ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2768】 元祖一条流がんこ 総本家分店 (相模原・向原南) 正油・バラ・がんこ

<何かが足りない?? あの怪しい雰囲気の他に何が?>


 大型連休中にも持ち帰った仕事(宿題)なんかあったりして、朝から集中してたんですが、あまりにも天気が良いので、窓全開にしてクルマ流して気分転換!。当然どこかでラー活動予定です。で、あてもなく渋滞回避で走ってたら・・・・なんと、津久井湖の近くまで来てしまった。そこから引き返して橋本周辺でラーメン食って帰ろうかなーって検索してたら、こちらのお店の情報ゲット!。なんたって、クルマが気兼ねなく置けるので決定です。あの「がんこ総本家」の分店ですから!。期待は高鳴る一方。








 で、到着して見たらやっぱり混んでたー!。みんな大型連休といっても、やることないのか(苦笑)。券売機で先に食券買ってから並ぶシステムなんだとか。待つ間、さすがSCですから家族客が多いね。それにしても、イメージが明るいからなのか、なんか足りないーーーと思っていた。それはきっと「骨」だね。さすがにこの明るい雰囲気で店頭に骨はぶら下げてないかーーー^_^。また開店記念でTシャツも売っている。しかし、一枚4千円弱もするのでは、ちょっと手が出ないな・・・と思っていたら、あと客がしっかり購入されてた。きっとコンサートかフェスの気分でグッズを買う気分なんでしょうね。












汁:「半端ない透明度がとても上品!前半よりも後半に「塩っぱさ」がより明確になる『がんこ』仕様!」


 団体客が多かったらしく、ひとり客はあれよあれよと、飛び級で行列から一気に入店を許されてしまいました。あの時のみなさん、ごめんねー。店内は、なかなか天井が高くて、厨房も広めな様子。燻銀みたいな調理場担当と、明るいホール担当のギャップが激しい(笑)。それでも、一旦座って食券を渡してからは、配膳が心持ち早かった。対面する麺顔はこんな感じ。なんだかすごく透明度の高さを感じますし、清らかで崇高な面持ちが素敵。がんこってこんな感じだったのかも、忘れてしまっているが、今まで食って来た「がんこ」の中では一番のスッキリ表情であることは間違いないです。








 スープは、「がんこ」と「マイルド」を選べる中から、当然「がんこ」をチョイス。キレある塩っぱさを味わいたいがためですが、最初の一口は、あれれ・・・マイルドとの間違い??って思うほどに味わいやすかった。普通に美味かったので肩透かしという・・・なんとも複雑な印象です。美味けりゃそれでいいのだけど、作り手が「がんこ」だとしたら、食い手は実に「わがまま」ですね。これまでこのブランドとしては、「塩」ばかり食って来た印象なので今回は正油だったのだけど、非常に正油感が綺麗すぎて、塩かと思うほど。それでも淡い正油の風味は溶け込んでいて、塩気のキレに貢献するほどでない正油感覚がいい。風味づけの正油という立ち位置。







 ベースストックは、鶏ガラ系と豚骨の丁寧な煮出し感覚が典型的に現れています。一方、味わいに魚介の雰囲気を探して見たけど、あまり明確には現れてません。新宿のように、もう少し漂うような魚介感があるのかと思っていましたが、この透明感高いスープには、スッキリ動物感で押し切った方が好印象かもしれません。・・・・などと思って、魚介の味わいを探しつづけて味わっていたところに、だんだんと「塩気がリピート」してくる感覚あり。後半には、どんな尖った味でも食べ慣れてあまり感じなくなる。しかし、妙なことに、こいつは食べ慣れてくるほどに、後半になるほどに、塩気のキレがどんどんと感じ出してくるから実に面白い。「これぞがんこ!」と思い知った頃には、スープは全体の三分の二以上は平らげていた。







 新宿の家元は「下品」を喜んでいたように思えたけど、「上品」もしっかりと美味かった。その上品を上回る、現代的なエッセンスも加味した美しさ。上品極まれりという感じです。家元なら、これ食ってなんて語ったんでしょうね・・・想像するだけで面白い。







麺:「明確なイエローバディ!口当たりが物凄く軽く、啜り上げがいちいち楽しい!」


 がんこの麺だね!っと一見してすぐに腑に落ちるイエローバディーなストレート細麺です。玉子麺というより、ねり水の個性を感じるイエローぶりが印象的で、度が過ぎない程度の引き締まりある歯ごたえがとてもいい。また単に汁浸透をはじくだけでなく、徐々に受け入れて全体をなじませる余裕ってものもなんとなく感じる次第です。まず最初の口当たりがいい。とても柔らかくて軽やか。丸麺を食っているのかと錯覚しそうになるライトなフィット感がナイスです。なので、ズボボボボボボーーーっと啜り上げる時の快感が素晴らしい!。啜るとき、同時に顔が丼へと微妙に移動し、麺を迎え入れに行くようで、もう麺が待ちきれないー。








 麺自体は、潰しこみがそれほど強くないタイプで、ストレスを感じるような密度感はありません。なので一旦汁を吸い込むと腰つきはしなやか極まれり。多加水な引き締まりに汁がにじむと、麺の表情は「潤う」ようなイメージですよ。前歯ではプツプツっと小気味好く切れ込むし、奥歯でもプレスすると、クチクチっと安易に潰れこむけど、淡い低反発があってそこから滲む旨さが絶妙。







 麺の旨味を味わった後は、さあ!啜る楽しさが待っている!!!。もうこの一連の繰り返しで、おそらく2分もかからず麺は平らげたはず。こういった啜りが楽しい麺は、ほぼ飲み込んでいるのではと自分も最近考える。カレーもそうだけど、ラーメンも飲み物としてアピールしても良さそうだ。







具:「自重で砕ける大判バラ肉ロール! 麺に巻きつけて食うに最適!」


 冒頭、説明が漏れましたが、正油・塩で、なんでこれほどボタンが多いのか?と思っていたのですが、トッピングの肉がそれぞれボタンで区別され選べるシステムなんですな。思い返せば・・・がんこでは、いつもロース肉であったような記憶です。ならば!と今回は、「バラ」をチョイスしました。







 普通にうまいです(笑)。でかいロールになったバラ肉を、薄味浸透で仕上げた肉。とても微妙な極薄タイプで、箸で持ち上げようとすると途端に崩れ落ちてしまう。これほど繊細な極薄を、どうやって盛り付けたのかが逆に不思議に思えてくるくらいです。まあ、後は京都ラーメンの真似して、ミルフィーユ肉を麺で巻いて美味しくいただきました。







 総じまして、「上品で塩味のキレがどこまでも鋭い淡麗正油麺」と言う毎度何の捻りもなく、そのままの感想でごめんちゃい。この店は淡麗系がとても上手と見て取れましたので、次回は塩系の煮干しなんぞを頂いて見たいと思っております。遠いところで、地縁もなく、クルマ必須の陸の孤島ですが、丹沢なんかのレクリエーションの帰りには、重宝しそうかも。大型連休に感謝です。と言うようなだらっとした気分ですが詠います!。



   陰恋し
   立夏感じる
   陽射し哉



   がんこを撫でる
   優しき薫風



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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