ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2727】 中華 大勝軒 (東京・舎人) ラーメン

<構えないホッコリ感が溢れる家族経営!街中華の典型>


 所詮私はそういう男。・・・・大勢の前で話す前には相当な準備を要する。春となれば、組織の歓送迎会やら、キックオフやら色々と、集まりの中で話さなければならないのだが、かなり準備をしないと気が済まない。以前よりは場には慣れているのは確実なのだが、特別に上手く話せる訳ではなく、上手な人を見ると本当に羨ましく思えてなりません。また、声がこもるタイプ。スピーチ本も以前はかなり読んだが、私は時間に合わせて、一字一句原稿を作るタイプ。決してその通りに読まないのだけど、【準備をしてきた】という事実が、背中を押すという感じかな・・・。


   



 などと考えながら、今回は会社関係者の方のお見舞いということで、東京東エリアまでクルマで出没。帰り道は当然ラーメン引っ掛けて帰るつもりでしたが、舎人公園あたりで渋滞につかまり、目指す店にたどり着くまでに腹が減って仕方がない。よって意志薄弱な私は、その近辺に大勝軒があることを突き止め、急遽ハンドル切って逆方向に移動して、こちら「中華 大勝軒」さんへとやってまいりました。・・・・うーん、イメージと大分違うなこの店構え。本当に街中華って感じのお店で、ラーメンより餃子とビールをいただきたいような雰囲気です。でも一応ラーメンね!












汁:「これでええねん!これで十分やねん!と思えるアッサリ鶏ガラスープに醤油感覚が伸びやか!」


 一応、人形町系か?とも思ったけれど、それほどポリシー感じない。その反面、地元の溶け込み具合はハンパないようで、夜は飲みメインの感じ。入店時、いかにも60台の地元民と言った方が、つまみに中華を食いながら、ビールを嗜むという理想的な昼飯をされてますー。嗚呼、そういうオヤジに私はなりたい・・・・。






 さてラーメンですが、これが笑っちゃうくらい、日常的な街中華ラーメンで、大勝軒を追い求めている私にとっては、ちょっとしたお休みポイントとなってすごく楽。良い気分転換とはこのことです。一応「人形町系?」という疑いを除いて素直に感じてみますが、平均的サラリーマンの昼飯としてのなじみやすさ、等身大の気楽さ、そしてお手頃価格のわりにしっりした質感が嬉しいです。これでええねん!これでええっちゅーねん!!ラーメンってやつは!!。そんな叫びを頭の中でくりかえす私。







 見るからに鶏ガラあっさりスープ、以上。・・・と締めくくっても良い。でももう少し補足すると、鶏ガラのエキス感が芳醇で、中華出汁!って感覚が染み渡る感じ。貝類とかそんな崇高なものではなく、優しい鶏の旨味に、中華料理の調味料がじわっと結びつく。塩気か旨みか区別がつきにくい味わいが素晴らしい。550円なりの質感はあるけど、しかし薄っぺらい味わいではない。野菜の甘みなど複雑な旨みもかすかに広がりつつ、大衆的な味。






 印象的なのは、当たり前のようだが「醤油感覚」。それがとてもキッパリとしていて、それが醤油の風味がクリアに感じられるし、また微かな醤油由来の酸味が伸びやかにも広がる。妙な調味料感を与えないところが素敵。







麺:「またお会いしましたね的な量産日常系な和み!」


 麺は、よくあるタイプ。街中華に行けば、またお会いしましたなとご挨拶したくなるような、あるあるーな中華風多加水麺。密度感はそれほどなくて、全体的に黄色い発色は、ねり水との化学反応とおも思える鮮やかさです。それでも醤油スープのニュアンスを吸い込んで、よく馴染む。







 まあ崇高ではないけれど、これも身近にあって毎日ランチで食っても飽きない。モチモチとした感触も淡くだがちゃんとあるし、前歯でスパスパと小気味よく切れて、奥歯でクチっと短いタップで潰れこむところは、いつものパターン。ラヲタとしては発見は少ないけれど、気軽におつきあいできてありがたい。











具:「わきまえたサイズ感覚!街中華麺にはジャストフィットなチャーシュー」


 これもよく街中華で会うタイプのチャーシュー。脂が抜け気味になっていてその分、スープを逆に吸い込むというタイプ。定番通り、薄味。思ったよりも硬くなくて、弾力を保つ歯ごたえが好印象。細部は少し小さめですが、厚みはしっかりとあるという感じです。この肉のチャーシューメンが780円という低価格なら、それ食ってみたい気がします。












 総じまして、「住宅街のちょい飲みスペース/ちょい喰いに持ってこいな大衆ラーメン!」と言う何だか何のひねりもない感想でごめんちゃい。いえね、少しイメージ通りの大勝軒の雰囲気を期待しすぎていたたためですが。しかし、今回このシリーズを遂行するにあたって、「中華料理の大勝軒」というジャンルがあるのがしっかりと認識できたのは収穫だったかも。人形町系の系譜有る無しに関わらず、そういう、自分にとっては新しい大勝軒もこれからも、探索し続けることでしょう・・・・。今回は本当にほのぼのさせてもらってよかった!。そういう感謝を込めて詠います!。



   住宅地
   家族営む
   街中華



   食らうオヤジの
   寛ぐ空間



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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