ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2801】 ラー麺 陽はまた昇る (京都・伏見稲荷) とりとんこつ 〜もう一つの京都系王道の濃厚鶏豚骨!コンテンポラリーさとハイセンスを深く滲ませる一杯!


<外国人観光客の好奇心視線を浴びながらー>


 長年、京都に縁があり過ごして来た中で、今年ほど外国人観光客の多さに驚いたことはありません。伏見稲荷は、ガイドブックには必ず載っているのもあって、そりゃすごいですよー。今回、東京に引き返す前に昼飯として、こちら「ラー麺 陽がまた昇る」さんにやってまいりました。バス停がすぐそこにあるのもあって、行き交う外国人観光客は、何の行列だー???って、好奇心丸出しで見つめてくるー。並んでいる私としては、とても恥ずかしいー。それに日陰が少ないので、短時間並んでもすっかり焼けてしまいました。









 入り口前にまで行列にたどり着いたところで、急に目の前に外国人三人組が、目の前に現れる!。あー、行列に並びたいんだろうが、末尾は反対方向だぜ・・・・・。行列先頭には、説明義務があり、前後間違えた客には伝えねばならぬ。ところで何て表現すればいいの? 咄嗟に・・・・・


     






 Keep a line, please ....... と伝えたら、めちゃキレられた (´・Д・)」。私の英語は伝わらなかったようで、ただ単に文句言ってる日本人に見えたのだろうか。状況は未だに不明だが、ただ単に日陰で地図を広げて確認していたようなだけで、ラーメン行列に並んでいるわけでも無さそうだー。暑いさなかに、急に変な日本人から「あっち行け」みたいな言われ方したと受け取ったのか・・・・・。そんな凹んだ気分でいざ入店です。


     










<濃厚鶏豚骨を醤油香ばしさでさらりと食わせるハイセンススープがみごと!>


 もう、気が疲れたので、定番の「とりとんこつ」とさせていただきました。その基本スープですが、鶏ガラと豚骨は、ほぼどの京都系スープでも基本スタンス。この独特な濃厚混濁ぶりは、なぜかこれも京都系の王道ってな感じがします。しかし、このスープは昔ながら感覚か? と言えば決してそうではないかなー。やはりどこかコンテンポラリーというか、今風のハイセンスがびんびんと響き渡る質感です。古きを知り新しきを知るようなタイプ。創業してブレークスルーする寸前の天下一品本店も、その昔は、豚骨臭が周囲に蔓延しておったような記憶です。今では別物ですがー。







 鶏白湯も京都では多いスープタイプですが、髄まで煮出した突き抜け感で、なぜだか鶏骨をすり潰したような錯覚を感じさせる。それほど濃ゆい鶏コクがイメージを支配しつつ、豚骨の穏やかさがリカバリー気味に溶け込む。そこにエグみは一切感じずです。むしろ香ばしさが醤油ダレと結びついて、白飯と合うような味わいがナイス。ライスを追加すれば良かったかと、プチ後悔しました。







 さらに、ざらつき感覚が一切ないのが良いですねー。コラーゲンの滑らかさの中に、サラッとした粒子も感じますが、味蕾には絡みつくようでも、内頬に感じる液体の抵抗感があり、味わいを余計に脳裏に印象付けるようなー。微かな泡立ちも見て取れて、見た目も美味さを感じさせるし、また九条ネギの微塵が絡むように泳ぐところを、奥歯で潰すとフレッシュさも加わり、またさらに食欲を刺激します。












<加水やや低め?でもかなりのしなやかさ!ストレート細麺のスープ持ち上げが超絶!>


 麺がうまい! 熟成を生き生きと感じさせる風合いが、濃厚スープに埋もれず伝わってくる。グルテンの香りが芳しいー。また美しく流れるような麺線を形成するストレート角細麺で、前半は淡くクツクツとした感触もあって楽しい。しかしすぐにスープとの一体感の素晴らしさに気がつき、啜り上げる感覚はシルキーそのもの。麺同士が揃うので、しっかりとした毛細管現象が生まれ、そして粘度が少し高めのスープは、まとわりつきも激しいわけです。







 ズボボボボボボボーーーーっと啜りあげ、食い切ると、かなりのスープが減るー。持ち上げの良さを改めて再認識するところでして、ライス投入を迷う瞬間ですね。











<パストラミ風のチャーシューがちょっと贅沢! デフォのハーフ味玉も円やか!>


 チャーシューは、洋風めいたロース肉で、パストラミ風な仕上げ。レアと言うより、ミディアムレアと言った感じのする、薄ピンクの肉がこれまた美味い。白飯よりも、断然に酒の方が合う。見た目通り洋風な味付けでナイスだが、周囲のブラックペッパーが剥がれ落ちて、スープに溶け込むのも好印象。スープにも新たなコクを感じさせます。そんなスープに少し沈ませて、濡らしながら食うとこれが絶品です。







 デフォルトのハーフ味玉も卵黄がジェル状態になっており、コク深い。薄味ゆえに卵本来のコクも深しです。また、穂先メンマも妙にゴマのような香ばしさが纏っているような風合いで、これまた泣ける。二本投入されてたのも印象が良好です。












 総じまして、「もう一つの京都系王道の濃厚鶏豚骨!コンテンポラリーさとハイセンスを深く滲ませる一杯!」という感覚でしょうか!?。こりゃ流行るわー。京都人の好きそうな濃厚さだし、何より丁寧で質感高いから、老若男女問わず京都ならウケると思いました。ちょっと余裕見れば、新幹線京都駅ホームからも近くて、立ち寄りやすいし、ここは引き続きブックマークですー。それに何たって店名が、個人的には響きますから、また来ますー。と言うことで・・・・京都の思い出を再び呼び起こしながら、詠ってもう寝ますー。



   疲れ果て
   色々苦労
   あるけれど



   まだまだメゲず
   陽はまた昇る



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


日はまた昇る (新潮文庫)

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