ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2839】 慶楽 (東京・日比谷) 芝麻冷麺

<ネットで・・・東京で有名な「ゴマだれ」冷し中華を探した結果>


 本当に急に暑くなりました・・・もう外出が嬉しくなくなってきたかなー。それでもパソコン背負って、コンクリートジャングル、ヒートアイランドを今日も彷徨うのです。こういう時だからこそ、「冷やし中華」の旅がやめられない・・・。







 どちらかと言えば「ゴマダレ」よりも「醤油ダレ」派な私。しゃぶしゃぶでも醤油ぽん酢派でして、ステーキ肉でも醤油をかけてしまうほどの変質的醤油好き。なので冷やし中華もそういうことなんですが、ゴマだれで有名な冷し中華があるという事で、ものはついでという事で、こちら日比谷にある「慶楽」さんへとやってまいりました。街中華屋ではなく、結構立派な本格的中華料理店でして、昼飯ピーク時でもその値段の敷居の高さゆえか、客入り8割程度で悠々と席に案内されました。







 何と言っても日比谷でこれだけフロア係を雇っているわけだから、安くはないなーっと思ったらその通り。1230円也。一応、メニュー表をいただきて選ぶふりはしましたが、「ごまだれれいめん(芝麻冷麺)」と告げると「はい、甘いほうですね」と念押しされました。そういうことを言われると、やっぱり醤油系に変更したくなるやないの・・・・しっかり衝動を抑えます。







<甘いと言うより「香ばしい」味わい!しっかりした酸味と具材の風味がベストマッチ>


 「甘いほうですね」と言われると何だか、個人的にはトーンダウンしてしまうのは性分だから仕方ない。ま、今回は勉強かもねと待っていたら、暖かいお茶を注いでくれてちょっと嬉しかった。汗をかいていても、冷房の効いた部屋でいただく暖かいお茶は旨いし、心が落ち着きますねー。そんな感じでまったりと過ごしていたら、案外早く配膳が完了いたします。おお、なんとも涼しげなガラスの器。底に敷かれたマットな色合いのゴマだれ。王道の錦糸卵とキュウリと叉焼の千切り。加えて棒棒鶏的に鶏肉まであるではないか!?。そして紅ショウガという俗なものの代わりに、海老が3尾トッピングされております。質感が迫ってくる感じで、さすが高級中華の冷やし中華というプレゼンスの高さを感じます。







 さてそのゴマだれなのですが、甘いと思って味わうと、これがまた意外すぎるほどに「香ばしい」のです。ゴマの味わいなのでしょうが、どこかしらナッツをすり潰して溶かしたような、濃厚な香ばしさすら覚えます。こういう甘さならWelcomeなわけで、とんだ取り越し苦労。もうそこからは爆食いが始まります。











 食い進めると味に慣れてくるのもあるけど、酸味が効き目だなーとまた新たな発見をします。これが食欲をそそるわけですが、チャーシューの味付けなどからくる甘味もあるので、ちょっと酸っぱい程度が一番調和するようなバランス感がナイス。また鶏肉を絡めて食うとまさしく棒棒鶏感覚そのものでして、普通に棒棒鶏食っているのか分からなくなるほど質がたかい。甘さが全くクドくなく、またゴマ感覚も分厚さを感じる旨みなので、最初から最後まで飽きずに濃厚に楽しめる。しかもキュウリとか具材のエキスが少し混じると、サラサラと感じる部分もあり、中々魔力的なゴマだれといったのが、私の印象でした。












<極細ストレート麺麺!ハードに引き締まった歯応えに着実にタレをキャッチ>


 老舗・本格的な中華料理屋の冷やし中華は、極細ストレート系が多い・・・・そんな仮説設定を私はいたしました。こちら「慶楽」さんでもまさしくそんな麺でして、細麺独特の緩やかな腰付きを感じつつ、冷やされ〆られた反発感が半端ありません。私のように歯並びが悪いと、隙間に麺が入り込んで最後の数歩運は切断ができないかも。それを無理くり、舌と上アゴの歯で噛み切るという感じで食べ進みます。







 まさしくクツクツとした歯ごたえが明快で非常に気持ち良い。切断の瞬間に箸を引くと縦に伸びるニュアンスもあって、そこがまた楽しい食感でもあります。麺の風合いよりは、食感とスープの絡みに焦点を絞り切った感じがいたしますねー。







 啜りあげも軽快ですが、ゴマだれをふんだんに絡めまくり、また毛細管現象ってやつで持ち上げもよろしく、非常に濃厚な感覚で啜りあげがる感じ。意外にも肺活量を要求する冷やし中華です。しかしその分見合いがあるというか、口に運んでからの咀嚼の喜びは最高潮。奥歯でプレスして弾け千切れる感覚もありつつ、いろいろなトッピングの歯ごたえが交差してザクザクと音をててつつ、ゴマだれの味わい一色に染まってゆく・・・。これは楽しい!麺の絡みから感じる「ゴマだれ」の素晴らしさですよ!。







<さすがは本格中華を思わせる、風格すら感じるトッピングたち>


 過去にも述べましたが、旨い中華料理屋は、「海老が旨い」。ほんの3尾トッピングされた海老ですが、実に旨い!。冷えているのに、海老の味わいが濃ゆく、プリプリ感が最高。カニ身が少し乗っているのも愛嬌でよいですね。







 またこれも記述ですが、鶏肉の千切りが棒棒鶏風に味わえてとても高級感を感じます。この一部分だけで、紹興酒をガンガン飲み干せること間違いなしです。またチャーシューが本格的でして、少し甘ダレ醤油系の味わいが濃ゆく、皮の部分に近いほど味わいが深い。これもひとつまみ程度で、ビールをガンガンと飲み干せそうです。キュウリと錦糸卵は言わずもがな・・・・あるべき存在感で申し分なし!。




















 総じまして、「醤油ダレ派であっても一回食っとけと言いたい崇高ゴマだれ感覚!」と言う風格すら感じる冷し中華。さすが、東京で評判を維持しつづけるお店だと思いました。しかし・・・じつはこの「慶楽」さんて、スープチャーハンの発祥のお店だとか、そうでないとか・・・・。本当はそっちを食えってか!?後から知ってちょっと複雑な思い(笑)。ま、次回は辛い方の冷し中華を食おうと思ったけど、スープチャーハンにしようかとまた迷っておりますー。そんな煩悩が絶えない状態ですが、とりあえず良いものを食えた喜びがある一日で良かった・・・。感謝を感じつつそろっと詠ってもう寝ることといたしますー。



   遅い飯
   強い陽射しの
   外回り




   ゴマの甘みで
   まったり過ごす




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



東京都千代田区有楽町1-2-8 慶楽ビル