ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2835】 立川マシマシ (東京・立川) すごい冷やし中華 300g

<これも大発明なる東京の冷やし中華だ!>


 この数日、さらっと東京の有名冷やし中華を平らげて、ひとまず仕事をやり終えたような充実感に包まれて過ごしておりましたが、どうももう一つ注目と評判を集めている冷しがあるようです。それが「立川マシマシ」さんの「すごい冷やし中華」なる一品らしくて、ものは試しと府中外出の帰り道に立ち寄ってみました。ちょうど、立川JRAの前にあるビジネスホテルの1階にある「たま館」というラーメンスペースの一角にありました。4店舗入居していて、時間帯もランチピークのためか、結構な混み具合。中でも一番人気が高そうな「立川マシマシ」でありました。








 Jインスパイア系として最近急速にプレゼンスが上がってきたこのブランド。もう8店舗まで拡大しているようですが、どうしてそんなに人気高いのか。そりゃ味によるところが大きいでしょうが、野菜のマシマシぶりは半端ないからなのかと推察します。この状況で、大食い強者がマシマシコールを連発の光景がすさまじい。麺をライスに代えるとか、豆腐に代えるとか、いろいろバリエーションも楽しめるようでして、若い人を中心に行列を成しています。しかし、「冷やし中華」も半数ほどのコールでして、すでに名物メニューの様相を呈してましす。


     





 
 ここでも女性の姿がちらほら。山盛りになった野菜をニコリと微笑んで恐れることなく、食されておられるところがすごいね・・・。肉食女子という言葉も死語になってしまったが、ますます進化しとるやないのと肌で感じました。







<醤油ダレと、タルタルソースだけでなく、肉炒めの甘みもナイスコラボ!>


 しかしこれは発明だと思います。「タルタルソース」でJインスパイアに合せるだけでなく、それを冷やし中華として昇華させるだなんて。関西では、冷やし中華にはよくマヨネーズを入れる(ま、何にでもマヨは入れる民族なのだが)、ことがあるのですが、これだけふんだんな量で、しかもタルタルというところが素晴らしいです。昔、金が無いころの独身時代(@浦和)、キュービーのタルタルソースだけで炊き立て白飯をガツガツと食らって飢えを凌いでいたことを思い出す(すでに立派な社会人であったのだが)。このタルタルも少し緩く作ってあって、玉ねぎ微塵は微妙に粗目に刻んでり歯応えがまたナイス。加えて酸味が少し強めになっているため、冷やし中華たるを成立させています。妙にピクルスとかリンゴなど風味を高級に傾けないところが、とても似合う味わいです。












 これだけでなく、実にニクイと思えるのは、トッピングの豚肉炒めの炒め汁。これがまた甘目に仕立てられていて、豚肉のエキスと炒めの香ばしさがナイス。その汁が冷やし中華の出汁に滲み絡まるのです。酸味と甘味がコラボするのが実に嬉しい。学食でよく食った生姜焼き定食をなぜか思い出してしまった。生姜焼きの汁に、添え物にあるキャベツの千切りに絡むマヨネーズが混じると、見た目は悪いが得も言われぬ幸福な味わいが広がります。あれになんとなく関係がにているように思えてなりません。ちなみに、生姜焼き定食の混じった汁は、そのままお茶碗のご飯の上に回しかけて食ってたオレ・・・どこまでお行儀が悪いねん!ってな感じ。


※タルタルと混じってしまった図





 しかし、ベースとなっている醤油ダレがしっかりしてこそと補足いたします。よくある冷やし中華系の酸味と塩気と甘味のあるサラサラ醤油ダレ。ここに、おそらくJ系らしい白い粉が入っているように思え、やはり遠くにJインスパイアのニュアンスと存在感があると思うのだが・・・私だけかな?。今回この一杯は、午後の仕事があるからニンニクは封じましたが、別にニンニクなくとも何の違和感もない完成度の高さ!。いやー、これがこんなに旨いとは思わなんだわ・・・。







<麺増しても同額の嬉しさ!風味も良いJインスパイア平打中太麺!>


 最近、この系統の麺が旨く感じて堪らんのですー。暖かいときっとデロっとした風貌で、ヌチヌチした歯ごたえと啜ると暴れ出すようなスベリなのでしょうが、冷水で一気に〆られた麺は、密度感と共に風合いをナチュラルに感じさせます。かといって「固い」ようなニュアンスが見受けられないところが秀逸。冷えつつもナチュラルな物腰と、スパッと切れ込む前歯の歯ごたえがとても印象的です。その瞬間の風合いがまた堪らなくいいね。







 奥歯へ運びこむと、キュウリの千切りとあいまってバリバリいってみたり、またヌツリヌツリと少しハードなテンピュール感覚で噛み潰したりと、なかなかランダムなようでリズミカルな歯ごたえが面白し。このときにソース系の酸味と、タレ系の甘味が、麺の味わいと一体化して脳天直撃なズドン!と来る旨さに昇華ですよ。








 200g・300g・400g・500gまでは同額950円とのこと。正直ちょっと高い気もするが、300g以上食える方にとっては、リーズナブルではないでしょうか?。







<肉炒めだけで白飯3杯食えるヤミツミ系な旨さ!>


 タルタルに目が奪われがちですが、実はこの肉炒めがまさに秀逸。ごはんがススム君でありまして、なるほど・・・麺の代わりに飯「マシライス」が人気あるのも頷けます。私の直前に配された先客は、おそらく白飯だけで1kgはあるとう度迫力で圧巻でした。しかし、この甘辛い肉はボリュームもあるしオレでも食えそうな気がしてきますよ。これでも昔は、CoCo壱で1300g/30分で食いきって殿堂入りしたことあるんですよー(独身時代@聖蹟桜ヶ丘・・・・なんだか、オレっと独身時代はそうとう痛んだ食生活ばかりしてたんだな・・・・レビュー書いてて分かったこと。いや、今も根本変わってないか、ラヲタになっただけで)。












 総じまして、「タルタル好きなら一回食っとけ!名作冷やし中華!」と言う感覚でして、正直旨さにびっくりしましたよ。またマヨラーにもおススメ。なんか従来の冷やし中華の概念を突き抜けた感が痛快でとても楽しめる。カップルで行っても楽しいかもよー。機会があれば是非。おそらく、私はいずれ馬券買うついでにまた来ることとなりそうですが(笑)。ということで、東京に戻ってきていきなり冷やし中華3連発でしたが、今回は適当にして終わりますー。段々、夏の暑さにヘバッてきたからー。といことで疲れきる前にちょろっと詠ってもう寝ますー。



   うだる陽に
   逃げ込むビルの
   片隅に



   うなる創作
   麺の旨さよ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





東京都立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル


さんぽガール ayuさん 立川.新宿&府中編

さんぽガール ayuさん 立川.新宿&府中編

持ち歩ける 立川・福生本 (エイムック 3332)

持ち歩ける 立川・福生本 (エイムック 3332)