ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2851】 武蔵小山 大勝軒 (東京・武蔵小山) 冷やし中華


<ラーメンよりも大切なもの・・・・今は冷やし中華


 歳を取ると体質が変わったというか、抵抗力がなくなったというか、なんだか食べやすいものしか口にしなくなってきました・・・・そんな今年の夏だから、冷やし中華に偏ってしまうのか。はたまた、ラヲタぶりが変質的に変化しただけなのか。こうも暑くては、茫然として理由を考えようという気にもなりません。暑いだけならまだしも、湿気がこうも高いと精神的に参る厚さだねーーー。そんな今、私にとって「ラーメンよりも大切なもの」・・・それは「冷やし中華」に他なりません。この日は都内と川崎方向で往復する用事があったので、普通にJRを使えばよいのだけど、東急を使って「武蔵小山 大勝軒」に行ってみました。大勝軒の中では、冷やし中華を出すのがあまりないのですが、こちらは提供してるのね。







 それいしても、いつ来てもこちら昼間は心配になるぐらい、ピーク時でも空いている。出前対応可能なので、それだけでは判断してはいけないのですが、奥にだだっ広い店内で先客と私2名だけ。しかしご店主の接客がとても明るいので、寂しさとか暗さは感じないところが、また不可思議でもあります。先客のつけそばの大盛りがとても大迫力だー・・・この蒸し暑い中を、その食欲!若い胃袋って本当にうらやましい・・・。


     











<定番中の定番、王道の中の王道、醤油と酸味のキリリ感が夏の暑さ退散には持ってこい!>


 トッピング意表を突くようなものはなく、普通の冷やし中華っぽい色合いと麺顔風景なのですが、なぜか大勝軒の感覚がしてなりません。強いて言えば紅ショウガの赤が、クラッシュトマトに変更された程度か?。いやいや錦糸卵がなく、その代わりにいつもの味玉にすり替わってる。たったそれだけなのに、大勝軒のニュアンスを表現しているように思えました。丼の雰囲気もそう感じさせるのかもしれませんが。







 しかし冷やしスープの感覚は、まったくもっと定番中の定番。王道の中の王道。そんな酸味の効いた醤油ダレでして、酢がはっきりめに効いている感覚です。特にレモンビネガーとか小洒落た風合いはなく、定番のチリチリとした酸味の刺激が痛快です。冷やし中華にしては珍しく平皿ではないので、丼の底に溜まったところに、和からしを溶かし込んで仕上げます。







 白ごまがパラパラと浮いているけど、飾りっぽくてそれが香ばしさに転化している風でもない。また、透明な色合いが上品にも思える。どこか大勝軒とは真逆な気もしますが、思えば穏やかな醤油系の温麺だったことを思い出すと、自然な成り行きの醤油ダレかとも言えます。醤油の輪郭あれど、角が丸めに感じるのは、昆布系のアミノ酸が上手くまとめているような感覚。残ったタレをそのまま平らげるにしては、ちょっと味が濃い程度で、最後はチャーシューを沈めて、スポンジみたいに吸い込ませて、汁と肉の味わいを楽しみました。





 






<やっぱり睨んだ通り!定番の大勝軒多加水麺が、痛快なほどにハード!冷や中に合う!>


 にらんだ通りの冷やしとの相性のよさ!。汁系の麺の流用と思われますが、それでも立派な中太麺で、いつもなら多加水なりのモチモチと明るく弾む歯ごたえが楽しい麺。それがこの冷やし中華に転化すれば、ハードな引き締まりを十分にアピール。そして、高い密度感で前歯と奥歯で噛む力をいつも以上に要求してきます。前歯でヌチヌチっといちいち切断するような意識づけで咀嚼する。そして奥歯ではヌッチリとやや力を込めて意思をもって潰す。そうすると濡れたタレの味わいもよく馴染みを感じられるようです。







 スベリが異様に良い!中太麺だと忘れるほどに。ハードな讃岐の冷やしうどんを食っているような感覚で、ズゴゴゴゴーーっと音を立てながら啜り食ってしまった。広くて静かな店内にはモダンジャズが流れているのですが、私の啜り音がムードをめちゃくちゃ壊しまくりです(笑)。ま、客が少ないからいいかー(よくねーか、遠くの隣に先客がいるのを忘れてた。)












<一軍ラインナップの堂々たる味玉!肉厚短冊チャーシュー>


 錦糸卵が無いのは正直言って、冷やし中華としては痛いところなんですが、いえいえどうしてどうして。レギュラーに味玉がデフォルトで丼の中で鎮座しております。それにしてもこの味玉の仕上がりがナイスすぎます。深くゆっくりとしみ込んだタレが深い。白身にタレがしみ込んで色が変わっている度合がすげー。とても味わい深い。そしてそれ以上に黄身への浸透が魅惑的過ぎて、ちょっとこりゃヤバい旨さです。結果的に、錦糸卵よりも数段満足感が高い!。







 これはチャーシューにも似たことが言えていて、一軍の出来の良いチャーシューをやや幅広にカットした短冊切りです。これがまた歯ごたえがしっかりと、パフパフしている上に、醤油ダレの香ばしさがこれまたヤバい旨さ。実に食べごたえあるサイズと味わいでして満足度が高い。





 






 総じまして、「伝統の心の味は冷やしても魂熱く!」てな感覚で、シッカリと大勝軒気分を味わえた冷やし中華でありました。大勝軒冷やし中華と言えば、ちょっと侮ってしまう方がおられたら、この夏は一度試してみてはいかがでしょう。ちょっとどころか、とても見直すかもー。と言うことでちょこっと宣伝しといたところで、そろそろ疲れて眠くなってきたので、さらっと詠ってもう寝ますー。



   気が失せる
   湿気と熱気
   の圧力に



   へばって辿る
   今日も冷や中



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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