ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2717】 大勝軒 next 戸越店 (東京・戸越公園) next タンタンメン

<next系列の定番名物が・・・なぜか勝浦タンタンメン


 所詮私はそういう男。・・・・辛いのが好き。以前は嫁さんの作った料理に、なんでも醤油と塩で味を濃くしてしまうので、文句言われたっけ。ラヲタの前はCOCO一番館大好き時代がありまして、1.3キロを平らげたんだけど、それは辛さをアクセルに乗り切ったという記憶です。でも若いときはそれでよかった。最近歳をとると、激辛手前の料理を食すると・・・オチリがたちまち痛くなる。確実に体は老化しており、それに付いていけなくなって悲鳴を上げているのがわかります。








 でも勝浦タンタンは実は好きでして、中央線界隈にはポツポツと出す店がある。当然近隣の店は制覇したのだが、「ビンギリ@四面道」は好きだねー・・・って思い出しながら来たのが「大勝軒 next 」さん戸越店です。このブランドなら、勝浦を食わないといけないでしょー、看板メニューなんだからと、大勝軒らしくないものを、今回は一息お休み気分でいただくこととしました。ただ、来てみてショックだったのは、ここ「インフィニ」の居ぬき?なの?? インフィニがなくなっててショックだったりする。


   











汁:「シャープな辣油辛味でヒーハー!酸味もまとってパワーアップ!救いを差し伸べるのは玉ねぎ甘さ」


 午後一から移動先で会議なので、早めに食っておこうと大井町乗換をやめて手前で降りる「戸越公園」。11時台だと人通りもまばらで、店に乗り込むと先客ゼロ。おそらくこの日の一番客がオレ。迷うことなく勝浦タンタンメンの食券購入し手渡しますが、こじんまりした店も全体的に清潔感があって今風な雰囲気。巷の大勝軒とはまたちがった雰囲気で、いい感じの店内で、ハートランドビールもラインナップされているのがいいね。








 勝浦タンタンは、独特ですよね。ハッキリいって味の厚みは薄い。薄いようで深いというか・・・流石は漁師料理という簡単でも機能的な味なのでしょう。海で冷えた体を温めるのはこういうハッキリとした辛さがいいのかも。醤油ベースのサッパリ味のスープには、挽肉が浮いていてそれが旨みを滲ませる味わい。ここの勝浦タンタンはその上に白ごまも投入していてコクと風味のアップにもひと手間加えた感じです。そこにドバーっと辣油が広がり、磨きがかかったシャープな辛さが全体の味わいを決定づけています。そこに酢も入ってるのか、辛味の合間に酸味が漂う風景は、房総の荒海のように刺激を与えます。







 しかし何と言っても玉ねぎが非常によい!大きくカットされてて、ナチュラルな甘さをたたえるのが、すごく慰めになる感じ。その玉ねぎを味わいながら、ヒーハー辛さに耐えつつ食らい続けるのが痛快な一杯です。それにしても・・・この玉ねぎだけで、白飯が軽く1杯は食えると思えますね。













麺:「勝浦タンタンに染まっても・・・やはり王道さは失わず」


 汁は勝浦でも、麺はやっぱり大勝軒を思わせる中太麺。ストレートのようでのびやか捩れを生じさせ、多加水なモチモチ感覚が魅力的です。独特な個性のスープに浮かんでいても、前歯で刻むときのプリっという感じとか、奥歯でグニリと潰れる感覚は、大勝軒でよく食うやつそのもの。







 ただ、この麺はすべりがよいのに、すすり難いのが悩むところ。つまり中太麺なので、ズボボボボーーっとやるとハネが強い。その上、汁が真っ赤な辣油だから、あとに会議など控えている場合はつらいのだわ。紙エプロンない場合は、椅子を下げて、上体も下げて丼に近づけ、汁面との距離を詰めてからゆっくりめにすする・・・のが私のやりかた。多少はねても、丼の中でことが済むから・・。












具:「真っ赤な海に漂うサイコロチャーシュー!塩気が効いてて白飯を欲してしまう!」


 挽肉とサイコロカットなチャーシュー。多い目の薬味ネギ。そして玉ねぎというシンプルさ。できれば、穴あきレンゲなど使って白飯の上に載せて食いたいかも・・・。ランチサービスってあれば、爆発的にそそるのだが。デフォルト950円であるため、半ライス100円、ライス150円を追加する勇気が持てなかった私・・・・。













 総じまして、「まさにNEXTステージ醸し出す大勝軒ニューウェーブという感覚でして、勝浦好きとしては悪くないという印象。次回はぜひ白飯追加か、つけ麺にてライス割を実施したいと考えます。でもその前にデフォルトの味食っとかなきゃ本望果たせん気もしますが・・・。それにしても段々と気温が上昇しているのが肌で分かります。天気が良い日に、勝浦タンタンは汗噴き出まくりですー。ジャケットを脱いで肩で担ぐ昭和のサラリーマンスタイルで、次の訪問先を目指して、今度は横須賀線の駅まで歩きます・・・。ほんとに季節のめぐるのは早いし、歳をとるのも早いな・・・という陽気と裏腹な寂しさこめて詠います!。



   オヤジでも
   ヒーハー唸る
   旨さかな
 


   汗が噴き出る
   匂いと共に



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


   




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