが残っているとすごく甘みを感じたりする・・・・とてもうれしかった。












<緩やかで王道の醤油ダレは、どこか甘酸っぱく〜>


 もう説明が要らないと思うほど、王道の醤油ダレです。醤油の尖りはなく、お酢の酸味も穏やか。出汁的に甘みも感じて、薄くゴマダレでも溶かしているのかは不明。ただ少し濁った醤油色なのが印象的でした。そこに和からしを溶かして、辛さの風味をアップ。さらに紅ショウガが絡みだすと、一気ににジリジリとした味わいが、小気味よい薬味として広がるのです。こいつは、体裁など考えず、すべてぐちゃぐちゃにかき回してから食う方が、絶対に旨い。












ナチュラルな中華麺が伸びやかでモチモチした感触>


 特別ではないけれど、馴染みある中華麺で、しかもモチモチした明るい多加水感が印象的。また縦伸びするようなビヨォーンとした表情もあって、前歯で千切るのが楽しい感覚です。醤油ダレを吸い込むところは少なく、濡れて絡みつくような感覚。なのでスベリはとても軽やかなので、ずぼぼぼぼぼーっと遠慮なく啜り上げられる感じです。店の雰囲気としても遠慮なんか不要ですしー。















 総じまして、「レトロ極まれりの下町大衆冷し中華!おキラクな味わい〜」と言うまとめが下手でごめんちゃい。いやーこの店はみんなで大切にしたいなー。後継者はおられるのだろうか(居ないみたいにみえるけど)。いつまでも営業を続けていただきたい次第です。次回はタンメン450円を頂くつもり、いや硬ヤキソバ500円も魅力的(安!)。清算を済ませて出てゆくときも、明るい声での見送りも流石・・・。雨が降ってどんよりした気分が、晴れたようでした。そんなレトロな優しさに包まれながら、そろっと詠います!。





   重い雲
   響く雨音
   優しげに



   店で和みの
   大衆冷や中



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!