ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2834】 麺恋処 いそじ (東京・代々木) 冷し中華 中盛


<これを食わねば夏が始まらない!>


 東京には東京の楽しさがある!つい先日まで京都に滞在しており、京都のラーメンを堪能し、後ろ髪引かれつつ帰ってきたのです。しかし、東京には夏の風物詩「冷やし中華」のきらびやかな世界がある。下町街中華の王道冷や中もあれば、ニューウェーブ系冷製系もあり、はたまたJ系冷しも花盛り。やはり脈動のダイナミクスというのはありますねー。そんなわけで、先日「千里眼@駒場東大前」で名物冷やし中華を食ったばかりですが、もう一つ東京で目玉の冷し中華とくれば、ここ「いそじ@代々木」でございます。この一杯も、独創性の塊でして、ここでしか食えないユニークさがありありです。やはり、こいつを食わないと夏が始まらないって感じで、勢い余って明るい宵の口に突撃してみました。







 こちらは人気店ゆえ、昼飯晩飯ピークにはすぐに行列発生してしまいます。できれば平日のピークアウトを狙った方が良いですね。今回は、宵の口とは言え、私が座ってちょうど満席という状態でした。ほぼ8割の客が最近リリースしたばかりの「冷し中華」狙いでして、みなさんほぼ同類。並盛と中盛が同一価格なので、これもほぼみなさん中盛を選んでおられました。厨房内には3人ものスタフさんがおられましたが、回転が忙しいので手隙感はないですねー。繁盛店って感じがして、その分ホスピタリティもナイス。


     











豚骨魚介の冷やし餡!そしてシャービック!!唯一無二の存在感!>


 実はそれほどお安くない940円。それでも気持ちよく払えるから、旨さは保証付って感じです。まず配膳の瞬間、その麺顔の素晴らしさが素晴らしい。色合いのバランスが良いばかりではなく、具材の一つ一つが完成度が高い!その集まりって感じで、美しい上に迫力すら感じます。まさに、いそじのアイコンと行った図柄ですなー。







 毎年思うが、この「冷やし」で「豚骨魚介」が「餡化」しているところがまさにユニーク!。こんな冷やし中華はここ以外で見たことがありません(視野が狭いおっさんですが)。しっかりと、この「いそじ」の主張である豚骨魚介の柔らかさと優しさが溢れている。そして意外にも香味油が込められており、温かいスープ同様のふくよかさが感じられます。そして「冷やし」らしい酢の酸味がある。豚骨魚介のエキスと塩気に反応したかのようにとてもマイルドに仕上がった酸味が、とても緩やかに感じられて和むんです。そして何を隠そう、キンキンに冷やされているのに、ゆるい餡のように絡むところが実にエンタテイメント感アリアリでして、麺を食うとき必要以上に余計に絡めようとしたくなる。ここに少し和がらしを絡めると、これまたニュアンスが引き締まり、食欲がそそられます。







 忘れてはならないのが、「スープの氷」。正確には氷にはならず、シャーベット状に固まるのです。小学生高学年の夏休みの自由研究で、「ものの氷り方」を調べてまとめたことがあるのですが、油分を含んだ液体は大体こんな感じになったような遠い憧憬の記憶・・・・。そう言えば、馴染みの魚屋さんの業務用冷凍庫を使わせてもらったっけ。今はなくなってガレージになってたけど。・・・まあ、そんなスープのシャーベットだが、個人的には、ハウス食品の「シャービック」の方がイメージが近い。今の若い人にはわからないだろうけどねー。そのシャービックを、箸で少し摘んで崩しつつ、スープ餡と麺に混ぜ合わせながら、冷え冷え状態で食うのだ。冷たいものは、冷たいままで食うのが一番!と、「美味しんぼ」の山岡士郎も言っていたっけ。







 ところで、意外にこの「冷し中華」には、少しだけ「一味とうがらし」を追加すると、ちょっと引き締まって美味いかも。好みによるので、よろしければ後半4分の1くらいで試してはいかがでしょうか?。後のスープ割で効果も発揮されます。







