ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2740】 羽田 大勝軒 (東京・羽田空港第1ターミナル) 中華そば 〜大勝軒入門編としてはベストな、搭乗口ラーメン

<フライト前の朝ラー大勝軒


 何れにせよ私はそういう男、・・・・空港大好き。雰囲気が好きなんだよねー。関西に住んでた時は、子供を連れ出し、よく伊丹、関空、神戸へと空港へ旅する訳でもなく、出かけておりました。この時、よく帰り道にラーメン屋ばかり連れて行ってたから、子供はラーメントラウマになってしまったのかもしれない。今ではスパゲティさえ食わなくなった。悪りぃ・・・。今回は、天王洲アイルに所用があったため、その帰り道にちょっと遠回りして、第一ターミナルまで、足を伸ばしました。目指すは、羽田大勝軒。午前10時に開店と言う利用しやすさもありまして、朝飯抜いて、朝ラーをここで決め込みました。








 この時間だとだいぶ客混雑が落ち着いてくる。昔は、マイル貯めまくってプラチナだったんだけど、仕事変わってから一度もそういう出張がない。ラウンジのタダ酒を飲みまくっていた日々が懐かしい。いかにも、東京出張と言うようなコロコロ引いたビジネスマンが、羽田大勝軒の前にいるが、それは以前の自分だった。出張とラーメンと酒の日々。などと思い出してたら、そのビジネスマン、店前の券売機を真剣な眼差しで見つめています。鋭い目線は、まるで子会社監査に来た本店監査役のようないやらしさ。一回、喧嘩売ってどえらい目にあったことあるから、妙な正義心は捨てるべきだなと、当時学習しました。







 内心、早よせえーと思ったところで、中華そばを選ばれてました。時間かけた割にそれかい・・・などと思ってはいけない。なぜなら、オレも中華そば食うつもりだったから。


     











汁:「まさにあっさり風の魚介醤油に豚骨出汁って感じ! 朝ラー気分にはぴったり!」


 店前に店主らしい人物写真があって、そのまんまの方が厨房からお出迎え。そのほかは、若いお姉さん店員2名でまわしてます。レストランコートにある訳でもなく、ちょっとフライト前に腹ごしらえ的な先客2名。もりそば大盛り食ってたけど、朝の10時過ぎからスゲー。配膳されたら、自分がヘタレに思えて来た。








 さてその麺顔。場所柄と麺顔って微妙にリンクするのか、何処と無くよそ行きっぽい見栄えです。スープに至っては、大衆さがあるようで無いような、すっきりとした見栄え。実際に味わってみると、そのまんまのスッキリ味わいでした。魚介感はかなり抑えめにコントロールされているけど、その甘みは残っている。豚骨感については、かなりスマートな仕上がり。そこに醤油ダレが混じるが、塩気が突き抜けるようなことは無しです。







 一言でなら、朝ラー的なほのぼのさ。または、万人ウケするまとまり。非常に胃袋の負担なくするすると収まるイメージで、大勝軒風出汁ラーメンと言う味風景。これを、東池袋系デフォルトと感じて国へ帰る人もいるのだろう。東京の入り口でど豚骨魚介も難しいから難しいんだろうね。おそらく使える設備も制限があって、空港ロビーで豚骨寸胴をガンガン火炊きするわけにもいかんだろうし。そう言うものトータルで考えると、この一杯に帰結するのかもしれません。








 全体的にライトな魚介系だったので、味変は辣油ではなく、一味としました。この選択も功を奏した感じで、最後まで完飲してしまうー。







麺:「東池袋系の型にハマったような王道感、密度感高めのモチモチ感覚は好き!」


 一方、麺はイメージ通りの大勝軒の風合い。加水高めで中太のストレート麺です。モチモチ感もいつもの通りですが、今回のは、私が好みそうなやや硬めな仕上がり。いや少しだけ密度感が高いような風合いが嬉しいです。







 前歯でプツプツ千切るのも楽しいし、奥歯でプレスするとクッシリと横ずれしてから潰れこむ。風合い感は薄くとも、スープに絡むでもなく、濡れたような表層はツルツルとしており、いつものようにズボボボボボボボーーーーーっとすすりあげる。気がついたら完食してたけど、または先客を追い越して早食いをしてしまいました。













具:「少しだけよそ行きな上品さ感じる、大勝軒風のチャーシュー」


 チャーシューが一番よそ行き風じゃ無いかな。色合いからして、大勝軒としては上品な仕上がりい。脂身も整っていて醤油ダレが沁みてまろやか。肉繊維の部分はきめ細かくて薄味。これは普通にワサビを乗せて食い、酒で流し込みたいかも。ちょっと個人的には、このけいれつでは、珍しく思いつつ食いました。












 総じまして、大勝軒入門編としてはベストな、搭乗口ラーメン」と言う感覚でして、大勝軒フリークはさておき、ロケーションと客層をよく考えられた一杯かと。あとは、この店だけの限定なんてのも今後出てくると、出張ついでのリピーターを上手に引っ掛けられるかも。空港に大勝軒があるだけでも、個人的には嬉しい。だから何か仕事を作って、今度は社費の一環として食いたい次第です。このあと空港ロビーで、メールをチェック。なんだか気分がエグゼクティブーって本当にアホやな、俺は^_^。と言う感じで、とっとと詠います!。



   旅気分
   高まる胸と
   減る腹を



   旨味で迎える
   大勝軒



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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