ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2729】 町屋 大勝軒 孤珀 (東京・町屋) らぁめん

<夢の大勝軒路線・・・・都営千代田線>


 所詮私はそういう男。・・・・根っからのヲタク性格。最近急に思い出したことがあるのだが、子供のころは鉄道ヲタクのはしりだったのだ。とは言え、阪急電車限定。小さいころに駅名を覚えるのはあたりまえで、特に十三駅の乗継のタイミングとか、西宮北口駅の東西南北に入り組んだ線路の形状などは、特に調べるのがスキでした。そういえば、愛読書は「鉄道ジャーナル」でよくあんなの買い続けてたと今でも不思議。いつも阪急の路線図を見ながらよく空想で旅をしてました。その影響もあってか、関西転勤時代は、しっかり阪急沿線に住んだ。また今でも阪急三番街から梅田駅に上がったところで、右側から、京都線宝塚線神戸線の小豆色の車両がずらずらーっと並んでいる光景は、ムネキュンですわー。また、京都線大山崎駅あたりから、東海道新幹線、と阪急電車が平行して走る部分があるのですが、阪急電車がんばれーって心の中でいつも思う。しかし、今となってはラヲタになってしまったため、そんな阪急の梅田駅と言えば・・・・・「麺屋 たけ井 阪急梅田店」を先に連想してしまう・・・・。








 そんな昔を思い出すかのように、このごろ東京メトロの路線図を眺める。大阪市営地下鉄路線図なら、頭に完全に入っているのだが、東京メトロは複雑さが半端ない。今でも覚えられん。そんな感じでメトロ路線図の復習をしていたのだが、千代田線で突然ひらめいた。「北綾瀬→綾瀬→北千住→町屋→・・湯島→新御茶ノ水・・・・→代々木上原」。これって大勝軒のあるとこばっかり走ってるやん!。気が付かなかったなー。この線でだけでかなり大勝軒を回れる。 今回、柏方面に外出機会がありまして、これを利用しない手はありません。中でも一番気になっていた「町屋 大勝軒 孤珀 」さんに突撃してまいりました。駅についてから、少しだけ歩くんだけど、そんな短い時間に突然雨が降ってきてどえらいめに遭いましたがね・・・・。













汁:「コラーゲン控えめのライト豚骨魚介! 出汁感芳醇でグビグビ飲み干す」


 突然の雨だったので、後客はずぶ濡れになりながら、店に飛び込んでくる。もうみなさん、雨宿り気分も手伝って、店内まったり気分で覆われます。男性二名によるオペレーションで、ご店主が外の雨を見て恨めしそう。やはり客商売は雨には影響うけるみたいね。たしかに寒冷前線を感じるような、冷たい空気感ですので、ここは暖をとろうと汁系で、デフォルトのらあぁめんとさせていただきました。 久しぶりに夕方のニュース番組を眺めてたら眠気をさそう。うとっとしていたら配膳が完了。軽く眠りに落ちかかったみたい。








 さてその麺顔。イメージ通りのライト豚魚のラーメン。やや醤油ダレの強さが滲んで、ラクダのパッチよりは濃ゆくてマットなブラウン。とろみはあまり感じない。まずはレンゲでひと啜り。うー・・・・意外に出汁の利いた感覚あれど、全般的にはライトな味わいがほっとさせます。サラサラした感じが非常に食べやすい。また魚介の甘さが利いているものの、くどくない香ばしさレベルなので、非常に食べやすい。豚骨レベルもライトですが、薄いというわけででなく、コラーゲン度合が抑え目かといった感じ。数年前の濃厚ブームの中にあっては評価されにくかった出汁感ですが、今となっては一周まわって新しさというか、落ち着きあるうまさと感じます。








 ところで、最近、この手の豚骨魚介を食べだして、はまってる味変化があります。それは辣油の投入。できれば自家製みたいに、そこに沈殿物がたまっているタイプがよろしい。刻みニンニクを入れたいところだが、有料で投入する気にならんが、テーブルセットに感じのいい辣油があったら、垂らしてみる。これがちょっとクセになる感じで、甘さと辛さが交じり合うカオスな味わいがいいんだよなー。それに香ばしいし。ブラックペッパーよりは、今の私は辣油。しばらく続くと思う。















麺:「密度感低めでしなやかな歯応えと滑り! 別腹で食えそうな自家製麺


 途中から気が付きましたが、奥に製麺室があるんですね。そのこだわりの自家製麺は、見た目は大勝軒らしい風貌を保ち、多加水でモチモチさがしっかりと表現されております。先日、綾瀬で食った大勝軒の自家製麺と比べると、こちらの方は「しなやか」で「密度感が抑え目」と映ります。前歯の千切りは文字通りスパスパっと切れ込むのですが、奥歯では淡いモチモチっとした反発を覚え、最後のプレスではプッチリ!と明るい感じで潰れる。








 汁を吸い込むというより、汁で濡れるといった感覚。そういうところもライトに食えるポイントで、さらさらっと太麺なのにズボボボボーーーっと啜り食えるところが魅力。密度抑え目の印象が、啜りのときはしなやかさアップに感じ取れます。これなら中盛はもちろん、大盛りもさらりと食えそうだ。







具:「スカッとしてそうで出汁の浸透がよく、むしろジューシー?」


 海苔は完全に飾り化している。またメンマはよくある感じでクニュクニュした柔らかさ。これもライトに食えそう。一方チャーシューは、二枚になっていてそこそこのボリューム感あり。ロース部位で肉繊維がスカスカしていそうという見栄え。しかし実際は繊維の隙間に深くタレとかスープが入り込み浸透度が深い。そのためスープを吸い込んだスポンジのような感覚でジューシーに食えるところが良いね。酒のアテというより、やっぱりラーメンのトッピングが一番似合う出来栄え。













 総じまして、「程よいライト感覚が後引きそうな東池袋豚骨魚介!」と言う何だか何のひねりもない感想でごめんちゃい。いやー、久しぶりに個人的イメージにあう、大勝軒豚骨魚介を堪能できましたし、通いやすいヒントも実証できた次第。へへへ・・・・つぎは綾瀬か、新御茶ノ水だぜ。それにしても、やはり東京も東に来ると、永福著系がほとんどないのね。そういうところも地域性と言うやつか。まだまだ大勝軒ロマンの奥は深そうだ・・・・。と言う感じで風邪ひきそうになりつつ詠います!。



   春嵐
   オヤジを襲う
   通り雨



   ライト豚魚で
   雨上がり待つ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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