ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2732】 浅草 大勝軒 (東京・浅草) 中華そば

<粋なお姉さん一人オペがいなせですー^_^>


 実は私も似たようなことをよくやる。・・・・例えばスタバに行けば必ずMacBook を開ける人。行けばそんな奴ばかりで、時々ダサくも感じる。しかし、クセになったと言うか、どうしてもやっちまう。別に大したことをやってもおらず、大抵はラーメン情報の閲覧とか整理をしているだけ。だから覗かれるとめちゃ恥ずかしい。


 先日、名古屋発の郊外型コーヒーチェーンで、同じことをやっていたら、店員さんが近寄ってきて、「混雑時にパソコンの使用はお控えください」と注意を受けた。じゃ、スマホとかタブレットだったらいいの? と聞けば、それはいいらしい。おかしくない?それって。こっちもちょと意地になってきて、「どうしても終わらせたい仕事がある。だからあと15分だけダメ?」と返してみたが、すごく怪訝な顔してこちらを見返してくるー。 なぜなら、私のMacBookの画面には、しっかりとラーメンの写真が大きく映し出されてて、それが丸見えだったから。それ仕事ですか?と無言で言ってくるような気まずさ^_^。 それからどうしたかと言うと、5分だけとお願いして見逃してもらった。店員さん去ってから、3分程度で電源落としたけどー。










 ・・・・そんなコーヒーショップのドタバタを思い出したのは、すごく気持ちがリラックスしたからだろうか。実はこちら「浅草 大勝軒」さんで過ごすのは、それほどにすごくまったりとして、気持ちが良いのです。小上がりとカウンターで小さい店構えなのだが、居心地が良い。しかもとても若いお姉さんの一人オペレーションで、先客ゼロ。シチュエーションとしては、テレビ東京の「演歌の花道」のセットの様な感じです(ホンマか?)。粋な姉さんの注ぐ酒で、チビチビやりながらまったり過ごすでなく、粋でかわゆいお姉さんの作る中華そばを慌てて食ったあと、まったりと過ごすー。


     





     











汁:「優しい豚骨魚介!塩気低めで背脂コラーゲンがプラスされたチューニング! ニンニク味変が合う!」


 お姉さんが厨房から、回り込んでカウンターまでやって来て、恭しく配膳です。麺顔よりもお姉さんの顔に胸キュンですよー。まあ、その程度にしておいて、中華そばに集中しましょう。さてその麺顔は、とても東池袋系のエッセンスを忠実に再現されております。ゆで卵とやや透明度のある中太麺が覗く顔。クリーミーな黄土色がいかにも王道の感じです。








 スープは、一言で表すとやや濃ゆいけど、優しいと言うフィーリング。醤油ダレの印象は見栄えより軽やかで下支えのイメージ。塩気をアピールすると言うか、軽やかに踊ると言った感じです。豚骨系の煮出しはそれなりに濃ゆい。まったりとしつつ食べ応えを感じさせる良好なタイプ。悪くな
いですねー。じっとりと感じる様でしつこくないところが、実に妙です。







 加えて特徴的なのは、コラーゲン感がややあって、口の周りに貼りつくような感覚でしょうか。よく見ると背脂が少々浮いていますが、私個人的には、多少鶏系のコラーゲンも含んでいるのかと推察してしまいました。








 味変もなかなか有効的です。最初は辣油を垂らしてみましたが、意外にコラーゲンに吸収されてしまいます。そこで、ニンニクを小さじ程度入れてみますと、これが俄然合う合う!。ここで美味さが完成したかなと言う感じです。







麺:「ここも東池袋系王道の中太多加水ストレート麺! 高反発とヌメる滑りを楽しもう!」


 見栄えの艶、薄黄色く落ち着いた色合い、中太のストレート、歯ごたえのもちもち感覚等、王道の東池袋系のニュアンスを、忠実に感じます。食べ慣れた方なら、もうこれで大体想像できるはず。前歯での切れ味はプッツリとしたもの。そして奥歯でプレスした感触は、モチモチしつつもヌメリと同時に横ずれしながら、クチリと淡く潰れこむ感触。麺自体の風合いは薄くとも、スープに絡んでからの甘みがナイスな感じです。







 今回印象的だったのは、ヌメリかな。当初、女性の細腕で、茹で上がった麺玉が重くて、十分な湯切りができないかもと思っておりました。しかし、これはスープ表層の脂が貼り付いているようなイメージで、悪くはない。少しばかりスープの絡みつきも高いため、ニュルリンっとした滑りに、湯切りの残りと混同してしまった見たいです。













具:「これもティピカルな王道のロースチャーシュー! 脂の抜けがむしろ好印象!」


 原価率を緻密に計算しているような気配を、このチャーシューから感じますが(笑)、いい線行ってます。小さいと感じさせないところはキープしつつも、薄いとは思えない線をもキープ。そしてそれらよりも、脂の抜けによるスカッとした仕上がりが良いねー。そのまま食っても良いのだけど、箸で全体を歪めて繊維質の隙間を作り、その状態でスープに沈めて染み込ませる。少し置いてから、引き上げて食う。うますぎてライスが欲しくなるかも。












 総じまして、「小粋な姉さん手がける、優しさ滲む正統な東池袋系!」と言う何のひねりもない感想でごめんちゃい。さて、一人オペのお姉さんですが、やっぱりかわいい。ごちそうさまと告げて去る時、わざわざ厨房から出て来て、腰折れ90度で丁寧にお辞儀ですよ。「もしかしてだけどー、もしかしてだけどー、それっておいらを・・・・」んなわけないか。しかし、本音はこっちが「惚れてまうやろーーー」な気分でした。これはもう再訪問したい気分ですが、昼行ったら全く違うオペ体制で凹むのも嫌だな-_-b。いずれにせよ、野望を達成したら、ゆっくりと行こう。と言うことで、姉さんの面影を追いかけて、詠います!。



   散歩して
   宵で寂しく
   大勝軒



   真っ赤な暖簾と
   小粋な姉さん



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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もしかしてだけど

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