ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2789】 中華そば 光来 (東京・新宿) 塩ねぎそば


<夕方5時を回ればオヤジタイムの始まり>


 最近、西新宿界隈で180円で中サイズだが、生ビールとハイボールが飲める通し営業の店を最近見つけた!。めっきりしょんべん横丁へ行くことが減ってしまいました。そこは外国人観光客に譲るとして・・・・飲んだ後、安く食うにはどうするか。そこで重宝するのは、「中華そば 光来」。500円握り締めて行けば、普通に立派な中華そば大盛りが食える。千円札握りしめて行けば、ビールとおつまみと餃子と中華そばが、お疲れ様セットで楽しめて、しかも20円お釣りがくる。呑み目的でも、結構いい酒揃えてて安い。午後5時を回れば、結構多くの呑み目的のオヤジが、あちこちと進撃の巨人(アホな方)のように集まっては、飲み食いする光景なのです。私は、カウンターの隅で、リヴァイ兵士長のように冷めた感じで一人飲み食いしてますがねー。







  今回は、「塩ねぎそば」。550円也。
  醤油の場合、「中華そば400円」「ねぎそば550円」
  塩の場合、「塩らーめん480円」「塩ねぎそば550円」
  ・・・なんだかこれが得するように思えたため。












汁:「大衆的だがワンコインの質感とは思えぬスッキリ系で鶏コク深い清湯!溢れんばかりに」


 溢れそうやん(ニヤリ!)・・・丼を受け取るときに、思わず顔に出てしまう。多少小さめなのもあるが、麺と具材にスープが押し出され、丼の中はアルキメデスの定理が働いております。微妙に表面張力も働いて、実にMAXな状態。これが冷酒だったら絶叫もん。







 しかしその日本酒にも匹敵するような、その塩スープの高い透明度は見逃せません。微妙に琥珀めいてるがねー。透明すぎて水浸しのような麺顔に映る。レンゲで透かしてようやくスープのポテンシャルに気がつきます。







 味わうとこれが実に芳醇な鶏コクが存在し、魚介封印のニュアンスが印象的です。脂がコクの正体なのですがキツすぎず、緩やかで、しかしやっぱりコク深い味わい。塩気もナイスなバランスで、旨味と塩気の区別もつきにくいです。ここに色々なトッピングの、個性がにじみ出て色をつけて行く。言わば白いキャンバスのようなスープの存在感です。







 やはり最初の色筆は赤。ねぎがふんだんに盛り付けられてますが、辣油と言うよりキムチの素が少し絡んでいるような味付けで、これがじんわりと広まる。ベースの鶏コクが上手く吸収しまとめるから、唐辛子が尖る感じはありません。


 次の色は、白かな。二つのあって、一つは白ごま。降りかかっているだけのようで、スープに溶け込む風味が割としっかり出ております。そして麺の風合い。麺から吐き出されたグルテン の風味が、微妙に霞ませては甘みを滲ませるかと。


 最後に緑かな。青菜の風合いは弱いものの、汁を吸い込んでからは、生き生きとしてくる。また海苔も少しばかり風合い感じますし、仄かさがいい存在感かもしれませんね。







麺:「さすが製麺会社直営!全然悪くない風合い!スパスパ千切れて、汁吸いしなやか」


 製麺屋が、アンテナショップ的にラーメン店というのは、すごく前向きで評価に値しますね。中野区エリアでは、ポツポツとそういう展開の店がありますが、新宿で長くワンコインで食わせてくれるというのが実に渋いじゃないですか。さてその麺ですが、安っぽくない。カンスイを否定する意見もあるけど、これがなければ拉麺じゃないと思っている私にとって、ワンコイン麺でこの白さは実にいい感じ。潰しこみはあまり感じないものの、スープがその分ナチュラルに浸透するし、スパスパと切れ込みが軽やかなのもいい感じだ。







 それに色白っぽくて、加えてコシがしなやかだと、なんだかうまそうに思える。しかも吸い込む汁は、清湯の芳醇な鶏コク深いタイプだし。咀嚼するとグルテンを潰すたびに、出汁と麺とが唾液と化合し旨味を感じる。ご飯系のそれとは違ってすごくさらっとしているのだけど、麺はやはり粉物なのだと、少しだけ再認識もさせてくれます。






 





具:「鶏肉の極粗ほぐし身がナイス!ネギはキムチ風合い絡まり食欲そそる!」


 ねぎ以外も結構頑張ってる!。最初チャーシューはどこへ隠れたのかと探しましたが、鶏肉が粗くほぐされていて、なかなかスープと馴染む。パフッとした感触で、しかも繊維の隙間が粗いので吸い込むのは早いし多い。噛むと本当に鶏そばのように思えて来るほどです。


 またメニュー名にも出ている「ねぎ」。スープの段落である程度説明済んでいるけど、まさに関東のねぎラーメンという感覚で、白ネギと辣油、唐辛子とのマッチングがさすがです。辛味のグラデーション感覚が素晴らしいし、味わいのエンディングでねぎの中心部の甘みもにじむ。麺と絡んでも、スパスパザクザクヒリヒリウマウマゴックン・・・・シーシー(隙間に挟まる音)の繰り返しで楽しめる。ねぎ星人の私としては、食って本望です。












 総じまして、「西新宿オヤジパラダイスの質実葱塩麺!」と言う毎度毎度何のひねりもない感想でごめんちゃい。しかしこの店も居心地は、悪くないなー。入り浸ってしまいそう。そのうち、同じようにオレも(アホな方の)巨人化してしまうかもなー。そんなダメ男になる前に、ハングリーな気持ちを忘れないように、西新宿の高層ビルを見上げながら、歌を口ずさみ帰るのでありました(あー腹いっぱいー)。今夜は、タプタプの腹をさすりながら詠います!。



   5時回り
   西新宿の
   オヤジども



   今もやること
   呑むしかねぇぜ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


     



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