ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2832】 かしわぎ (東京・東中野) 塩ラーメン

<いつも見逃しがちな東中野に名店誕生か?>


 久しぶりに京都から東京に帰って参りまして、どこへ最初に行こうかと考えて真っ先に浮かんだのが「かしわぎ@東中野」さんです。麺処 今川@野方さん時代には、一度伺ったきり。野方はちょっと通勤経路や生活圏と離れていたためですが、とても残念な思いをしていたのは確かです。今回、中央線東中野駅界隈に新店舗ということで、浮き足立ってしまいました。しかし、今は昼だけ営業とのことですので、行列覚悟で行って参りましたが、やっぱり並んでるー・・・(汗)。開店のタイミングでは20名以上は確実に行列でした。代表者の順番先取りなど、皆さんしないようにしましょうね!。







 とは言いつつ、予想外に店箱のキャパはありまして、第一巡には入店することができて安堵を覚えます。ラインナップはシンプルに「塩」「醤油」の二本立て。そこに少々サイドメニューがある。券売機のポールポジションには「塩」がありましたので、素直にそれに従いましょう。680円也。今時700円を下回るだけでも、大変ありがたし!。


     











<しっかりた動物系の清湯に、じっとりとすら感じる魚介の旨味と塩気の重厚さ!>


 カウンターは5席程度。あとはテーブル席なので落ち着いて食えますね。行列客は地元の方も多いようで、カップルや家族づれも多々見られました。回転も早いイメージで、4つ1ロットで回す生産スタイルで、ドシドシと配膳が進んでいざ私の前にそれが着丼いたします。さてその麺顔ですが、絵に描いたような淡麗系塩そばの風貌。都内によくあると言えばそう言えなくもない。個性が没個性とならないように祈りながらスープから啜りますが、これがその瞬間から脳天直撃の感動ものですよ。







 「淡麗に見せかけて、実は重厚な塩ダレ!」という感覚で、頭の中で少々うろたえてしまいましたがな。確かに淡麗なのですが、塩気がやや強めと思えさせといて、魚介の旨味や、塩そのものの中に含まれる旨味が、とても濃ゆい。配膳の後、ご店主から「味が濃いようでしたら言ってください、薄めますので」と説明を受けるが、これは塩気の強めでインパクトを与える・・・とい点では、店主は「確信犯」でありますね。しっかりと個性を設計しそれを形成しておりますよー。こういう場合、薄めたりせず素直にメッセージを受け止めたいので、そのまま飲み干すことにいたしました。







 塩気には煮干しのエキスもかなり感じます。ニボニボ感覚までは行かず、はたまた煮干し以外の魚介系の乾物系旨味も若干感じたりして、決して「塩煮干し」と割り切れないエキス感があります。スープの表面にうっすらと感じる香味油には、魚介系のザラザラ成分が微かに浮かびますし、ひょっとしたら貝などの旨味も滲むのか??? 







 また、特にアニマルオフでないところが、しっかりと煮出された「動物系」の味わいも浮かびます。コク深い上にすっきりとも感じますし、ラヲタ泣かせの味わい。鶏と豚ってね・・・正直言って魚介に混じると判別が今でもつきにくいのよ・・・。駄舌と笑ってやってくださいー。純鶏系だけはわかるのだけど、それと比較して感じると、豚のエキス感が芳醇だね・・・・。清湯の煮出しには豚肉だけでなく、骨も含めたような図太さもありなむでして、見た目と裏腹にとっても濃ゆい味わいに、個性を強く感じました。







<上品でしなやか!そして清らかと感じるストレート細麺!>


 ちょっと待て!スープに度肝を抜かされる場合ではない、麺が上品すぎるほどにしなやかで、風味すら覚えるではないか!。麺箱を探したが見当たらず。ちょっと悔しいー。


 熟成が程よく効いたストレート細麺で、色白タイプゆえに練り水も控えめと思われ、しかも練り水の個性もすっかり飛んでいる。つまり全く持ってイヤミとか引っ掛かりがない旨さと風味あり。そして麺密度が高くないため、シルキーとも感じるしなやかさです。きめ細かいとはこのこと。前歯の当たりとか差込が、スーッと入ってゆき気持ちよく切れ込む。奥歯でプレスしてもふわっと潰れるような雰囲気で、上品この上ありませぬ。







 麺と麺が引き合うような感じで、毛細管現象によるスープの持ち上げもかなりのもの。半分は普通に啜り食いますが、後半三分の一にかかったあたりで、汁の浸透が強くなり、そこからは丼のフチになるべく近くして強くすすりあげます。すると、スープが最高に持ち上げられてゆき、スープと麺の極上の一体感を得られまして、若干の咀嚼のあとは喉奥へと落とし込む・・・・その喉越しシルエット感を思いっきり楽しんでしまいましたー。












<レアタイプ隆盛の中で、丁寧な焼きとタレの深みが楽しい定番のチャーシュー!>


 ロースとバラ肉の二種チャーシュー。どちらも深くつけだれの浸透を感じ、そして炙りか焼きを深く感じるタイプです。レア系が隆盛を誇っている現在、むしろこのタイプで出来が良いととても印象付けられます。ロースの方はとても柔らかく、外周にはペッパー系の味わいも浸透して、ビールに合うようなイメージで食えます。一方のバラ肉は、しっかりとした歯ごたえを感じつつ、いかにもラーメン向けのチャーシューっていう肉味が芳醇。噛み締めて、肉汁をスクイズしつつ、脂身の甘さとつけだれの醤油系風味の融合を楽しむタイプですね。まさしく定番の味わいが深いので、おじさん的には好みです。












 総じまして、「まさに質実!直球勝負が痛快なる塩ラーメン!」と言う何だかまた分かったようで分からん締めくくりになってしまってゴメンチャイ。それにしても、東中野とは目の付け所が嬉しいですねー。乗り換えの新宿から近いし、また中野のように混み混みしていないし、競争もそう激化したエリアでもない。駅からも苦なく歩ける距離ですし、是非とも個人的には夜営業を期待したいところー。地道に営業時間をチェックし続けるとともに、定点観測を継続したいと感じました。次回は肉増しか替え玉で、ハイボールとともに・・・。という感じで、今日から都内のラーメン食い続ける日々に戻ります。てな感じでさらっと詠ってもう寝ますー。



   乾く風
   静かな街の
   お昼時



   長閑かき消す
   ラヲタの蠢き



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



東中野、トランス盆踊り

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さんぽガール まほまほぷりんさん 東中野編

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