<いつもと違った冷や冷やモチモチなハード感覚! 餡が絡みまくりで堪らん!>


 麺がまたたまらん!。いつもは温麺状態で、明るくモチモチとした弾力と、ちぎれのクチリとした反発を楽しむもの何ですが、一旦冷やされるとこれが、すんごく引き締まって「男前」さがアップします。芯がないのに、全体でヌチヌチト密度感が高まったような歯切れ感覚がナイス!。冷えて引き締まるのは当たり前なのですが、麺の持ち味というか、風合いが生きますねー。







 また冷えた餡とよく絡む!絡みまくるので、これがまた艶かしき哉。スープの持ち上げでいうと最高レベルです。このおかげでスープ割の時に、あまり残らずに苦労したかも(笑)。







 とにかくニュルニュルとした滑りで重い感覚。なので途中でハグハグとした感じで間を入れつつ、二段構えで啜り上げます。その際に具材も一緒に絡んだりして、歯ごたえのカオスがこれまた楽しい!。







<チャーシューのみならず、野菜にも手が込んでいるwwww>


 この一杯は隙が見当たらないです。チャーシューは、いつもの感じなんですが、スカスカっとしたロース肉は冷えてても薄味塩気で酒に合う感じ。特に冷酒ね!。冷えた脂身も舌の熱に触れるととろけて甘みを増しますわー。タレの浸透が深くて飽きがこない味わいです。







 味玉もハーフとは言え、この完璧さ!。白身は深く浸透して香ばしく、黄身は中心部のとろみが最高な上に、外に向かってスカッとした芋羊羹のようになるまでグラデーションを形成しております。それぞれにタレの浸透が深くて、香ばしくて旨味が深い。







 野菜に至っても手抜きはなく、トマトはしっかりと皮むきをしてあるので、タレと絡んで即席マリネか?と思うほどに一体感のある旨さ!。きゅうりも飾りが施されており、見栄えだけでなくて歯ごたえの感覚も違って感じられて斬新です。ヤングコーンも程よい茹で上げで、淡いコリコリ感の後に若い野菜の香りをふんだんに放つ!。そして何気なくある大葉は、冷し餡の味わいにマッチして、麺と絡めて食うと際立つ清涼感がたまりません!。







<やはり割りスープで引き締まる!>


 冷し中華で「スープ割」をいただけるのは、私はこちらしか存じ上げません。とてもユニークだと思う以上に、「これでもか!」と感じるほどにサービス精神が高いよね!。ここまでくれば、この価格帯でも満足するって話ですよ。しかも、ちゃんと器を着せ替えてくれて、しっかりした一品として仕上がりを演出して配膳してくれるではないか!。こういう心配りがまた嬉しくて、本当に一杯の冷し中華を食っただけなのに、コース料理を食ったような満足感を与えてくれるわけです。







 最後にシメとして食ったこのスープ割り。やはり温かい豚骨魚介の安らぎを感じさせてくれて、「いそじORIGIN」」を最後に味わって締めくくります。ごちそうさまと、自然と言葉が出て両手を合わせてしまいました。












 総じまして、「もはや、冷やし中華と言うより、『いそじの冷し』と云う確立したプレゼンスなる一杯!」と言う感覚でして、やはり素晴らしい!。これで、個人的には夏が到来と言う気分で落ち着くことができましたー。これは、夏の東京麺ライフには欠かせないと思いますので、未食の方がおられましたら是非。代々木だから、デートついでに行っても良いかと思いますが、これからの季節暑くなるのでお気をつけあそばせです。行列中、真夏の昼間は日陰がない場所ですからー・・・。と言うことで、夏の麺ライフでやらねばならないことが、2つ終わったことになるので、やっと落ち着きました。心を鎮めてゆったりと詠ってもう寝ますー。



   疲れても
   ウキウキ気分
   坂下り



   夏の冷や中
   嬉しさ極まり



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



さんぽガール  椎名れぃ。さん  代々木編

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さんぽガール 真礼采さん 代々木編

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