ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2677】 麺屋 さくら井 (東京・武蔵野西久保) らぁ麺・塩 中盛

<帰りに寄り道して食って帰る・・・極上のおさんぽラーメン>


 所詮私はそういう男。・・・・今日こそはと思えどラーメンを断ち切れなかった。この日は早朝からクライアント先に直出で、そのあと色々あって昼飯食えず。妙な時間で適当にコンビニおにぎりで済ませてしまった。今日は早く帰れそうで、このまま真っ直ぐに家で晩飯の残り物でも食えば「ラーメン断ち」成立のはずだったんだが、帰り道で急にLINEが飛び込んできて、「実家で晩御飯食べて帰るから遅くなる」とのこと・・・。もう最寄りの三鷹駅から相当歩いとるがな。しばらく凹んだふりをして、さてとやっぱり行きますかーーーと急激にラーメンモードに切り替わる!。いきなり踵を返して「麺屋 さくら井」までダッシュです。(やっぱりどこか心の片隅で予定調和を考えているのか・・・・)。








 平日夜の部はさすがにこの店でも、割と落ち着いた客入りなので安心しました。今回は「塩」でお願いします。それとそれまでロクなものを口にしていなかったので、麺は中盛。大盛りは2玉280gとのことで、永福町系でもあるまいしーってな感じもあったが、本当は銀行で金下ろす暇もなかったので、大盛買えなかったと言うのが本音です。ましてや日本酒を頼めやしない(号泣)。












汁:「何ともはや・・・塩のすっきり感と鶏のさっぱり感!それでいて味わい深きは乾物のなせる技か」


 もうこのメニューは3週目くらいにはなるのかな・・・だんだんと見慣れてきた。極細ストレート麺が色白で漆喰のようなきめ細かいのが浮かびつつ、やや白濁していそうで実は透明感ある塩スープが、とっても上品で崇高に思える見栄えです。中央に鎮座するレアチャーシューも薄ピンク色で色合いも全体調和。あとは旨味オイルがキラキラと光るのみと言う、一日の終わりとしては申し分のなさです。








 一口目は、香味オイルの華やかさが絶妙です。まるでバターのような濃厚な香りを感じつつも、それは植物系のオイルに相当するサラサラ感覚。味わってからの後の余韻は、どこかちょっぴり洋風と思わせる不思議なバランスが、いつも飽きさせません。それに、塩気がさっぱりと薄味のように見せかけつつ、色々ブレンドされた塩はしっかりと味をアピールしてくれます。まろやかな力強さと言うか・・・。







 鶏ガラスープのさっぱりさがナイス!鶏油の甘さやぼんじりのコラーゲン感とは無縁で、さっぱり感を研ぎ澄ましたかの味わいが沁みる。そこに昆布や椎茸等の海山の乾物の淡麗エキスがじわじわじわーーと溶け込んでおるのが良くわかります。加えて麺の炭水化物由来のエキスの染み出し、そこから感じるでんぷん質に近い甘み。それらが渾然一体となって、全体に撹拌されて、食い続けると複雑さを増します。












麺:「初めての中盛190g!少々バランス崩れても麺の風合いの濃ゆさが好印象!」


 中盛だと、この丼だと少々窮屈かもね。しかし今回は、麺を堪能した気分にさせるのがさすが中盛。やや細麺でスープが熱いため、すぐに汁と熱を吸収してしなやかーに変化すると思えど、最初から最後まで、粉・グルテンの風味を感じさせてくれます。熱ダレが意外としにくいような印象で、この細さにしては意外に思えたか。








 塩清湯なればこそ、麺の炭水化物感とスープの混じり合いで、スッキリダイレクトに麺の風合いが伝わると言うもの。スープを吸い込んだと言うより、やや芯の部分を予感させたスープの浸透を味わうと言う感じかなー。ここは、煮干しの麺と、醤油&塩の麺は変えてると記憶している。そ子に汁と麺の相性と言うところに、非凡なこだわりとセンスを感じます。







 蛇足だけど、やはり全体感としては「並盛り」の方がバランスが良い。しかし「中盛り」の方が麺の迫力が増すのは当然で、汁から吐き出される炭水化物の風味感が俄然濃ゆい。そのスープの味風景を裏返しをしながら「麺を味わう」と・・・・バランスの心地よいズレが楽しいかもと!。ちょっと表現しきれないな・・・・まだまだレビュアーとして未熟なり。







具:「このレアチャーを食ってしまうと・・・酒モードスイッチが入ってしまう」


 ちくしょー・・・この肉を食うと酒を飲みたかったと悔やまれる。一日の終わりにいい肉といい酒・・・・そしていい汁麺。上品に見えて、割と肉の弾力にフレッシュ感があり、淡白な味わいと肉のほのかな甘みが、塩スープと混じる・・・・うまし!に決まっている。個人的には、この肉に生醤油を2〜3滴垂らして食いたいのだが、マイ醤油持ち込みしてみようかと悪巧み中・・・・。













 総じまして、「飽きずに食えますとも!これからも!!刺激的でない崇高さが素敵な塩麺!」ってな感じで、毎回曖昧なまとめ表現でごめんちゃい。実は、この店ではローテーションを守ってるんです。醤油→塩→煮干し→醤油・・・っていう感じなので、次回は煮干しを食う予定。ところが煮干しから先に売り切れるのが厄介で、そうなると週末のシャッター覚悟になるのかも。で、今回やっぱり酒を飲まなかったのがちょっと悔やまれるので、次回は確実に酒も当てたいと思います。と言うことで、これから先もお付き合いが長そうなので、とっとと詠ってもう寝ます!



   早退社
   平日ガス欠
   気力なし



   気分直しに
   極上塩麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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