ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2796】 風は南から 学芸大学店 (東京・学芸大学) 塩ワンタン麺

学芸大学も競合多いラーメン激戦区?>


 「風は南から」の支店ができたということで、外出先からJRを使って戻るのが普通なところを、少し遠回りして東横線利用で学芸大学駅へ。「ひろ」や「青葉」に行って以来かな、少しだけ久しぶりな駅前降り立ちます。しかし、こちらも中々競合してるエリアですねー。「たけいち」「すする」「びぎ屋」「おっぱいラーメン」があったのもこのエリアだったか?。そのほかにもあちこちと営業している前を通り過ぎます。またどえらいところに新規開店です。








 開店時刻を少し回ったころに到着。先客1名というゆったりスペースで寛げました。今回は、醤油気分でやってきたものの、メニュー表から「塩ワンタン麺」の文字を見つけてしまったから、急に方針変更でそれをチョイス。実はこの」「塩ワンタン麺」とうカテゴリーは、個人的には相当愛着があります。過去を調べてみると、2014年12月には20杯以上連食していた様子・・・あの時もシツコイ活動していたわけだー。










<ワイルドなようで美しい収まり、見栄えと塩ダレの優しさがナイス>


 若い男性2名体制のオペレーション。若くとも落ち着きと余裕を感じる様子で、安心して旨い一杯が出てくるのを待てる感覚です。厨房とカウンターの距離も割と近くて、作る雰囲気も何となく伝わってくる感じ。あ、オレのワンタン麺作り始めた!ってのが肌感覚でわかるのが楽しい。そんな感じで何も考えず、ただ店主の作る姿をジーっと見つめていただけのオヤジな私でしたが、視線感じて怪しいものと思われたかもしれない。そんな不安をかき消すように、その一杯は配膳されました。いやー何とも、このブランドらしい、メリハリのある麺顔。それでいて定番の安定感、すばらしい。








 味わいは、鶏ガラのすっきり感と、豚コクのやさしいエキス感の二つが合わさったようにも思えますが、とてもサッパリとした仕上がり具合。灰汁とか髄の部分など、重たい感覚が一切なく、クリアーな動物感覚が素敵です。スープだけ見てたら超淡麗系塩味と思う部分もありますが、色気が少し混じるところが、動物系の力というやつか。非常に塩気とのバランスもよくて、塩気と旨みお区別もつけにくいほどの一体感がいいです。







 加えて魚介の効きががとても穏やかで嫌味がない。ワタの苦みは1000%なくて、甘味を滲ませる魚介感覚といった感じかも。乾物系の昆布などの旨みも生きているのかもしれません。魚介排除では、このやさしい落ち着きはないと思うし、塩ダレがまとまらないとも思う。動物系もそれ以外の味わいも、ワイルドに効かせるように思わせておいて、実はきめ細かい仕上がりと、旨みと塩気、そして動物と魚介のバランスがよろしいようです。












<もちもち感覚も優しく 、食べ応え感覚も豊かなボリューミィーなストレート細麺>


 三河製麺ですねー。わりとこのブランドでは、細麺でクツクツっとした歯ごたえの麺と出会ってきたのですが、今回は一回り程度太目なフォルムで、微妙なボコボコ感のあるストレート細麺でした。加水はちょいと多めで、ネリ水の反応か玉子麺の色合いか、薄い黄色の発色が、男性的な力強さも感じさせます。しかし食ってみるととてもしなやかさがあるモチモチ感で、多少の引き締まり感覚を覚えて、クニクニっとした奥歯の潰れ方も面白い。表面的にはツルツルとしており、ズボボボボーっとライト吸い込みながら引き上げるのも可能。スープに多少浸透させる部分もありますが、基本的には表面がスープに濡れるというイメージで、安定して美味しくいただきました。個人的には、これで冷し麺かつけ麺でも面白そうと感じつつ・・・・あとはもう無心に啜り食うのみでした。














<やはり安定感と仕上がりの良さを感じる王道のチャーシュー旨し>


 このブランド、チャーシューが男前で旨い。肩ロースとばら肉の二種ですが、つけだれの深い浸透を感じつつも塩気は薄くて肉味を噛みしめて楽しむタイプ。肩ロースは差した脂身甘味と肉質部分の肉味が、タレで旨くまとまって旨しです。これはこれでビールのアテにもなりましょう。また豚バラ肉は、皮に近い部分を極力のこしたタイプで、皮下脂肪の一番甘くてコク深いところをしっかりとキープしています。その部分だけはタレの浸透が深く、塩気と甘味の融合がとてもうまい。このチャーシューは酒にも合いそうですが、個人的には炭水化物とのコンビネーションを楽しみたいですねー。











<淡くコリコリした小エビ感覚が堪らなく楽しい!シッカリ感覚ある自家製ワンタン>


 いかにも手作り感ありつつ、餡がしっかりしている食べごたえ感じさせるワンタンでした。5粒入っていたのか、大き目のワンタンを噛みしめる感覚が実に楽しい。海老身が粗目に込められているので、プリプリ感覚とその噛みしめた直後の海老身の甘さが堪らん!。しかも皮は少し厚めなタイプで蓄熱を保ちつつ、破けては餡の激熱旨汁エキスを発散!。口のなかが多少火傷しようと、むしゃぶりつくようんして、食らいつきました。これは全部旨かったなー・・・その他のトッピングも含めて。














 総じまして、ダンディーでいて繊細な感覚も豊富な質実塩ワンタン麺!」と言う何だか分かったようで分からないコメントでごめんちゃい。再訪問は決定的で、次回は醤油でチャーシューを麺顔に埋め尽くしたい気分です。そして夜に来なければ・・・・酒もそろそろ合わせてみたい。駅への帰り道、競合する多店舗はもう夏メニュー展開も開始していて、これからの季節を感じさせてくれます。まだオープンしたばかりですが、周りに負けずに頑張っていただきたいと思います。・・・・と思い起こせば、この日はここまでは順調な一日だったっけ。午後からトラブルに巻き込まれたけど、ほんの少し平和だったな・・・と回想しつつ、疲れたのでとっとと詠ってもう寝ます!。



   プリプリな
   エビの歯ごたえ
   楽しくて



   午後から多忙で
   鬼怒プンプン



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






風は南から

風は南から

風は南から (24bit リマスタリングシリーズ)

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