ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2822】 ラーメン二郎 めじろ台店 (東京・めじろ台) 小ラーメン 全部マシ 〜脂の甘みとカエシの融合で、優しく感じる直系

<今宵も二郎の夢を見るーメジロウ編>


 ここ「めじろ台店」を「メジジ」と呼んではいけませんかねー? っと思ってたら、「メジロウ」と呼び名が決まってるとの情報。あざーっす! 訂正しときます。これまで「メグジ」を6連発カマしてきたのもあって、今回の二郎の夢シリーズは、最後にこの「メジジ」に置き換えて、この数日間の二郎シリーズを〆たいと思う次第です。実は、開店日に訪問しようか大変迷ったのですが、行列の多さに尻尾を巻いて逃げて帰ってしまったので、今回はそのリベンジです。そして今回は、迷わず、「小ラーメン」で「全部マシ」とさせていただきました。特にアブラがこちらの特徴ですから、アブラマシマシで行くかと考えたものの、このところ体調がすぐれない。そういうのもありまして、普通に全部マシにて抑えたつもりー・・・・。しかし、それが良かった!危うく遭難しそうになりましたー。せっかくのスープはクチつけずで、ひたすら固形物の咀嚼飲み込みに専念した流れで終わってしまいました。反省しきりー。





   









<背脂の甘さが深めに滲む豚骨醤油!ベースはスッキリ!脂はカエシ滲んでうまし!>


 こちらの特徴は、デフォルトが優しいめのスッキリタイプ。そして、脂にカエシが染み込んで甘く香ばしいといった味わい。それが組み合わさり、めじろ台らしさを奏でる感覚か。ご店主の「背脂チャッチャ」動作はとても神経を使った感じがあり、そこにスープを割りいれるのも余分な脂を排除して丼に丁寧に注ぎ込む。そんなのを見ていると、直径の中でも繊細さを感じてしまいます。配膳は助手さんがコールを促してくれて、私は全部と伝えますが、8割方「アブラ」「アブラマシマシ」どちらかをお伝えです。やはりアブラが名物なのか。







 そんな着丼の麺顔は、とても立体的な盛り上がりで、その頂上に深い褐色のアブラの欠片がゴロっとトッピングされとります。昔、出張先の台湾で食った亀ゼリーのトッピングデザートに似ていなくもない。さてそのアブラですが、カエシに浸し付け込まれた感じがしていて、とても醤油香ばしくて甘い。そして旨い。ヤサイの上で少々崩しつつ、ヤサイを先に食うと、そのアブラの味わいでヤサイがとても旨い。麺の天地返しをするのも忘れてしまいそうになるくらい、ヤサイばかりを食べ続けるオープニングとなりました。






 慌ててスープの味わいを確かめてみると、たしかに他とは違うアブラの甘みが、スープにも染み込んでいる。俗に言う「醤二郎」の典型ですが、その輪郭は甘目でカネシの塩気はかなり影をひそめます。それだけでなく、ニンニクを増したにも関わらず、ジリジリしたあの刺激がとても低い。ニンニクのハードさも、スープの甘みに染まったようで、とても全体的にマイルドに食える。カラメにしても、辛くないというアンチテーゼな出汁感覚となっております。







 豚骨自体の煮出汁がとても柔らかいのかもしれませんね。あの二郎によくある汗と混じる豚骨臭も低く、すっきりとした豚骨エキスも、甘味をかんじさせるポイントかもしれません。







<ロースとバラの肉共演!メチャお得感ある食べ応え!>


 豚肉が旨かったー。結構大き目の塊肉が3つも入っており、脂身の少ないロース、やや脂のさした肩ロース、さらにはほぼバラ肉?と思えるような脂と肉の層が美しい肉まで入っておりました。これら3種の豚ですが、どれも引っかかりがなくて、とても柔らか。これだけで十分満足な私です。






 ヤサイはシャキシャキとしつつも柔らかさもあるモヤシが好印象。そしてキャベツもかなりアピールしております。ひょっとして生産ロットに合わせて毎回茹で上げタイミングを合わせているのか???。そろそろ足りなくなってから茹でるという感じもあまりせず、仕上がったばかりの茹で上げヤサイが実に旨いと感じました。それにしても・・・甘く見ていた私でして、後半はこのヤサイを食いつくすのに大変苦労してしまいましたがー。












<若干スリムなオーション麺!汁を吸い込んだあとの粉甘みがアピール!>


 いつもの直径らしいオーション風味があるデロっとした麺ですが、若干スリムな感じがいたしましょうか?。気のせいか、少な目の方のしわ寄せを受けたのか??と思うほど、小にしてはかなり苦戦したイメージで、とても280gじゃなく300gオーバーじゃないかと自己弁護したりしてまう(苦笑)。後半の食うスピードが落ち込んでからは、汁を吸い込む力に多少イラついてしまいました。多少伸びたような麺も旨いのですが、腹が膨れてからの伸び始めた麺というのは辛くてね・・・。






 食べ始めと前半はとてもおいしくいただけました。歯の裏側に切断面が当たるようなクッシリ感もあったし、オーションの風味も高い。でも体調が悪い時は素直に「麺少な目」や「ミニラーメン」にするべきだよね。妙な意地を張らずに・・・・。












 総じまして、「脂の甘みとカエシの融合で、優しく感じる直系」と言う、何だか今回もまとまり感覚がなくて申し訳なし!。やはり、メグジ感覚で調子にのってはいけませんなー。量は多かったですー。しかし、このアブラの甘目な風合いなら、私は「汁なし」がとても旨そうにも感じています。伸びずに食えるしね、きっと汁なしなら。という事で、ミイラ取りがミイラになったような気分で、また早く「メジロウ」に行きたいと思うのでありましたー・・・・。本当にこりないね、私も(笑)。ということで、反省もせずとっとと詠ってもう寝ますー。



   空蒼く
   風に豚骨
   爽やかに



   背脂浮ぶ
   青雲流る



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣

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おうちで二郎のお話。

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